精密ミサイルなどを大量配備する中国軍。アジアでの優位性は米軍をしのぐという/Pool/Getty Images 香港(CNN) アジア地域で米軍の優位性が低下する中で、中国軍が開発を加速させているミサイルは、米軍基地をわずか数時間で圧倒し得るとする報告書を、このほどオーストラリア・シドニー大学の米国研究所がまとめた。 インド太平洋地域における米国の防衛戦略は「未曽有の危機の只中にある」と位置付け、中国に対する同盟国の防衛は困難を強いられる可能性があるとしている。 報告書ではさらに、オーストラリアや日本といった米国の友好国が自国の安全を保障するためには、自ら軍事力の増強と再編を行い、米国との連携強化を検討する必要があるとした。 中国軍はこの地域で、米国や他のアジア諸国に比べて圧倒的な進展を見せていると報告書は指摘。中でもミサイル開発については、「中国は強大な精密ミサイルなどの対干渉システムを
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