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山崎ナオコーラ エッセイの検索結果1 - 13 件 / 13件

  • 面白かった本2019 - phaの日記

    毎年まとめているこのコーナー。 面白かった本2018 - phaの日記 面白かった本2017 - phaの日記 面白かった本2016 - phaの日記 面白かった本2015 - phaの日記 面白かった本2014 - phaの日記 2019年もいろいろ本を読みました。大体本読むくらいしか趣味があまりないんだよな。今年は引っ越しをしたら、新しく住み始めた街が本屋が充実していたので、ついつい本を買っちゃうことが多かった一年でした。 濱野ちひろ『聖なるズー』 稲田俊輔『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』 スズキナオ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』 雨宮まみ『東京を生きる』 又吉直樹『東京百景』 山下泰平『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』 三宅香帆『文芸オタクの私が教える バズる文章

      面白かった本2019 - phaの日記
    • 仕事や育児と“趣味”の間で線引きをしたくない──山崎ナオコーラさんと「働く」との距離 - りっすん by イーアイデム

      “子どもを育てるのはえらいって言われるのに、自分を育てるのはえらいって言われないのは、なんだか変だなって常々思っているんですよ。” ──作家・山崎ナオコーラさんが2019年に発表した小説『趣味で腹いっぱい』に、こんなせりふが登場します。 本書は、働き者の夫・小太郎と、働かずに“趣味”に没頭する妻・鞠子の生活を描いた物語。経済的な自立はせずとも伸び伸びと趣味を楽しむ鞠子の姿を通して、働くこと、生活すること、趣味を楽しむことの意味を問いかけるような1冊です。 この本の著者の山崎さん自身は、「仕事にこだわり過ぎて趣味を軽視していた」過去があるといいます。今回はそんな山崎さんに、仕事や趣味に対する考え方の変化や「育児の人」と周囲から思われることの葛藤などについて、お話をお聞きしました。 「稼ぐことが仕事の全てじゃない」とやっと思えてきた 山崎さんが以前、インタビューの中で「小説を書いていることが友

        仕事や育児と“趣味”の間で線引きをしたくない──山崎ナオコーラさんと「働く」との距離 - りっすん by イーアイデム
      • 「育児の人」と見られる心のざわつき。「いやだ、文学者として評価されたい」と思ってしまう

        仕事相手と会っても、育児の話題ばかり出される。私を思いやってくれていることに違いない。そもそも、私がそう思わせているのだろう。でも、「育児の人」「育児の話をしたがっている人」と思われて、もう「文学の人」「文学の話がしたい人」だと思われないことがつらくてたまらない。自分が悪いのだが — 山崎ナオコーラ (@naocolayamazaki) December 8, 2019 もちろん、エッセイではなんでも赤裸々に、直球で書くが、それは文章というものが好きだからだ。……文学者になりたい。「育児の人」にはなりたくない、と、つい思ってしまう。でも、それをどういう風に自分で折り合いをつけていいのかわからない。 — 山崎ナオコーラ (@naocolayamazaki) December 8, 2019

          「育児の人」と見られる心のざわつき。「いやだ、文学者として評価されたい」と思ってしまう
        • Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化

          〈Culture Against Apartheid アパルトヘイトに抗する文化〉は、私たちひとりひとりが、パレスチナでの大量虐殺と民族浄化を止める事を早急の課題とし、この問題の根幹にある占領や、アパルトヘイト体制、「日本」をふくむ世界中の、あらゆる抑圧に抗う『文化』を主体的に創造していくことを宣言する声明です。私たちは団体としてではなく、声明に共感する「ちいさな人びと」の意志の集まる場所として、新しい文化を望むすべての人びとの活動のためのネットワークとして存在します。 声明「パレスチナを忘れるな」というのが、エドワード・サイードの最期のことばでした。 パレスチナの未来のために、彼が最期まで重んじたのが、『文化』というものでした。 わたしたちは、Culture Against Apartheid(アパルトヘイトに抗する文化)というチームをつくりました。 わたしたちが、心から追い求めている新

            Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化
          • 山崎ナオコーラが、「ブス」に対する社会の歪みを問う | CINRA

            『人のセックスを笑うな』でデビューして以来、小説やエッセイを通じて山崎ナオコーラは社会と人のかかわりをさまざまに描いてきた。そこでは恋愛や結婚、その後に続く生活などが主題になってきたが、そこに登場する人々の多くは、社会のなかで「当たり前」とされる社会的役割や性的役割から曖昧に距離をとりつつ、浮遊するような人間のあり方を示している。そこには、山崎が考える「社会」に関する思考の断片を感じることができる気がする。 だが、最新エッセイ『ブスの自信の持ち方』は、これまでの山崎作品とは少し異なる質感を持つ内容になっている。褒められた表現とは言いがたい「ブス」という言葉をめぐって綴られた全30回のウェブ連載をまとめた本書は、これまでになく直球な作家の声が記録されている。なぜ山崎はブスに悩み、ブスについてのテキストを書こうと思ったのだろうか? 「私はブスです」というセリフが、「死にたいです」「ダメ人間です

