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  • 【2022年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    今月は歴史専門書の数が多いです 2022年1月~3月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。今回は50冊あります。 高校で「歴史総合」が始まるにあたって、歴史をどう見るかといった視点の本が今回は多い印象でした。 ※追記 昨今のウクライナ情勢も踏まえて、やや趣旨が異なりますが、ウクライナの歴史やロシア・ウクライナ関係史の書籍も記事末にまとめておきます。 新書 今期はあまり世界史関連の新書はあまり多くありませんでした。個人的な注目はこの二冊です。 リヒトホーフェン―撃墜王とその一族 中国思想史 1. 『リヒトホーフェン―撃墜王とその一族』 中公新書 森貴史 著 2022/1/19 税込968円 リンク 「赤い男爵」ことマンフレート・フォン・リヒトホーフェンは、真紅の機

      【2022年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    • 【2019年7月版】世界史関連の面白そうな新刊35冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

      2019年前半に発売された面白そうな世界史関連の本 半年ぶりの新刊紹介です。 半年もたつと山のように世界史関連の新刊が発売されるんですが、全部紹介すると大変なので、ぼくが「あ、これは面白そう」「これは読みたい」と思ったもののみ紹介します。それでも35冊ありますが、どうぞお付き合いください。 紹介順はおすすめ順とかではなく「正統派→マニアック→変わり種」という順です。 1. 図説 十字軍(ふくろうの本/世界の歴史) 櫻井康人著 河出書房新社(2019年2月14日発売) 図説 十字軍 (ふくろうの本/世界の歴史) 作者: 櫻井康人 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/02/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 現在のキリスト教世界とイスラームとの対立にも通じる十字軍は、今、その本質が見直されている。真の目的は何だったのか?約700年間に渡る十字軍史を、多様な角

        【2019年7月版】世界史関連の面白そうな新刊35冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
      • 【2020年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

        2020年6月〜2020年9月の世界史関連の新刊の紹介 新型コロナウイルスの影響で各社延期していたのが一気に出たのか偶然かは分かりませんが、今期は世界史関連の本が多かったです。いつもは30冊の紹介ですが、今回は50冊紹介いたします。 この記事ですが、ブックマークしてメモ代わりに使ってもらえるといいと思います。ぼくも大型本屋に行ったときは、この記事を見ながら本探しをしています。 それでは参ります。 1. 『岩波新書〈シリーズ 中国の歴史〉 5 「中国」の形成 現代への展望』 岡本隆司 著 岩波新書 2020/7/17 「中国」の形成 現代への展望 (シリーズ 中国の歴史) 作者:岡本 隆司 発売日: 2020/07/18 メディア: 新書 さまざまな勢力が併存、角逐する一七世紀。そのカオスを収拾し、東アジアに君臨した清朝の「盛世」から、多元共存システムがほころびをみせる一八世紀。西洋の衝撃、

          【2020年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
        • 【地政学編 ポーランド】~国家の消滅を何度も経験した悲劇の国。現代は中東欧における地域大国へと躍進!~ | クラッドの投資で自由を掴むブログ

          皆さんこんにちわです。 クラッド(@kura_x_tudo)です。 いつも【クラッドの投資で自由を掴むブログ】を見て頂きありがとうございます。 今回はポーランド共和国という国家を地政学の視点からお話したいと思います。 ポーランド共和国の概要 ポーランド共和国の概要 ポーランド共和国(以下:ポーランド)は東ヨーロッパ北部に位置しており、首都である ワルシャワは北緯52度と高緯度に位置(日本近隣で言えばカムチャッカ半島先端)している。 高緯度の国ではあるが、冬の寒さはそこまで厳しいわけではなく、夏は気温が30度を超える が、湿度が低いため比較的過ごしやすい気候となっており、日本と同様に四季が存在。 ポーランドという国名はポーレ(平原・農牧地)が由来であり、それにランド(土地・国) を付け成立。国名の由来の通り、国土面積の9割が標高300mとされ、広大な平地が広がる国として知られている。(平原の

            【地政学編 ポーランド】~国家の消滅を何度も経験した悲劇の国。現代は中東欧における地域大国へと躍進!~ | クラッドの投資で自由を掴むブログ
          • ヨーロッパの「民族統一主義」運動(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

