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光と影 言い換えの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • いまの社会に役に立っていない「20世紀型の知識人」~日本の民主主義を支える「職能集団社会」の可能性

    ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月7日放送)にジャーナリストの佐々木俊尚が出演。これからの日本の民主主義を担う職能集団の可能性について解説した。 官民を超えた専門知の共有 レジ袋が有料化されてちょうど1年が経つ。巷にあふれる啓蒙活動に異を唱えるさまざまな分野の専門家を佐々木俊尚氏は「職能集団社会」と呼び、日本の民主主義を支える可能性を見出している。ここでは、その職能集団によるSNSを通じての専門知の共有について訊く。 飯田)東日本大震災以来の傾向ということですか? 佐々木)3・11から10年ですけれど、今回のコロナ禍でも露わになったのが、古い知識人……インテリや記者、ディレクターもそうですが、とにかく科学や技術に異様に疎い。3・11の原発事故の話や、今回の新型コロナの医学の話になると、とたんについて行けなくて、わけのわからないことを言い出す人がたくさんいました。 飯田

      いまの社会に役に立っていない「20世紀型の知識人」~日本の民主主義を支える「職能集団社会」の可能性
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      論 文 E・H・ゴンブリッチの画像表象論: 『芸術と幻影』を中心に 清 塚 邦 彦 画像表象 1 の本性をめぐる現代英語圏における哲学的考察の展開は,ゴンブリッチの貢献を抜 きにしては語れない。ゴンブリッチ自身は美術史家であり,哲学の専門的研究者ではないが,そ の理論上の主著『芸術と幻影』 (1960 年,以下引用の際には A&I と略記する)は,画像表象の本 性を考える手掛かりとなる理論的着想と興味深い事例紹介に富んでおり,その後の美学の展開に 非常に大きな影響を与えた。英米哲学における画像表象の問題圏は,ゴンブリッチの著作によっ てはじめて形成されたとさえ言えそうに思われる。 しかし,そうした大きな影響力を持ちながら,ゴンブリッチの理論的業績は,その後の議論の 中で必ずしも正当に評価されてこなかった。後ほど見るように,よく取り上げられる一部の論点 は誤解を受け,また他の論点は注目を集め

      • 鯛よし百番を保全・修復するプロジェクトに協力することになりました。|渡辺豪

        私は、売買春の歴史を示す遺構や遺物を保存すべきと考える一人です。鯛よし百番のように『売春防止法』施行以前に使われていた娼家もその一つです。こうした考えを持つ私が、掲題のプロジェクトに協力する機会を頂戴しました。 関わる一人として、遊廓にまつわる歴史的遺構をどう残すべきか? なぜ残すべきなのか? について、以下の2点に集約して私なりの言葉に置き換えてみたいと思います。 ・遊廓の歴史は「保存」にシフトする ・ポジティブな言い換えは、実らない (売買春として表面化する社会問題を便宜上「売春」ないし「売春問題」と書く。また断りのない限り、売春問題は売防法公布以前から施行直後の時代を前提とする) 消える娼街の名残り売春問題の解消を推し進める過程で、問題の本質ではないものの、周辺にあるとの理由から、その流れに巻き込まれて姿を消していった様々なものがあります。「周辺」の具体例は、娼家を始めとする建造物や

          鯛よし百番を保全・修復するプロジェクトに協力することになりました。|渡辺豪
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