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ベートーヴェン 悲愴の検索結果1 - 31 件 / 31件

  • 間違いだらけのクラシック音楽史の表を修正してみた

    https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1664833 ↑このブコメで賞賛されている表がかなりデタラメなので修正してみた。 とりあえず同じように1600年代から始めます。「オケゲム、マショー、パレストリーナ、ジョスカン・デ・プレがないぞ」とかいう意見もあるようですが、それはもっと以前だから書いていないだけです。 作曲家の「生まれた年」ではなく「主に活躍した時代」で書きます。これに文句を言っている方もおられるようですが、何故かと言うと例えば生まれは1600年代終盤だけれど音楽家として活躍し世に認められたのは1700年代になってから、といったような例があるからです。 「あれは記憶だけで描いてるから素晴らしい」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、これも資料などは参照せず、ほぼ脳内の情報だけで書いております。 1600年代前半イタリアモンテヴェ

      間違いだらけのクラシック音楽史の表を修正してみた
    • クラシック曲ガイド(増田) を見やすくしたよ。

      anond:20210210062305 (クラシック曲ガイド) を見やすくしたよ。 はてな記法で、分類表示した。テキストは変えていません。 §1600年代前半 イタリアモンテヴェルディ  (みんな知ってる「私を死なせて」)カッチーニ  (「アヴェ・マリア」が有名だが実はソ連の音楽学者ヴァヴィロフの贋作。真作で有名なのは「アマリッリ」)ドイツシュッツ  (「ドイツ音楽の父」として有名)シャインシャイト  (以上3名は「ドイツ三大S」として有名) §1600年代後半 イタリアコレッリ  (「ラ・フォリア」が有名)おフランスリュリ  (バロック・フランスオペラの第一人者)ドイツパッヘルバル  (「カノン」だけが有名)イギリスパーセル  (オペラ「ディドーとエネアス」が有名) §1700年代前半 イタリアヴィヴァルディ  (「四季」の人)アルビノーニ  (「アルビノーニのアダージョ」が有名だが贋

        クラシック曲ガイド(増田) を見やすくしたよ。
      • 百田尚樹『クラシックを読む3』 を読みながら音楽を聴いてみた - ベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」 - - 時の化石

        どうもShinShaです。 今回は百田尚樹さんの著書『クラシックを読む3』に関する記事です。 このシリーズの記事も3回目。 本当にこのシリーズの本は面白いですね。 おカタイ普通のクラシック本には絶対に書いていない音楽家の人生のドラマが綴ってあります。 ベートヴェンやモーツァルトのような天才でも、人生に苦悩し懸命に音楽を創ったのだと知りました。 百田さんの文章には熱があり、ついついその音楽を聴いてしまいます。 そして、その曲がまた素晴らしいのですね😃 この本のサブタイトルは「天才が最後に見た世界」。 今回はベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」のエピソードをご紹介します。 百田尚樹氏について 『クラシックを読む3』から ベートーヴェン 「ピアノ・ソナタ第8番 悲愴」 スメタナ「モルダウ」 サブスク ミュージックを聴こう モーツァルト「レクイエ

          百田尚樹『クラシックを読む3』 を読みながら音楽を聴いてみた - ベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」 - - 時の化石
        • 未経験のピアノ初心者が1年間練習したらどのくらい弾けるようになるのか?(1日の練習時間や教本なども紹介) - 日常にツベルクリン注射を‥

          皆さんは何か趣味とかありますか?私は2021年11月から突然変異的にピアノを弾くようになりました。 そもそも私ツベルクリンは 小学校時代の習い事は書道教室&スイミングくらい 中学~大学時代は陸上部所属 楽器経験無し 『音程?何それ?(*'ω'*)』 という文字が書ける体育会系に全振りした人生を送ってきました。 現在私は月2回、ピアノの先生に習いに行っています。全国展開を行う「シアーミュージック」という音楽スクールです。ピアノだけではなくギターとかボイスレッスンとかとにかく音楽習いたい奴は集まれぇ~!みたいなスクールです。WEB上でレッスンの予約ができ、WEB上にアップされている習いたい先生のシフトから好きな時間を選んで通うことが出来ます。 そして現在、ピアノを始めてちょうど1年が経ちました。楽器未経験のガチ初心者の大人が1年間ピアノを練習するとどのくらい弾けるようになるのか、私の状況を説明

            未経験のピアノ初心者が1年間練習したらどのくらい弾けるようになるのか?(1日の練習時間や教本なども紹介) - 日常にツベルクリン注射を‥
          • イヤーモニター SONY MDR EX800ST レビュー 〜 やっぱSONYはすごいや - 時の化石