              山崎ナオコーラが、「ブス」に対する社会の歪みを問う | CINRA
            • 批評の練習帳 古井由吉の「神の手」

              前回の記事で、私は古井氏について書く時、古井氏のセクハラの噂について書くべきかどうか迷った。結局書かないことにしたのだが、それはあくまで文学は文学の内部で批評されるべきだと思ったからである。この考えは原則変わらないが、しかしその後山崎ナオコーラが古井氏に尻を触られる被害を受けたことをエッセイに書いたので、私も自分の聞いた話を書いておくべきではないかと思い、記して置く。 私が聞いた話は、山崎氏(この話は知らなかった)ではなく別の女性作家の話(ゼロ年代初め?)である。この話はちょっと入り組んでいて、古井氏が文壇バーで同席していたその女性作家の身体(部位は不明)を触ったところ、同席していた大手文芸誌の編集者は、古井氏をたしなめないで、同じく同席していた別の非文芸誌の編集者を犯人として怒鳴りつけたと言うものである。身に覚えがないのに怒鳴られた後者の編集者は大変憤慨したとのことで、冤罪の悔しさを、酒

              • 「私、ブスだから」と気軽に言えない日本社会の「容姿差別」について(小野 美由紀)

                「ブス」とは何か? なぜ容姿を気にする側が気を遣ったり変わらなければいけないのか? そんな社会はどう歪んでいるのか? 新刊『ブスの自信の持ち方』を上梓した作家の山崎ナオコーラさんにインタビュー。なぜ今、「ブス」なのか――。 (取材・文:小野美由紀、写真:林直幸) 「ブス」は気の持ちよう? 被害者側が変わらなきゃいけない事への違和感 ――山崎さんはこれまでエッセイなどで、容姿が誹謗中傷に使われることへの抵抗感や「ブス」という言葉の使われ方に対する違和感を発信してこられました。 山崎:私は15年前にデビューしたのですが、その際に新聞に掲載された写真がネット上に無断転載されて広まっていきました。 その頃はまだネットリテラシーが浸透しておらず、個人ブログや匿名掲示板などで、容姿に関する悪口をたくさん書かれたんです。 かなりすごかったんですよ。作者名で検索すると1ページ目の結果には、Wikipedi

                  「私、ブスだから」と気軽に言えない日本社会の「容姿差別」について(小野 美由紀)
                • あかさたな小説家。 - 口から出まかせ日記【表】

                  仕事の帰りに、「ちょっと寄ってこう」みたいな気分になります。エッチな店に寄るわけじゃありません。行き先は図書館です。職場から歩いて10分ぐらいのとこに、ずいぶん年季の入った市立図書館があり、そこをブラブラして、本を借りたり借りなかったりします。コロナの影響もあって図書館の滞在時間は30分程度と決められており、呑気に長居しているお爺さんに、職員の人が申し訳なさそうに声を掛けたりするのを見かけます。 ところで、図書館の小説コーナーってだいたい、「あかさたな」の頭文字順に作家名とそれぞれの著作が並んでますが、眺めていると、自分にとって縁が深い所もあれば、まったくない所もあるわけですね。例えば「あ」の並びというのは、私にとって縁のある作家さんが多いです。芥川龍之介はもちろん、安倍公房はいるし、阿佐田哲也もいるし、荒俣宏さんなんかもいるしで、ここだけで一生安泰じゃね? みたいなラインナップ。だけど、

                    あかさたな小説家。 - 口から出まかせ日記【表】
                  • 本屋lighthouse powered by BASE

                    本が読めないときに。 鬱のときに読んだ本。憂鬱になると思い出す本。まるで鬱のような本。 「鬱」と「本」をめぐるエッセイ集。84人の鬱の本のかたち。 (夏葉社さまの『冬の本』にインスパイアされてつくった作品です)。 この本は、「毎日を憂鬱に生きている人に寄り添いたい」という気持ちからつくりました。どこからめくってもよくて、一編が1000文字程度、さらにテーマが「鬱」ならば、読んでいる数分の間だけでも、ほんのちょっと心が落ち着く本になるのではいかと思いました。 病気のうつに限らず、日常にある憂鬱、思春期の頃の鬱屈など、様々な「鬱」のかたちを84名の方に取り上げてもらっています。 「鬱」と「本」をくっつけたのは、本の力を信じているからです。1冊の本として『鬱の本』を楽しんでいただくとともに、無数にある「鬱の本」を知るきっかけになれば、生きることが少し楽になるかもしれないという思いがあります。 こ

