馬英九国民党主席が10日から13日まで「日本において流れている反日主義者という懸念を払拭するため」日本を訪問した。当初は15日まで、関西も回る予定だったが、台風が台湾に接近していたため、急遽予定を繰り上げて帰国したという。 ただ、今回の馬主席(うまぬしせき、ではない)の訪日は、民進党を出し抜こうとするあまり焦りすぎたことが裏目に出て、総じて見て失敗だったといえるのではないか? 失敗の一つは、日程繰上げ帰国の判断ミス。 「台風」を理由に予定を急遽繰り上げて帰国したこと。 しかし、「台風」被害に対して、台北市長として指揮しないといけないというなら、13日午後7時着の便ではすでに手遅れで(そのころ台風は台湾に上陸した)、前日12日夜に帰るべきではなかったか。今回の台風は雨台風で、山岳部には大きな被害が出たものの、それほど大きく強いものではなく、台北市周辺は雨・風ともに大きくはなかった。しかし、そ