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先日、熊本市が「赤ちゃんポスト」の設置を認可したというニュースが流れた。赤ちゃんポスト ―― 親が、育てられない赤ん坊を放置したり殺害したりするのを防ぐため、他人に顔を見られることなく「投函する」ことができる設備だ。ポストで保護された赤ん坊は公的施設の保護下に入ることになる。 今、なぜこのような設備が必要になったのか。その背景には「望まれず生まれてくる赤ん坊」が多数存在するという実態がある。 若すぎる恋愛、レイプ、不倫 ―― 原因はあれこれあるが、結果は一つ。関係する大人たちが「この子さえいなければ」と考える赤ん坊の誕生だ。特に若年層の妊娠中絶が近年増えていることから、十代の出産の多くがこの範疇に入るであろうことは容易に推測できる。 望まれざる赤ん坊がいる一方で、子どもが欲しくても授からなかった夫婦も存在する。需要と供給が存在すれば、人間の命を金銭に換算する相場が立ち上がる。そこに仲
9月22日に投開票が行われた自民党総裁選において、麻生太郎氏が有効得票数の3分の2を獲得して圧勝した。 この総裁選の得票数を見て、わたしには改めて2つのことが分かった。 1つは、自民党という集団が、単に政権側にいたい人の集まりであるだけでなく、主流派に属していたい人の集まりだということである。 わずか1年前の総裁選を思い出してほしい。あのときは、最大派閥である町村派が福田前総理支持を打ち出すやいなや、国会議員全体に雪崩現象が起きた。最後まで麻生氏を支持していた鳩山邦夫氏らの一派を除いて、一斉に福田支持に走ったのである。 ところが今回の総裁選では、麻生有利と見るや、麻生支持に雪崩を起こした。そこには政治家としての理念も理想もなく、ただ主流派に属していたいという欲望があるのみと言われてもしかたがないだろう。 もう1つ分かったことは、国民がようやく小泉マジックから目覚めたということだ。
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