ローカルの和菓子屋さん巡りは楽しい。 コロナ禍の中、暖簾を守り続ける姿には神々しさも感じることもある。思わずかしわ手を打ちたくなる店主もいる。 戦後二人の首相を輩出した群馬・高崎にある「御菓子司 微笑庵(みしょうあん)」は若い店主(といっても50歳だが)の温故知新ぶりが特出していると思う。 特に「ちごもち」(いちご大福)が人気で、午前中に売り切れることも多々ある。 2年ほど前に訪ねたら、すでに売り切れていた。 なので、今回は電話で確認した。 「季節商品なので、今年はまだなんです。今の時期はみかん大福が美味しいですよ」 それがこれ。 賞味期限が「今日明日中」なので、大急ぎで自宅に持ち帰った。 一個が300円(税別)と安くはない。店では「なごみ」とネーミングで売られていた。 もう一品「こうえつ」(栗蒸し羊羹 同250円)もゲットしてみた。ひょっとしてあの本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)がら名前を