15日午後0時25分頃、奈良市都祁小山戸町の県道で、同市藺生町、奈良県警奈良署地域3課巡査の松本仁志容疑者(45)運転の乗用車が、同市内の男性(67)運転の乗用車と正面衝突、2人が胸の骨を骨折するなど重傷、松本容疑者も軽傷を負った。 天理署員が松本容疑者を飲酒検知したところ、呼気1リットル中0・15ミリ・グラム以上のアルコール分を検出、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕した。 発表によると、松本容疑者は同日午前11時頃、奈良県宇陀市内のスーパー駐車場で、買った焼酎(200ミリ・リットル入り)を車内で飲み、帰宅途中だった。松本容疑者は交番勤務で、この日は公休だった。 奈良県警の福井学首席監察官は「言語道断。厳重に処分するとともに、組織を挙げて再発防止に努める」とのコメントを出した。