            ヨーロッパの辺境の民族統一主義 前編では、ドイツ、ハンガリー、クロアチア、セルビア、ルーマニアの民族統一主義を見ていきました。前編はこちらをどうぞ。 今回は同じヨーロッパで、ブルガリア、アルバニア、フィンランド、オランダ、ポルトガルです。領土拡張主義にどのような民族的文脈があるかという観点でご覧になっていただければ幸いです。 6. 大ブルガリア 列強の干渉によって消えた幻の領土の回復 大ブルガリアの起源は「三つの海のブルガリア( България на три морета)」と言われた第一次ブルガリア帝国(681年~1018年)にあります。 第一次ブルガリア帝国はクルム一世の時代に最盛期を迎え、その領土は現在のブルガリア、ルーマニア東部、ギリシャとマケドニアの一部の広大な領土を支配下に置きました。黒海、エーゲ海、アドリア海の三つの海に面していたわけです。 しかしキエフ・ルーシのスヴャトス

              ヨーロッパの「民族統一主義」運動(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
            • 【Web連載:ピラミッドの謎】 4-6.古代ローマとルネサンス

              ギリシアの数学の変遷:古典期からヘレニズム期、そしてローマ期への移り変わり 『4-4.古典期の数学とヘレニズム期の数学』でギリシアの古典期の数学とヘレニズム期の数学の違いを述べ、『4-5.アルキメデスの円周率 』では具体的な例として、アルキメデス※の円周率の計算を見てみました。ここではもう一度振り返って、古典期からヘレニズム期、ローマ期とどのように移り変わっていったかを見てみましょう。 アテナイの学園都市とギリシアの古典文化の守護 ギリシア史のある専門家は、ヘレニズム期のギリシア文化圏を「旧 ふるいギリシア」と「新しいギリシア」の2つに分けることができる、と述べています。「旧ふるいギリシア」とはギリシア本土と、エーゲ海の島々のことで「新しいギリシア」とは新たに支配したエジプトやシリアやメソポタミアなど、豊かなオリエント文明の遺産を引き継ぐ地域のことです。「新しいギリシア」はエジプトのアレク

                【Web連載:ピラミッドの謎】 4-6.古代ローマとルネサンス
              • 「公爵」ってなあに?―FE風花雪月と中世の爵位③ - 湖底より愛とかこめて

                本稿では、『ファイアーエムブレム 風花雪月』の作中の「公爵」位について考察、および中世ヨーロッパ的世界の貴族の爵位について解説します。 ファイアーエムブレム 風花雪月 Fódlan Collection -Switch (『TCGファイアーエムブレム0』限定カード「士官学校の新任教師ベレト」 同梱) 作者: 出版社/メーカー: 任天堂 発売日: 2019/07/26 メディア: Video Game シリーズ初回「伯爵」ってなあに?の反響に続き前回の「辺境伯」ってなあに?もたいへんたくさんの方に興味を持って読んでいただけてとってもさいわいです。やっぱり日本の常識との微妙な違いがあってそうだったのか~が多いですよね。 「リーガンの紋章」解説の記事↓でも書きましたが、そういう常識の相対化が『風花雪月』のテーマそのものでもあるとおもうので、テーマに沿ったみなさまのゲームの楽しみを当ブログが拡張で

                  「公爵」ってなあに?―FE風花雪月と中世の爵位③ - 湖底より愛とかこめて
                • 【2021年12月版】世界史関連の新刊45冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                  今月は歴史専門書の数が多いです 2021年10月~12月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。 今回は45冊あります。最近は中国関連の書籍が非常に多いのですが、今回はドイツ、特にナチス関連とソ連、共産主義関連の書籍も多い印象です。 注目の新書・選書 中公新書が非常に充実しています。個人的な大注目はこの三冊です。 古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで 歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで ドイツ・ナショナリズム 「普遍」対「固有」の二千年史 1. 『古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで』 中公新書 柿沼 陽平 著 2021/11/18 税抜1,056円 リンク 始皇帝、項羽と劉邦、曹操ら英雄が活躍した古代の中国。二千

                    【2021年12月版】世界史関連の新刊45冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                  • 小アジア/アナトリア:歴史の十字路

