美濃市出身の歌手・野口五郎さんと昭和の五輪をテーマにした展示と物販会が二十三日、美濃市広岡町の旧名鉄美濃駅で始まった。二十六日まで。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になった五輪が開幕するはずだった四連休に合わせ、同駅を使ったイベント企画を手掛ける「Q企画」が実施した。代表の市原英之さん(68)は「昭和時代の五輪の熱狂や、地元のスターに思いをはせてもらいたい」と話す。 駅舎内には野口さんが同駅で収録した最新作「光の道」のミュージックビデオや、一九六四年東京五輪と七二年札幌五輪の映像が流れ、昭和に流行した曲のレコードをかけることもできる。野口さんが美濃まつりの花みこしを担ぐ写真も展示され...