文房具業界は、とにかく夏がアツい。なんでかというと、秋冬以降の新製品を発表する展示会がやたらと目白押しになっているからだ。そんな中でも最も規模が大きいのが、文房具の夏フェスこと「国際文具・紙製品展」(通称:ISOT)である。 東京ビッグサイトにメーカーブースがひしめきあい、バイヤーや小売店などの人が押し寄せ、文房具マニアが注目製品に群がる、そんなイベントだ。 今年もそのISOTにずっと入り浸って取材してきたので、そちらの様子をレポートしたい。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:重層型海苔弁への挑戦 > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 大手メーカーのいない夏