                    アナトリア半島:古代から現代までの変遷 アナトリア半島、またの名を小アジアとは、西アジアの西端に位置する歴史的に重要な地域です。現在はトルコ共和国の一部となっていますが、この地はヒッタイト、ペルシア帝国、ローマ帝国、ビザンツ帝国、セルジューク朝、オスマン帝国といった多くの大国によって支配されてきました。アナトリアは、北に黒海、西にエーゲ海、南に地中海を臨み、東はアルメニア、メソポタミア、シリア地方へと続いています。この地域は、かつて「アジア」と呼ばれたローマ時代の属州の名前から、ヨーロッパに対する東方世界全体を指す言葉へと意味が拡大しました。その結果、「小アジア」という言葉が生まれ、本来のアジアと区別されるようになりました。現在では、アナトリアはトルコ語で「アナドル」と呼ばれ、トルコ共和国の主要な国土となっています。 小アジアのトルコ化とオリエント文明の影響 小アジアは現在トルコ共和国の一

                      小アジア/アナトリア:歴史の十字路
                    • リミナルスペース座談会|かつて敗れていったツンデレ系サブヒロイン

                      ※この記事は、「第三十四回文学フリマ東京」(2022年5月29日(日))にて頒布予定の『感傷マゾvol.07 仮想感傷と未来特集号』に掲載予定の「架空のノスタルジー座談会」の中から、「リミナルスペース」に関する部分を抜き出したものです。 Twitterのリミナルスペースbot(@SpaceLiminalBot)が投稿した画像を見ると、「一時的に立ち寄る無人の場所」から懐かしさと不気味さが共存した感情を覚えます。深夜のオフィスや閉店後のデパート、もしかすると子供の頃に見た夢の中で似たような場所を歩いたことがあるのかもしれません。この言語化が難しい不思議な場所について、今回はノスタルジーに詳しい三人の方と座談会でお話させていただきました。 「架空のノスタルジー座談会」では、その他にも面白いお話がされており、現在、編集作業中です。 「もしも、生まれつきVR機器が手元にある世代にとっての思い出とな

                        リミナルスペース座談会|かつて敗れていったツンデレ系サブヒロイン
                      • 「日本は移民や植民地の歴史を忘れている」 ディアスポラの視点で世界を再考 早尾貴紀さんに聞く|じんぶん堂

                        記事:じんぶん堂企画室 早尾貴紀さん。東京経済大学の研究室で 書籍情報はこちら ――本書のキーワードは書名にもある「ディアスポラ」(民族集団の国境を越えた離散、離散した民)だと思います。なぜディアスポラなのでしょうか。 東西冷戦の終焉とグローバリゼーションの進展で、国境を越える移住者が増え、また、各地で地域紛争が起き、多くの難民が生み出されています。同時に、それに対する排外主義として、多くの国で自国第一主義が高まっています。この本はこうした世界を「ディアスポラ」の視点から見直そうという試みです。 『希望のディアスポラ 移民・難民をめぐる政治史』(早尾貴紀著、春秋社) ディアスポラという概念を使う理由は二つあります。一つは移民と難民は明確に線引きできないことが多い。移民は経済目的で自発的だといっても、故郷で困窮し、生きるためやむを得ず国境を越えることの方が多いと思います。難民も単に放逐された

                          「日本は移民や植民地の歴史を忘れている」 ディアスポラの視点で世界を再考 早尾貴紀さんに聞く|じんぶん堂
                        • ハプスブルク展の感想@国立西洋美術館 - まるしか Photo & Art Blog

                          こんにちは、maru-shikakuです。 ハプスブルク家とは、ヨーロッパのほぼ全域を650年支配し続けた一族です。 なぜ長年支配を続けられたのか?拡大できたのか? それは基本的に戦争によって領土を獲得したのではないからです。戦争は負けるリスクがあります。ハプスブルク家は必ず勝つ戦法を選びました。 政略結婚と子孫繁栄です。 莫大な財力と広大な領土を持つブルゴーニュ地方を結婚によって獲得したマクシミリアン1世から代々、この戦法を使って急速に領土を広げていったのです。 ハプスブルク家は権力を誇示するために、美術品を収集する趣味のある一族でした。この美術展はそのコレクションを一部公開するものです。 目玉はベラスケスの傑作、マルガリータ・テレサ。 ディエゴ・ベラスケス『青いドレスのマルガリータ・テレサ』1659年 ウィーン美術史美術館蔵 図録を撮影 そして歴代王・王女の肖像画です。 ヴィジェ=ルブ

