(C)M-1グランプリ事務局 「逆境の数だけ人生は美しい」というナレーションから始まり「ライフ・イズ・ビューティフル」という副題がついた『M-1グランプリ2021 アナザーストーリー』。カメラ163台、撮影403時間の密着に加えて過去の膨大なアーカイブを駆使して、エピソードトークでも話していた渡辺が警備員にマネージャーに間違えられた場面だったり、長谷川、渡辺それぞれのM-1初出場時(長谷川は2004年、渡辺は2003年)の映像などがふんだんに使われる。 オズワルド/決勝6組目(C)M-1グランプリ事務局 今回やはり印象的だったのは、“最強の敗者”オズワルドの姿。 前年覇者の野田に「あなたたちは3回出てるんだから背負ってください。M-1というものを。優勝はしてこい、もちろん。優勝ともう1個乗っかちゃってるから。大会を背負うっていう」と野田らしいエールを受け、決勝当日にも劇場で漫才をして仕上げ