            どうもShinShaです。 今回の記事は、イヤーモニター SONY MDR EX800STのレビューです。 ついこの前まで、SONYの有線イヤホンを買うなんて思っていませんでした。 直径16mmの大型ダイナミックドライバー搭載。 音楽業界標準のヘッドホン MDR-CD900STのイヤーモニター版。 しかもweb のユーザー評価はものすごく高い。 今回のレビューの結論としては強くオススメできる製品です。 原音に忠実、全音域にわたる過不足ないバランスよい音質。 モニターの構造により音圧が抜け、密閉型イヤホンにはない自然な音が聴こえます。 個人的には、ボーカル曲、ジャズ、POPSの再生に適していると思います。 楽器だとピアノ、ベース、テナー・サックス、チェロなどの音が良いですね。 やっぱSONYはすごいや😃 この製品はスマートホンでも必要な音量を確保できます。 詳細なレビューは下記を参照くださ

              イヤーモニター SONY MDR EX800ST レビュー 〜 やっぱSONYはすごいや - 時の化石
            • 今、ベートーヴェンを聴く意味とは。交響曲 第5番〝運命〟より第2~4楽章 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

              第1楽章冒頭の自筆譜 自由・平等・博愛を追求した作曲家 ベートーヴェンの、あまりにも有名な交響曲 第5番 ハ短調〝運命〟。今回は、第2楽章から最後まで聴きます。 ベートーヴェンの音楽は、ハイドン、モーツァルトの影響を大きく受け、その基盤の上に成り立っていますが、音楽の個性はかなり違っています。 一番の違いは、彼自身の感情や思いというものが、かなり強く反映されているということです。 また、そこには社会性、特に、貴族社会から市民社会へという世界史の転換期にあった時代精神も大きく盛り込まれています。 先輩であるモーツァルトは、時代の転換に直面した最初の作曲家で、身分差別に反発し、宮廷を飛び出して自由な音楽家としての生活を志向しました。 そして、広がる啓蒙思想や自由、平等、博愛という理念を、『フィガロの結婚』や『魔笛』といった作品に盛り込みましたが、フランス革命の進展を見ることなく、世を去りました

                今、ベートーヴェンを聴く意味とは。交響曲 第5番〝運命〟より第2~4楽章 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
              • 〝新しい道〟の第1歩。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第16番 ト長調 作品31-1』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                ベートーヴェンの〝新しい道〟とは 前回の〝田園〟に続き、この時期のベートーヴェンは、間髪を入れずピアノソナタを次々に作曲、出版していきます。 次の作品は、久々のオーソドックスな3曲セットとなった作品31。 第16番 ト長調、第17番 ニ短調《テンペスト》、第18番 変ホ長調の3曲です。 しかし、セット販売されたのは作曲から2年後で、はじめは最初の2曲がセット、第18番は《悲愴》とカップリングされて出版されました。 ただ、当時マネージャー役をしていた弟カールが、ライプツィヒの出版社ブライトコップフ&ヘルテル社あてに〝3つのソナタ〟として売り込んだ1802年4月22日付の手紙が残っているので、ベートーヴェンがセットを意識して作曲した可能性は高いです。 また、この3曲は力作にも関わらず、誰にも献呈されていないのが謎とされています。 第15番までは〝実験的ソナタ期〟で、ソナタの形をあえてぶち壊して

                  〝新しい道〟の第1歩。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第16番 ト長調 作品31-1』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                • みんな大好き!ベートーヴェン『ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13《悲愴》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                  比較的弾きやすい?傑作 ベートーヴェンの生い立ちから、一般的には馴染みの薄い若い頃の作品を聴いてきましたが、ようやくポピュラーな作品に出会うことになります。 『悲愴ソナタ』です。 〝月光〟〝熱情(アパッショナータ)〟とともに、ベートーヴェンの3大ソナタと称えられる名作です。 激しい情熱と深い抒情をはらんだこの曲は、聴く人を誰でも魅了してしまいます。 友人のピアノ教室の発表会で、小学生がこれを見事に弾いたのを聴いて、妻は椅子から転げ落ちんばかりに驚いていました。 妻はこの曲を聴いたことがなかったらしく、目の前で神童が奇跡を起こしたように感じたようです。 ピアノの弾けない私には分かりませんが、この曲にはそれほど難しい演奏技術は求められていないようです。 大学時代に友人がこの楽譜を貸し借りしているのを見て、こんな曲が弾けるのか!?と問いただしたところ、けっこういけるよ、という答えに驚いた記憶もあ

