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プロジェクトヘイルメアリー ロッキーの検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の素晴らしくも誤訳まみれの翻訳|広島鍋

    この文についてこの文は「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の誤訳についてのものだ。 だから、未読の人はまずは本書を読んでみてほしい。 できれば原書を、それが難しいなら翻訳を。 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は素晴らしい本だ。 原文はもちろん、そして訳文もある程度は。 翻訳がひどいとは言わない。 この本のAmazonのレビューは4.7だ。 ひどい翻訳なら決してこうはならない。 しかし、誤訳は誤訳であり、この翻訳はそれによってある程度損なわれている。 誤訳だらけの素晴らしく読みやすい翻訳と、誤訳のない読みにくい翻訳はどちらがいいか? これはもちろん程度問題なのだが、少なくともこの翻訳については、「誤訳のない読みにくい翻訳よりいい」と言える。 それぐらい読みやすい翻訳だ。 では、なぜぼくは世間にあふれる誤訳のない読みにくい翻訳について書くのではなく、この翻訳——誤訳だらけの素晴らしく読みやすい

      「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の素晴らしくも誤訳まみれの翻訳|広島鍋
    • アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』本日発売! 山岸真氏解説公開|Hayakawa Books & Magazines(β)

      あの『火星の人』の著者、アンディ・ウィアーの最新作『プロジェクト・ヘイル・メアリー』いよいよ本日発売です! 人類滅亡の危機に立ち向かう男を描いた笑いあり涙あり感動ありの極限のエンターテインメント! 年末年始の読書に超! おすすめです。本欄ではSF翻訳業・山岸真さんによる解説を再録します。 解説 SF翻訳業 山岸真 本書は『火星の人』(ハヤカワ文庫SF。映画邦題『オデッセイ』)の作者、アンディ・ウィアーの第三長篇Project Hail Mary(米Ballantine、英Del Rey UK)の全訳である。 できれば本書は、内容についてなんの事前情報もなしに読んでいただくのがいちばんいい。というのは、冒頭で目覚めた主人公(本書の語り手でもある)は、自分が誰で、どこに、なぜいるかがわからず、そこからさまざまな科学的手段やふとしたきっかけを通して状況を解明していく──その過程の面白さが、とくに

        アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』本日発売! 山岸真氏解説公開|Hayakawa Books & Magazines(β)
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