辻 真先 (著)創元推理文庫 あらすじ人気のマンガ原作者・石黒竜樹が、佐賀市内にあるマンガ家・千晶留美の生家で死体となって発見された。 石黒と昔から組んで作品を発表しているもう一人のマンガ家・山添みはる。 二人のマンガ家に殺害の容疑がかけられたが、どちらにもアリバイがある。 夕刊サンの記者・克郎、妹のキリコ、キリコの友人薩次は彼女たちをたずね、事件の真相に迫る。 中学生コンビがマンガ原作者殺人事件の謎に挑む本の虫であるキリコはマンガから実用書まで様々な本を読み、その内容を自分の身につけています。 キリコの兄・克郎がマンガ家の山添みはるにインタビューすることになり、キリコと薩次もついていきます。 しかしみはるは刑事たちに挟まれて…。 心臓をナイフで刺され、死亡したマンガ原作者の石黒竜樹は柔道三段の猛者。 その強者を殺害した容疑をかけられているマンガ家・山添みはるは自分専属のストーリーライター