メカスーパーアニメーターとしての庵野秀明はCGの「正確に動かせる」所に惹かれた。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』に3DCGがもたらされたことによる革命 まず初めに小林氏の自己紹介から今回のセッションは始まりました。 アニメに3DCGなどのデジタル技術が使われ始めたタイミングでちょうど業界に入ったという小林氏。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズにて使われていたデジタル表現を自分の思い出話も絡めつつ振り返るのが今回の「プレイバック!『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを主とした、アニメの極私的デジタル表現」というセッションである、という旨を語りました。 小林氏が「CEDECは開発者に向けた専門的なセッションも数多くありますけど、このセッションはちょっとやわらかい感じにエヴァのCGI【※1】技術を紹介します(笑)」と会場の笑いを誘う場面も。 時に、西暦2006年。 話題は『ヱヴァンゲリヲン新劇