東京都知事選で小池百合子氏に大差をつけられた鳥越俊太郎氏。「後出しジャンケン」の候補が勝つことが多いと言われてきた都知事選で、キャスターという知名度もあったのに、なぜ、こんな結果になってしまたのでしょう? 3つ理由から振り返ってみます。 【画像】「初体験は、18の夏がいい」えっ…意表突く選挙ポスター 鳥越氏は、告示2日前に立候補を表明し、野党4党の統一候補(民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちなど推薦)となりました。注目を集めやすかったり、先に表明した人より批判を受けることが少なかったりすると言われる「後出しジャンケン」ですが、さすがに準備不足だったようです。 陣営にビラ3千枚が届いたのは14日の告示日当日。《あなたに都政を取り戻す。》。そんなキャッチフレーズを掲げた三つ折りの名刺サイズで、印刷が追いつかず、15日に3万枚が追加で届くという状況でした。 その時のビラの両面に