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                    • 【キム・ジヨン以降】顔のない女性のイラストが表紙のフェミニズム本をまとめてみた(3) - 敏感肌ADHDが生活を試みる

                      ※本記事はアフィリエイトリンクを使用しています。 当ブログでは、顔のない女性のイラストが表紙のフェミニズム関連書籍を観測・記録している。顔のない女性のイラストが表紙のフェミニズム関連書籍とは、典型的にはチョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』やオルナ・ドーナト『母親になって後悔してる』に代表されるような、顔を草花等で隠した女性のバストアップの写実的なイラストを装画に用いたフェミニズム小説や人文書である。本邦では、2018年12月のキム・ジヨン刊行以降多数見られるようになり、明らかに流行と化している。 82年生まれ、キム・ジヨン (ちくま文庫) 作者:チョ・ナムジュ,斎藤真理子 筑摩書房 Amazon 母親になって後悔してる 作者:オルナ・ドーナト 新潮社 Amazon まとめ第一弾では、キム・ジヨン刊行以降のこのような装画の多くが、榎本マリコという一人のクリエイターの手によるものである

                        【キム・ジヨン以降】顔のない女性のイラストが表紙のフェミニズム本をまとめてみた(3) - 敏感肌ADHDが生活を試みる
                      • 【本の紹介】『文芸オタクの私が教えるバズる文章教室』 - 迷子の日記。行ったり来たり。

                        本書は、意図的にどこかにゴール地点を設けているわけではありません。 ただ、ただ、さまざまな文章を事例に、読ませる技術を解説しているのです。 読者獲得に精を出している人にも、いつも書き終えて「スッ」とできない未消化なものが残ってしまう人にも、きっと刺激になるはずです。 少なくとも私は、読んでよかった。 馴染んだ作家があちこちに登場してきて「あなた、私の文章を読み"流し"てたでしょ」と言っているみたい。 つい「ゴメンナサイ」と言いそうになる。 半年近くライティングの仕事をしながら、いまだにちっとも楽にならない。 悩んで悩んで、迷って迷って、何度も推敲を重ねるものだから、時間がかかって仕方がありません。 毎日毎日締め切りとの戦いです。 しかも、そんな苦労の甲斐もなく、できあがった文章はどれもこれも似たような印象が残ってしまう。 いえ、正確には”印象”なんかじゃなくて、実際に似ているのです。 自分

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                        • 差別的表現だらけの「源氏物語」をどう読むか。山崎ナオコーラさんが語る、現代の読者の役目とは|國學院大學メディアnote

                          小説家・エッセイストとして活躍する山崎ナオコーラさん。人の心の機微や言いようのないモヤモヤを、平易な文章でわかりやすく表現し、多くの読者の共感を得ています。新著『ミライの源氏物語』は、『源氏物語』を現代的な視点から読み解く本。現代社会においては許容されそうもないヒロインたちの境遇に想いを寄せ、当時と今の社会の違いを考えていくことも、読むことの楽しみと語ります。実は20年ほど前、國學院大學文学部を卒業する際に書いた論文のテーマも『源氏物語』だったナオコーラさん。時を経て正面から向き合った『源氏物語』の価値と、今だから読む意味について、聞きました。 お話を聞いた人:山崎ナオコーラさん 小説家・エッセイスト。國學院大學文学部日本文学科卒業。2004年、「人のセックスを笑うな」で第41回文藝賞を受賞し、作家デビュー。「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書く」ことを目標に、執筆活動を行なって

                            差別的表現だらけの「源氏物語」をどう読むか。山崎ナオコーラさんが語る、現代の読者の役目とは|國學院大學メディアnote
                          • やっぱり本が好き! chelmicoちゃんの読書の秋。おすすめの本、聞いちゃいました|TV Bros. ( テレビブロス )

                            夏真っ盛りから一気に肌寒くなってもう秋ですね。そして秋といえば文化の秋、読書の秋ということで、今回は普段から読書を嗜むchelmicoのお2人に、オススメ図書を伺いました。どんな本がレコメンドされるか乞うご期待! 取材&文/高木”JET”晋一郎 撮影/横山マサト ーーーーchelmicoのお2人はTwitterやInstagramで「いまこの本を読んでる」といった発信をされることが多いので、2人に読書家のイメージを持っている人も多いと思います。 Mamiko 「年間何百冊読んでます!」みたいな感じでは全然ないけど、普通に本は読むし、お互いにも「この本、面白いよ」とか教えあったりはするよね。 Rachel あと楽屋で読んでるのを見て「なに読んでんの? あとで貸して~」とか。 ーー僕も以前、町田康の「しらふで生きる 大酒飲みの決断」をレイチェルに教えてもらって。 Rachel そんな話したね、

                              やっぱり本が好き! chelmicoちゃんの読書の秋。おすすめの本、聞いちゃいました|TV Bros. ( テレビブロス )
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