                            ハプスブルク展の感想@国立西洋美術館 - まるしか Photo & Art Blog
                          • エルサレムで振り返る 2022年の世界【岩間陽子】【池内恵】

                            『公研』2022年12月号「対話」 ※肩書き等は掲載時のものです。 ロシア-ウクライナ戦争に翻弄される1年となった。 国際政治学は人類の今を掴まえることができるのだろうか? 世界宗教の首都エルサレムで2022年に起きたことの意味を考える。 エルサレムで人間観がひっくり返る 池内 今日は「2022年の世界を振り返る」をテーマにお話ししていこうと思いますが、言うまでもなく今年はロシア・ウクライナ戦争に明け暮れた1年でした。この戦争の経緯については、節目ごとに様々に議論されてきましたから、メインテーマであることは間違いないでしょう。私自身は2022年の半分くらいをイスラエルで過ごしました。首都のエルサレムに生活拠点を置きながら、テルアビブ大学のモシェダヤン中東アフリカ研究センターに上級訪問研究員として通勤していました。 この10月には岩間先生をイスラエルにお招きする機会もありました。先生はドイツ

                            • 【読書感想】ビザンツ帝国-千年の興亡と皇帝たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                              ビザンツ帝国-千年の興亡と皇帝たち (中公新書) 作者:中谷 功治発売日: 2020/06/22メディア: 新書 内容(「BOOK」データベースより) アジアとヨーロッパをつなぐ首都コンスタンティノープルを中心に、千年以上にわたる歴史を刻んだビザンツ帝国。ローマ帝国の継承国家として地中海に覇を唱えた4世紀頃から、イスラム勢力や十字軍に翻弄される時期を経て、近代の到来目前の1453年に力尽きた。賢帝や愚帝がめまぐるしく登場し、過酷な政争や熾烈な外交および戦争を展開する一方、多様な文化が花開いた。波瀾万丈の軌跡をたどり、この帝国の内実を描き出す。 「395年、ローマ帝国が東西に分裂」。 「サク(柵:39)こ(5)しらえて、ローマ分裂」なんて覚え方をしていたよなあ。 世界史では、ローマ帝国が東西に分裂したあと、その後の西ローマ帝国の滅亡と西ヨーロッパ世界の変遷は比較的詳しく習った記憶があるのです

                                【読書感想】ビザンツ帝国-千年の興亡と皇帝たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                              • 西ローマ帝国はなぜ滅亡したのか | 永井俊哉ドットコム

                                古代ローマ帝国は、いわゆる五賢帝時代に最盛期を迎えた後、徐々に衰え、大移動を開始したゲルマン民族に蹂躙され、滅んだ。なぜ古代ローマ帝国は持続不可能になったのか。諸説を検討しながら、私の仮説を提示したい[1]。 1. ローマ帝国はいつ滅びたのかローマ帝国はトラヤヌス帝(在位:98年-117年)の時に版図が最大となった後、徐々に衰退し、終わりがはっきりしない。だから、ローマ帝国がいつ滅びたのかという問いに答えることは難しい。しかし、特定の時点で区切らないと教科書的に不都合なので、歴史学界はいくつかのエポック・メイキングな出来事を候補として挙げている。 1.1. 時期に関する定説395年にローマ帝国が東西に分裂した後、すぐに消滅した西ローマ帝国とは異なり、東ローマ帝国は、オスマン帝国のメフメト2世が首都コンスタンティノポリスを陥落させた1453年まで続く。そこで、ローマ帝国が最終的に滅んだのは、

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                                • 河野三男「書体の歴史と分類」 | ÉKRITS / エクリ

                                  はじめに 本稿は3部構成である。第1部「書体の歴史と分類」では前半でゴシックという言葉の由来や発生展開の概要をまとめ、後半ではブラックレターの分類を基に特徴を眺めてみる。第2部「ブラックレターとローマン体」ではブラックレターが選択使用された様子をローマン体と比較し、さらに工芸としての文字の視点からも眺め、第3部「近代ドイツ社会でのブラックレター」では近代ドイツに絞ってブラックレターの特異な扱われ方の様子とその背景にあるものを探りつつ、主要参考文献からの引用を案内として紹介する。 専門家の言葉から ブラックレターという活字書体についての本格的な記述は、タイポグラフィ上の他のテーマと比べて格段に少ない。雑誌や書籍でもブラックレターをテーマにした発行物はあまり見かけない。以下はタイポグラフィについての専門家たちからのブラックレターについての数少ない言葉である。 神聖なる目的を持った勤勉さを証明す

