ウクライナの西に異変が起きた。 キエフの南西約200キロにあるヴィーンヌィツャの町がミサイル攻撃を受けて、ヴィーンヌィツャ空港が破壊された。 西側への攻撃は、黒海沿岸をのぞけば、これが初めてだろう。これは、ウクライナ戦争の新局面となるに違いない。 西側というのは、ドニエプル川の西側という意味である。 プーチン大統領の「軍事インフラの破壊は終わった」という舌の根も乾かぬうちに、1日も経っていないのに、この攻撃は実行された。プーチン大統領の戦略は、首都キエフ(キーウ)、ドニエプル川の東、黒海沿岸地域だけではなく、全土を視野に入れている可能性が出てきた。 ゼレンスキー大統領は、西側が同国上空に飛行禁止区域を設ける事を拒否し、戦闘機の提供を渋っている事を再度批判。 「私達は人間であり、私達を守ることはあなた方の人道的義務である」、「少なくとも私達が身を守れるような飛行機を与えないのなら、私達の結論