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十日間の不思議の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 二人組の作家エラリー・クイーンがどのように小説を書いてきたのか、その愛憎入り交じった過程について──『エラリー・クイーン 創作の秘密』 - 基本読書

    エラリー・クイーン 創作の秘密: 往復書簡1947-1950年 作者:ジョゼフ・グッドリッチ国書刊行会Amazonこの『エラリー・クイーン 創作の秘密』は、二人組の小説家であった伝説的ミステリ作家エラリー・クイーンの執筆が具体的にどのように成し遂げられてきたのかを、主に1947年から1950年の間の往復書簡から浮かび上がらせた一冊である。国書刊行会からは以前、別著者ではあるが評伝『エラリー・クイーン 推理の芸術』が出ているが、今回の『創作の秘密』とは装丁も同趣向であり、実質姉妹編のような形になる。 僕にとってクイーンはミステリ作家の中でも最上位に好きな方の作家なので、発売日に買って期待して読み始めたのだけど、めちゃくちゃおもしろくて一気に最後まで読み切ってしまった。二人が物語を創り上げる過程は平穏なものではなく、お互いを受け入れられず、強く非難し、説教し、脅し、とまあよくこれでまだ縁を切ら

      二人組の作家エラリー・クイーンがどのように小説を書いてきたのか、その愛憎入り交じった過程について──『エラリー・クイーン 創作の秘密』 - 基本読書
    • 原稿の校正作業で編集者が指摘した箇所…あなたは見分けがつきますか?「こんなの見つけられない…」「ボディがちょっとだけ違う」

      越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen 文芸翻訳者。全国読書会トラベラー。訳書『オリンピア』『ロンドン・アイの謎』『十日間の不思議』『生か、死か』『オリジン』『ストーリー』『世界文学大図鑑』『解錠師』『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』など。著書『翻訳百景』『文芸翻訳教室』『名作ミステリで学ぶ英文読解』『日本人なら必ず誤訳する英文』など。 https://t.co/xLAxViOYwK

        原稿の校正作業で編集者が指摘した箇所…あなたは見分けがつきますか?「こんなの見つけられない…」「ボディがちょっとだけ違う」
      • Amazonの書籍レビューは本の内容と関係のないものを排除してほしい「梱包がひどいとか配送のせいで☆1がついた」

        越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen 文芸翻訳者。全国読書会トラベラー。訳書『オリンピア』『ロンドン・アイの謎』『十日間の不思議』『生か、死か』『オリジン』『ストーリー』『世界文学大図鑑』『解錠師』『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』など。著書『翻訳百景』『文芸翻訳教室』『名作ミステリで学ぶ英文読解』『日本人なら必ず誤訳する英文』など。 linktr.ee/toshiya_echizen 越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen amazonの書籍レビューについては、何よりまず、「梱包がひどい」とか「届くのが遅い」とかいうやつを即座に排除する(配送へのレビューとはっきり分離する)仕組みを作ってもらいたい。最初のレビューがそういうやつで★ひとつだったときに本の作り手がこうむる損害はけっこうなものなんだから。 2021-03-28 18:46:4

          Amazonの書籍レビューは本の内容と関係のないものを排除してほしい「梱包がひどいとか配送のせいで☆1がついた」
        • 【無料】なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。(完全版)【長文】 - Something Orange

          それは、どこかで「聖なるもの」と繋がっているのか? それともまったく無関係な「俗なる文化」に過ぎないのか? 考えてみよう。 序文 序章 第一章「オタク・スピリチュアリティとは何か?」 ①「オタク文化と宗教のアフィニティ」 ②「アイロニカルに没入する」 ③「オタク・スピリチュアリティ」 ④「ありとあらゆる善きものの象徴にして集合」 ⑤「世界の秘密と始原の暗号」 ⑥「推しを通して聖なるものを垣間見る」 第二章「非合理性の誘惑」 ①「スピリチュアル文化の歴史と現状」 ②「オタク文化のなかのスピリチュアルな表象」 ③「人はなぜ非合理的なものを求めるのか」 ④「人類は宗教を離脱するのか」 ⑤「この世に不思議は残されているのか」 ⑥「聖なるもののデカダンス」 第三章「異教を信じる人々」 ①「世界境界とオタクの絶対倫理」 ②「復活を遂げるペイガニズム」 ③「くらやみから飛び出た魔女たち」 ④「妖精郷グラ

            【無料】なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。(完全版)【長文】 - Something Orange
          • 15 九尾の猫 (1949) - 小説を 勝手にくくって 20選!

            九尾の猫〔新訳版〕【電子書籍】[ エラリイ クイーン ] 価格: 1188 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 「十日間の不思議」で打ちのめされたエラリーは、「第二の故郷」と思っていたライツヴィルから、本当の故郷であるニューヨークに戻ってきた。但し心の傷は癒えず、現実の事件に手を出すのを止めていた。 同時期、証拠を残すこともなく動機も不明なまま、5人もの男女を絞殺する連続絞殺魔が暗躍していた。「猫」と呼ばれた連続絞殺魔の捜査に苦慮したニューヨーク市警本部長は、リチャード警視を責任者とする特別捜査班を編成した。エラリ―は、「猫」による事件の興味と、父リチャード警視からの叱咤激励より、6人目の犠牲者が出た時、捜査に加わることになる。 エラリ―は、無差別に殺害されていたかと思われた「猫」の被害者にいくつかの共通点(ミッシングリンク)があるのを見出す。だがそれだけでは「猫」と逮捕する手掛かりとならず

            • 【無料】なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。(続完全版)【長文】 - Something Orange

              第五章「物語は「神なるもの」をどう描いて来たか」 ①「SF小説に見る宗教性と反宗教性」 ②「科学合理性の魅惑と限界」 ③「後期クイーン問題と神」 ④「酸鼻と陰惨のゴシック・ホラー」 ⑤「ナルニアへ続く箪笥」 第六章「性と聖」 ①「推し活は「性的消費」なのか」 ②「エロティシズムと聖なるもの」 ③「泣けるゲームやアニメの神聖な構造」 ④「愛という言葉すら忘れ去られて」 ⑤「詩人が見た夢」 ⑥「性と聖を統合し昇華する」 第七章「推し文化のスピリチュアルなかたち」 ①「ふたつの殺人事件」 ②「共食いの匣」 ③「悪の華、咲きそめる」 ④「尊くもグロテスク」 ⑤「その都市の名はオメラス」 ⑥「実存的空虚の解」 第八章「朝」 ①「供犠の処女」 ②「新人類は遠く」 ③「この心臓をきみに」 ④「わたしたちの完璧な世界」 ⑤「神の指さきに触れるとき」 ⑥「朝」 終章「夢の論理」 第五章「物語は「神なるもの」

                【無料】なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。(続完全版)【長文】 - Something Orange
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