                    みんな大好き!ベートーヴェン『ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13《悲愴》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                  • 天才少年が作った前衛作品と、最大の師ネーフェ。ベートーヴェン『選帝侯ソナタ』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                    クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェ(1748-1798) 学校の勉強はできなくても ベートーヴェン少年は、学校の勉強は苦手だったようです。 公立の小学校に入学したものの、当時の同級生からは、怠け者だったという証言があります。 大人になってからも、ベートーヴェンは計算が苦手だったとか、文章にも誤りが多いとか言われ、幼い頃サボっていたからだ、といわれていますが、学校の成績は将来の成功とは必ずしも因果関係はありません。 中学・高校にあたるギムナジウムには進学しませんでしたが、大人になってからのベートーヴェンは読書家で、インド哲学にまで興味を示していますから、知的好奇心旺盛で高い教養を身につけています。 要するにベートーヴェンは、嫌いなことは一切やらず、好きなことには没頭するタイプだったのです。 没頭したのはオルガン、クラヴィーアといった鍵盤楽器の演奏で、教会や修道院に行っては修道士に教えを乞

                      天才少年が作った前衛作品と、最大の師ネーフェ。ベートーヴェン『選帝侯ソナタ』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                    • 印刷屋さんのミスで独立した曲。ベートーヴェン『ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 作品23』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                      ベートーヴェンはヴァイオリンが苦手? 前回に続き、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを聴いていきます。 サリエリに捧げた、初の出版作品である作品12の3曲(第1番 ニ長調、第2番 イ長調、第3番 変ホ長調)を作曲したのが1797年から1798年にかけてですが、ちょうど、ピアノ・ソナタ『悲愴』を作曲した頃です。 ベートーヴェンの前衛的な試みとしては、ややピアノ・ソナタの方が先行している感じもしますが、それはやはり彼自身がヨーロッパ一の名手だったからでしょう。 ベートーヴェンはボン時代、ケルン選帝侯宮廷楽団ではヴィオラ奏者でしたから、それなりの腕前だったはずですが、大都会ウィーンのコンサート会場で披露するほどの技量ではなかったと言われています。 ウィーンに来てから、仲良しのシュパンツィヒや、何人かのヴァイオリニストにある程度の手ほどきは受けたらしく、サロンで人前で弾いた記録も残っていますが、

                        印刷屋さんのミスで独立した曲。ベートーヴェン『ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 作品23』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                      • 弟が勝手に分割して売り飛ばした?ベートーヴェン『2つのやさしいピアノ・ソナタ 作品49(第19番&第20番)』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                        プライベートな教材用ソナタ 引き続き〝18世紀のベートーヴェン〟を聴いていきます。 まだ、運命の耳の病に気づくか気づかないか、という頃です。 ベートーヴェンはピアニスト兼作曲家としてメキメキと腕を上げ、名声もうなぎ登りでしたが、定職はないので、貴族や富豪の子女へのピアノレッスンが大きな収入の柱でした。 そんな頃、1795年から1797年あたりに作られたと考えられる、初心者向けのピアノソナタがあります。 ピアノソナタ 第19番 ト短調と、第20番 ト長調 作品49です。 このふたつのソナタは「ソナチネアルバム 第1巻」に収められていて、モーツァルトの第16番(旧第15番)ハ長調と並んで、ピアノを習っている人にはお馴染みの曲です。 www.classic-suganne.com 素朴な疑問だらけの曲 でもこの2曲には、いくつか、あれ?と思う疑問があります。 まず、作曲時期が、ピアノソナタでいえ

                          弟が勝手に分割して売り飛ばした?ベートーヴェン『2つのやさしいピアノ・ソナタ 作品49(第19番&第20番)』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                        • モーツァルトとの一瞬の出会い。ベートーヴェン『3つのピアノ四重奏曲』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                          姉のマリー・アントワネットと夫のルイ16世を訪ねたケルン選帝侯マクシミリアン・フランツ(左) 新しい主君はマリー・アントワネットの弟 ベートーヴェンが12歳(触れ込みは11歳)のとき、1783年に『選帝侯ソナタ』を作曲、献呈したケルン選帝侯マキシミリアン・フリードリヒ大司教は、その翌年、1784年に逝去します。 ケルン大司教は聖職者ですから世襲ではなく、後任は形式的にはローマ教皇によって選ばれます。 中世にはこのような領主、君主でもある聖職者の叙任権をめぐって教皇と皇帝が争い、「カノッサの屈辱」などの事件で有名ですが、この時代には実質は皇帝とドイツ有力領邦君主たちの合議で決まっていたと考えられます。 そんなわけで、この度の後任は現皇帝家であるハプスブルク家から選ばれました。 前皇帝フランツ1世と、オーストリア女帝(正式には皇后・女大公)マリア・テレジアの末息子(第16子)にして、現皇帝ヨー