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                                  • 【2023年6月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                    今期は企画本が多いです 2023年4月~6月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。今回も50冊あります。 新書・文庫・選書 安価に楽しめる新書、文庫、選書。今期はかなりバリエーション豊かなです。 これは私買いました。 唐―東ユーラシアの大帝国 (中公新書) 物語 チベットの歴史-天空の仏教国の1400年 (中公新書 2748) これらは買う予定です。 中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史 (講談社選書メチエ) ブルゴーニュ公国の大公たち (ちくま学芸文庫 カ-56-1) 階級とは何か (ちくま学芸文庫 エ-20-1) 1. 『中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史』 松下 憲一著 講談社選書メチエ 2023/5/15 税込1,870円 リンク 中国の歴史は、統一王朝時

                                      【2023年6月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                    • 歴史まとめ.net

                                      紫式部日記を追加。 紫式部を追加。 高市皇子を追加。 ヤマトタケルのモデルは天武天皇だった説を追加。 有間皇子を追加。 蘇我倉山田石川麻呂を追加。 大友皇子/弘文天皇を追加。 木梨軽皇子を追加。 ヤマトタケルの祟りを追加。 大御葬歌とヤマトタケルの実在性を追加。 スサノオの功績と蘇我氏との類似性を追加。 スサノオ神話とヤマト建国を追加。 公暁を追加。 平家滅亡後も生きながらえた人達を追加。 平正盛を追加。 源頼政を追加。 北条時行を追加。 小店(こだな)を追加。 大店(おおだな)を追加。 江戸のリサイクル商売を追加。 御家門を追加。 御三卿を追加。 4代・徳川家綱を追加。 2代・徳川秀忠を追加。 6代・徳川家宣を追加。 7代・徳川家継を追加。 10代・徳川家治を追加。 11代・徳川家斉を追加。 12代・徳川家慶を追加。 9代・徳川家重を追加。 14代・徳川家茂を追加。 13代・徳川家定を追

                                      • 北キプロスのトルコ軍占領区域に日本人で1番乗りしちゃった話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

                                        本noteは決して北キプロストルコ共和国の渡航を薦めるものではございません。当地はトルコの保護国であり国家承認しているのは唯一トルコだけです。つまりトルコ大使館以外の在外公館が存在しません。何かあっても自己責任です。(とまぁ一応お決まりのご注釈をつけているが地域大国トルコの強力な軍事力により治安は非常に安定しており未承認国家としてはかなり難易度が低い国である。) 最初に言っておく、読者にギリシャ人いたらごめん。多分絶対に許してくれんと思うけど。 今から嬉々として書く内容は分かりやすく言うとアメリカ人が「韓国側から竹島入ったぜイェーイ!」みたいな感じである。日本人は領土問題に疎い人が多いのでこう言われても怒らない人多いだろうがギリシャ人がこれを聞いたら激昂してもおかしくない。今回はそう言うお話である。 背景まずそもそもキプロスってどこ?何でそんな揉めてんの?という方が殆どなので簡単に説明しよ

                                          北キプロスのトルコ軍占領区域に日本人で1番乗りしちゃった話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
                                        • 国際法とは?世界のルールと日本の関係について簡単解説

                                          日本に法律があるように世界にも法律があるのを知っていますか? これは「国際法」と呼ばれ、ルールがないように見える戦争も戦時国際法という法律を守らなければいけません。 今回は 国際法の歴史 国際法と日本の関係 日本が国際法違反で訴えられた南極の捕鯨事件 まで分かりやすく解説したいと思います。 1、国際法とは 世界には196カ国ありますが、国際法とはそれらの「国と国の関係を維持する」ための法律です。日本とアメリカの常識が違うようにそれぞれの国の常識は異なります。その違いによって思わぬ衝突やトラブルがないように世界の共通ルールを定めたのが国際法です。 国際法には 国際人権法のような倫理的なもの どこからどこまでがA国なのかという国家領域に関するもの などその幅は広く、領土を国際法で決めておけばA国がB国にうっかり侵入してしまったというトラブルも未然に防ぐことができます。 では、国際法を守らなかっ

                                            国際法とは?世界のルールと日本の関係について簡単解説
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