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ブックマーク / yubais.hatenablog.com (2)

  • フィクションの科学的正当性について - 1400字制限

    先日「シン・ゴジラ」を見てきたので、生物学的な観点からゴジラについてコメントしたい。作中でゴジラのゲノムサイズはヒトの8倍という事から「ゴジラがこの星でもっとも進化した生物である」といった発言があるが、ゲノムサイズというのは別に進化の度合いとは関係ないのでこの発言は間違いである。そもそも進化に大小関係のようなものは無いので「この生物はあの生物より進化している」といった概念は基的に存在しない。たとえばコムギのゲノムサイズはヒトの6倍くらいあるが、自分が焼きたてのパンよりも劣った存在であると認められる人間はどれほどるだろうか。また作中で「シーケンスだけで何年かかるか」と言っているが、現在DNAシーケンサというのはムーアの法則を超える勢いで進化しているため ……といった事を書こうと思ったのだが、そういう話はもっと専門に近い人がやるべきなので止める。それよりも少々メタな話をする。こういう風にフィ

    フィクションの科学的正当性について - 1400字制限
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    sds-page 2016/08/18
    ヒトゲノムプロジェクトも前倒しで終了したしその辺の知見が溜まってる今なら一年くらいでいけるだろうなとは思った
  • アボガドロ数とアボカドの数はどっちが多いか - 1400字制限

    【問題】どっちが多い?— イスカリオテの湯葉 (@yubais) November 6, 2015 アボカドの出荷量は年間400万トン程度。1個300グラムとして100億個程度なので、成熟前のものや出荷されないものを含めても10^11程度だろう。アボガドロ数は 6x10^23 なので12桁違う。桁違いの桁が違う。 「化学のモルが分からなくて理系を諦めた」という人をよく見る。モルは原子の数を扱う単位で、鉛筆をダース(12個)単位で数えるのと同じようなものである。「なんでそれが分からんのかが分からん」と僕は思うが、なにしろ数がべらぼうに大きい(60,000,000,000,000,000,000,000個 = アボガドロ数)せいで人間の思考能力を破壊するのかもしれぬ。そこでアボガドロ数を色々なものと比較してスケール感を掴もうと思う。 地球をアボガドロ数個に分ける 地球を巨大なヨーカンだと思い*

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    sds-page 2015/11/09
    球状の羊羹と言えばまりも羊羹派です
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