                            モーツァルトとの一瞬の出会い。ベートーヴェン『3つのピアノ四重奏曲』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                          • 時代を〝近代〟に進めたシンフォニー。ベートーヴェン『交響曲 第3番 変ホ長調 作品55《エロイカ(英雄)》第1楽章』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                            アントワーヌ=ジャン・グロ『アルコレ橋上のボナパルト』1796年 19世紀に突入させた一撃 1804年12月。 ベートーヴェンは、パトロンのひとり、ロプコヴィッツ侯爵の館にて、新しいシンフォニーの試演(リハーサル)を行います。 この館は今では演劇博物館になっており、試演された部屋は〝エロイカ・ザール〟と呼ばれています。 この部屋で初めて世に鳴り響いた音こそ、歴史を変える音楽でした。 その曲は、交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55《エロイカ(英雄)》。 ショーンバーグの評論を引用します。 1805年に初演された『エロイカ』は、音楽史上の転換点の一つになっている。この交響曲の完成するまでは、ベートーヴェンは18世紀に根を下ろした作曲家であった。たしかに彼の音楽はハイドンやモーツァルトの作品よりも、ずっと野性的であった。作品18の6つの弦楽四重奏曲は新世界を示唆した(しかし、ただ示唆しただけであ

                              時代を〝近代〟に進めたシンフォニー。ベートーヴェン『交響曲 第3番 変ホ長調 作品55《エロイカ(英雄)》第1楽章』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                            • ネガティブがある世界で生きることを楽しむ - 前向き気づき日記

                              今日も柔らかな空気が心地よい一日でした。 昨日の夜、セミナーが無事終わり、 ブログを書き終え、充実感を味わい、 世界って力まないでいると調和して心地いいなぁと感じ、 くつろいでいる時に、 ふと久しぶりに昔登録したままだった youtubeの再生リストを見ました。 するとそこにはすっかり入れたことも忘れていた 懐かしい歌がたくさん入っていて、 ああ、この曲好きだったな、 この曲は名曲だな、 懐かしいなぁと思いながら見ていました。 それを聴いていると、 おすすめに山崎まさよしさんの 「one more time, one more chance」という曲や、 宇多田ヒカルさんの「first love」などが出てきて、 久しぶりに聴いてこれも名曲だな、 名曲は時間が経っても色褪せないなと思いました。 どちらも失恋の曲ですが、 昔失恋をした時によく聞いた、などではなく、 そして今別れるなどもなく、

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                              • 魂を揺さぶる音楽。ベートーヴェン:ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 作品57《アパッショナータ(熱情)》 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                ベートーヴェンの演奏を聴く友人たち 中期の最高傑作 今回は、ベートーヴェンのピアノソナタ 第23番 ヘ短調 作品57《アパッショナータ(熱情)》を聴きます。 ベートーヴェン中期の頂点を極めた、最高傑作とされています。 《悲愴》《月光》と並び称して、ベートーヴェンの〝3大ソナタ〟とされていますが、傑作は《ワルトシュタイン》など他にもたくさんあるので、〝3大短調ソナタ〟あるいは〝3大人気ソナタ〟といったニュアンスと思います。 作曲は、1804年あたりから、オペラ『レオノーレ(フィデリオ)』と並行して作曲され、1805年には一応完成し、出版交渉に入っていますが、その後もベートーヴェンはこの楽譜を持ち歩き、修正を加え続けました。 自筆譜は残っていて、それを見ると最終楽章に一番手を加え続けていたのが分かるということです。 相当に思い入れの強い曲でもあったようです。 この曲の特徴について、ベートーヴェ

                                  魂を揺さぶる音楽。ベートーヴェン:ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 作品57《アパッショナータ(熱情)》 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                • 微笑ましい夫婦ゲンカの曲?ベートーヴェン『2つのピアノソナタ 作品14 《第9番 & 第10番》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                  アウトドアとインドアの使い分け? ベートーヴェンのヴァイオリンソナタを聴いてきましたが、再びピアノソナタに戻りましょう。 第8番 ハ短調『悲愴』のインパクトは強烈でしたが、この第9番と第10番は、また優しい調子になります。 ただ、第7番から第10番までは、ほぼ同時並行の時期に作られたと考えられますので、順番に発展していった、というより、色々なタイプの曲を実験的に作っていた、ということかと思います。 『悲愴』や続く第11番は〝大ソナタ〟と題されて、その名の通り、コンサートホールで満場の聴衆を圧倒するような迫力があります。 でも、間に挟まれたこの「作品14」の2曲セットは、愛らしく、こじんまりとしていて、サロン的、室内的です。 かといって内容が薄い、というわけではないですし、むしろ、より緻密な彫琢が施されているのです。 この頃のソナタは、アウトドア用とインドア用に書き分けていたかのように感じま

                                    微笑ましい夫婦ゲンカの曲?ベートーヴェン『2つのピアノソナタ 作品14 《第9番 & 第10番》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                  • 『スタンフォード式 最高の睡眠』の著者監修。最高の睡眠と目覚めのためのクラシック名曲集リリース決定 - Walking Bear ~テレワーカー Nikkiくん の日記~

                                    おはようございます。 テレワーカーのNikkiです。 9月になり最高気温も少しは低くなりましたが、まだまだ残暑厳しい毎日です。 先日発表になりました1ヶ月予報。関東から九州では、35度以上の猛暑日になる日もありそうです。 9月後半になると、北海道から東海、北陸は季節がグッと進みそうです。 体調管理に気を付けて、暑さやだるさを感じたら、早めに水分や休憩をとるなどして、体調を崩さないよう、お気をつけください。 さて、暑くて寝苦しい日は少なくなりましたが、みなさんはぐっすりと眠れてますか?朝の目覚めはいかがですか? 最高の睡眠と最高の目覚めはやはり憧れるものですね。 そんな最高の睡眠と最高の目覚めをするためのお手伝いというCDが発売されます。 出典:ユニバーサル ミュージックジャパン 『スタンフォード式 最高の睡眠』の著者として知られるスタンフォード大学医学部精神科教授の西野精治氏が監修した

                                      『スタンフォード式 最高の睡眠』の著者監修。最高の睡眠と目覚めのためのクラシック名曲集リリース決定 - Walking Bear ~テレワーカー Nikkiくん の日記~
                                    • チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 - クラシック音楽とオーディオが大好きなblog

                                      1878年に作曲されたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスのヴァイオリン協奏曲と並び、4大ヴァイオリン協奏曲と称されています。しかし、初演時の評価は散々だったようで、スポンサー?のメック夫人からは褒められず、当時のロシアで有名なヴァイオリニストのレオポルト・アウアーからは演奏不能だと初演を拒否され、1881年に何とか初演にこぎつけたものの、高名な批評家のハンスリックからは「悪臭を放つ音楽」と酷評されるありさまだったとか。 しかし、初演のヴァイオリン・ソロを受け持ったアドルフ・ブロツキーはこれにめげることなく、その後もさまざまな機会にこの作品を演奏し続けたことから、しだいに評価を得るようになったんだそうです。最初に拒否したアウアーも後には演奏しだしたといいます。ブロツキーの執念がなかったなら、そのまま消えてしまったかもしれないのです。この作品の

                                        チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 - クラシック音楽とオーディオが大好きなblog
                                      • 【ADHD長男】ピアノ発表会でトリを飾る - 発達障害ファミリーの幸せライフハック生活

                                        こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。 幼稚園からピアノを習い始めた長男(ADHD 13歳)が、ピアノの発表会でベートーヴェンの「悲愴」第3楽章を弾きました。途中ちょっととちったけれど、最後まで堂々と弾き切りました。 ピアノ教室の先輩たちも年々卒業していき、気づいたら長男が発表会のトリになっていました。自分は小4でピアノをやめたので、勉強と部活で忙しい中ピアノにもしっかりと取り組む長男が、我が子ながらとても眩しいです。 これまで発表会で弾いた曲 発表会ではこんな曲を弾いてきました。 小2:ハイキング 小3:紡ぎ歌 小4:エチュードアレグロ 小5:バウムクーヘン 小6:ワルツエチュード 中1:発表会中止 中2:ピアノソナタ第8番「悲愴」第3楽章 毎年実力よりも難しい曲を選んで、先生に「それは来年にしたら?」と言われています。発表会が間近に迫っても完成してなくていつも心配になりますが、最後は

                                          【ADHD長男】ピアノ発表会でトリを飾る - 発達障害ファミリーの幸せライフハック生活
                                        • Schumann: Fantasie Op.17 etc@Claire Désert | MusicArena

                                          MIRAREの少し前の録音から、クレール・デゼールが弾くシューマンの幻想曲、ロマンスほか。 https://tower.jp/item/4774912 Claire Desert plays Schumann Schumann: Fantasie in C major, Op.17 1.Durchaus phantastisch und leidenschaftlich vorzutragen 2.Mässig, durchaus energisch 3.Langsam getragen Schumann: Romances (3), Op.28 1.Sehr markirt 2.Einfach 3.Sehr markirt Schumann: Waldszenen, Op.82 1.Eintritt 2.Jäger auf der Lauer 3.Einsame Blumen 4.Ver

                                            Schumann: Fantasie Op.17 etc@Claire Désert | MusicArena
                                          • 3大巨匠風の3曲セット?ベートーヴェン『3つのピアノソナタ 作品10 《第5番・第6番・第7番》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                            いびつな3曲セット 前回取り上げた初期の壮大なピアノソナタ、第4番 変ホ長調 作品7を1797年に出版したあと、翌年、続けざまに若きベートーヴェンは、今度は3曲セットでピアノソナタを出版します。 それが『作品10』です。 献呈者は、ブロウネ伯爵夫人アンナ・マルガレーテ。 ご主人のブロウネ伯爵ヨハン・ゲオルグとともに、この夫妻はベートーヴェンの熱烈な支持者でした。 ベートーヴェンは伯爵に対しても3つの弦楽三重奏曲 作品9を献呈し、『私の最も優秀な作品を、私の芸術の最高の愛護者に捧げる』と、最高の表現で献辞を記していますから、その関係の深さがうかがえます。 ベートーヴェンはこの夫妻にはほかにも重要作品を献呈し、1803年に夫人が若くして世を去ったときには、哀悼のため歌曲を伯爵に贈っています。 さて、この『作品10』のコンセプトはなかなか解釈が難しいところです。 ベートーヴェンはピアノソナタを、

                                              3大巨匠風の3曲セット?ベートーヴェン『3つのピアノソナタ 作品10 《第5番・第6番・第7番》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                            • 大きな声では言えないがモーツァルトが苦手だった - 夢でささやくピアノ

                                              「弦楽器とピアノ」でモーツアルト モーツァルトの良さがわからなかった オペラ「ドン・ジョバンニ」をYouTubeで見る オペラ「ドン・ジョバンニ」中のメヌエット 「弦楽器とピアノ」でモーツアルト GW明けにクラシックピアノの先生が企画された「弦楽器とピアノ」というイベントがある。 一番に申し込んだわりにはよく内容がわかっていないのだが、なんでも先生の生徒さん(私をも含めたピアノ学習者)が、先生のお知り合いである弦楽器奏者(バイオリン、チェロ、コントラバス)とアンサンブルをさせていただくことによって、ピアノ演奏にも役立つ弦楽器奏法の手ほどきを受ける、というものらしい。 課題曲の楽譜は、私がコロナに罹る前にすでに先生から渡されているが、そのなかのひとつにモーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」に出てくるメヌエットというのがある。 この曲はピアノソロの楽譜が「トンプソン 現代ピアノ教本」という教

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                                              • European Jazz Trio - 🎧NyanてWanだふる音楽箱🎵

                                                European Jazz Trio(ヨーロピアンジャズトリオ)ジャズが苦手な人でも知っている曲をUPしましたので、聞きやすいかと思います。 結成30周年以上のヨーロピアン・ジャズ・トリオですね。本格的なジャズファンからは一時ボロクソに言われていたようです。 オランダの実力派アーティストで、ジャズのスタンダード、クラシック、ポップス、映画音楽、幅広いレパートリーで魅了してきました。 ヨーロッパならはでの雰囲気のジャズですよね。 🎶~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~🎵 ● European Jazz Trio  PATHETIQUE /ベートーヴェン悲愴2楽章 youtu.be ●European Jazz Trio Superstar youtu.be ●European Jazz Trio - Lady Madonna youtu.be ●Norwegian Wood - Eu

                                                  European Jazz Trio - 🎧NyanてWanだふる音楽箱🎵
                                                • 【ベートーヴェン】音大生が解説する「悲愴ソナタ」の弾き方 - ピアノ部(旧貧乏音大男子は語る)

                                                  にほんブログ村 ベートーヴェン作曲「ソナタ第8番ハ短調Op.13(悲愴)」は、ベートーヴェンが名付けた2つのソナタのうちの1つです。長い序奏のついた初めての作品で、第2楽章は特に有名です。第1楽章のオクターヴトレモロ、第2楽章は低音域に注意です。第3楽章は特にテンポが厄介です。有機的にまとめられた悲愴を、音大生のこうきが解説しました。 koukipfblog.com

                                                    【ベートーヴェン】音大生が解説する「悲愴ソナタ」の弾き方 - ピアノ部(旧貧乏音大男子は語る)
                                                  • ☆市民ピアノリレー☆ - ぴあのだいすき☆40代ピアノ再開

                                                    年に2回行われているらしい「市民ピアノリレー」 初めて知った! エントリーは、初級 中級 上級 があり、年齢制限はない。 プログラム見たら幼稚園生〜大人まで演奏があるみたいで、とても楽しみに聴きに行って来ました🎵 市の大ホールです。先週のピアノの発表会は同じ所の中ホールでした。 こちらのホールには、 ヤマハ、カワイ、スタインウェイ、ベーゼンドルファー入っていて、 今回は、ベーゼンドルファーを弾こう!のピアノリレーです。 (先月の中学の合唱コンの時はスタインウェイで、ピアノ発表会はカワイでした😊) 今日のピアノリレーの感想を一言!! とってもハイレベルな演奏会でした✨✨ これはコンクールか?と場所を間違えたかと思ったくらい。 お子様も大人も、皆さん、本当に素晴らしい演奏なので感動しっぱなしの4時間。 特に初級、中級に出てるお子様は、選曲から衣装、立ち振る舞いまで全てがコンクールです。 ソ

                                                      ☆市民ピアノリレー☆ - ぴあのだいすき☆40代ピアノ再開
                                                    • フリースタイルピアニスト・けいちゃん、「ストリートでの楽器演奏」の楽しさを葉加瀬太郎と語る | J-WAVE NEWS

                                                      フリースタイルピアニストのけいちゃんが、自身のルーツや演奏時のエピソードなどについて語った。 けいちゃんが登場したのは、J-WAVEの番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。オンエアは7月1日(土)。 3歳からクラシックピアノ けいちゃんは1996年生まれ。耳コピや立奏、マッシュアップ、即興など型にとらわれないピアノ演奏を得意とし、2019年からYouTubeでストリートピアノを演奏する動画を投稿。これまでの総視聴回数は3億回を超えるなど、抜群の人気を誇っている。また、先月はみずからボーカルを務めた新曲『シンフォニア』を配信リリースした。 葉加瀬:そもそもは普通にクラシックピアノを弾いていたんですか? けいちゃん:ずっと。3歳から大学2年生ぐらいまではクラシックピアノをやっていて。 葉加瀬:それで音楽系の大学に行ったの? けいちゃん:国立音楽大学に。

                                                        フリースタイルピアニスト・けいちゃん、「ストリートでの楽器演奏」の楽しさを葉加瀬太郎と語る | J-WAVE NEWS
                                                      • ハロプロ曲の元ネタ・似てる曲3 ショパン、ベートーベンが℃-ute - 未来は私のものよ

                                                        ハロー!プロジェクトの全曲から 元ネタ・似てる曲・オマージュ 集めちゃいました (パクリじゃなくてインスパイア) ショパンとベートーヴェンを合体させるとこうなります ※ハロプロ曲 → 元ネタ・似てる曲の順に紹介します ※紹介する楽曲は、ブログ主の主観で似てると思った曲を含みます ※同じ楽曲を複数回紹介する場合があります ℃-ute - 夢幻クライマックス(2016) ショパン - 練習曲作品10-12「革命のエチュード」(1831) ベートーヴェン -ピアノソナタ第14番「月光」第3楽章(1801) Gloria Gaynor - I Will Survive(1978) ABBA - Thank You For The Music(1983) ℃-ute - 夢幻クライマックス(2016) 作詞:大森靖子 作曲:大森靖子 編曲:大久保薫 ℃-ute『夢幻クライマックス』(℃-ute[Dr

                                                          ハロプロ曲の元ネタ・似てる曲3 ショパン、ベートーベンが℃-ute - 未来は私のものよ
                                                        • ピアノソナタの頂点!ベートーヴェン「ピアノソナタ」全曲難易度順!! | しろくろ猫のおもむくまま

                                                          ソナタまで弾けるようになった方は、ベートーヴェンのピアノソナタを1曲くらいは勉強したのではないでしょうか? 本格的にピアノを学ぶものにとって、ベートーヴェンのピアノソナタは避けては通れない作品だと思います。彼のピアノ作品の中で1番重要なものはやはりピアノソナタです。 鍵盤楽器のためのソナタはベートーヴェンよりも前に活躍したハイドンやモーツァルトも作曲していますよね! しかし、彼らはピアノを想定して書いたのではなく、主にチェンバロやクラヴィコードなどを想定して書いていました。 対してベートーヴェンはピアノで作曲し、ピアノで弾くことを想定して書きました。他の鍵盤楽器を考えることなくピアノのために作曲をした初めての作曲家だったのではないでしょうか。 それはピアノの楽器自体の発展も深く関係しています。 ピアノソナタは彼にとって、とても重要な作品で一時期だけ作曲したのではなく、生涯をかけて作曲してい

                                                            ピアノソナタの頂点!ベートーヴェン「ピアノソナタ」全曲難易度順!! | しろくろ猫のおもむくまま
                                                          • ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2020 「Beethoven ――ベートーヴェン」公式サイト

                                                            ルネ・マルタンからのメッセージ 西洋史上もっとも偉大な天才の一人、ベートーヴェン。彼の生誕250周年が、2020年に世界中で祝されます。今回のラ・フォル・ジュルネ(以下、LFJ)では、ベートーヴェンの有名な傑作の数々はもちろんのこと、通常のコンサートでは滅多に聴くことのできない「レア」な楽曲や、彼自身が手がけた編曲作品、そして同時代や後生の音楽家たちに与えてきた影響にも光を当て、彼らによるベートーヴェン楽曲の編曲作品も選りすぐって皆さまにお聴きいただきます。 また、20世紀以降もベートーヴェンにオマージュを捧げる新作が次々に生まれていますが、それらの作品のほか、今回のLFJで初めて演奏される魅惑的なオリジナル・プロジェクトの数々も用意して、皆さまをお待ちしています。 ベートーヴェンの音楽、そして彼からインスピレーションを受けた多彩な「音楽家たち」が一堂に会するLFJが、皆さまに沢山の発見を

                                                              ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2020 「Beethoven ――ベートーヴェン」公式サイト
                                                            • 🙋‍♂️『のだめ』クラシック音楽辞典 🎶 〈第1巻〉 - 武蔵野つれづれ草

                                                              先日妻が『のだめをリスペクト』という記事で、ドラマ「のだめカンタービレ」の裏話をご紹介したが、そのあとその原作を二人で読み始めたら、「カルビーのかっぱえびせん」状態となってしまった。もう、やめられない、とまらない。我が家は、今「のだめ」の再ブームである。 musashino007.hatenablog.com 図書館から新装版(全13巻)を1巻ずつ借りて第6巻まできたのだが、何度も繰り返して読みながら、二人して大笑い。食卓では面白いシーンの話で盛り上がっている。 漫画なのに、頭の中では登場人物が喋っている。そして演奏も聴こえてくる🎶・・ような気がするが、残念ながら聴こえてはこない。YouTubeで音楽を探して聴くが、本を返した途端に、どの場面でどんな楽曲だったか忘れてしまう。 そこで、「のだめ」の中のクラシック音楽をその場面と共に記録して、聴きたい時にいつでも気軽に参照できる辞典ぽいもの

                                                                🙋‍♂️『のだめ』クラシック音楽辞典 🎶 〈第1巻〉 - 武蔵野つれづれ草
                                                              • モーツァルトとベートーベンの徹底比較:神童VS楽聖 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

                                                                モーツァルトとベートーベンの徹底比較:神童VS楽聖 この2人の作曲家は、ヨーロッパ音楽の最高峰に位する人たちであり、それでも持ち味は正反対とも言えるほど違うので、どんなものだか考えてみました。 ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756-1791。子供のころから「神童」と呼ばれ、35歳で死ぬまでそう呼び続けられた天才です。ルートビッヒ・ファン・ベートーベンは1770-1827。モーツァルトによって大成された古典派音楽を発展させ、ロマン派音楽の興隆に道をつけました。57歳で没します。晩年は難聴に苦しみ、その中で「交響曲第9」を作曲し、その苦難とその克服を成し遂げたことを称え、「楽聖」とも称されます。案外この2人、思っていたほど親子ほどには歳は離れておらず、むしろ歳の離れた兄弟である年恰好です。 論より証拠、この2人の特徴対比の一覧表を作ったので、ご一読下さい。 この表で大体言い尽くし

                                                                  モーツァルトとベートーベンの徹底比較:神童VS楽聖 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
                                                                1