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折口信夫全集の検索結果1 - 10 件 / 10件

  • 闇に葬られかけた昭和期の「性加害」 公然の秘密だった、学者・折口信夫のセクハラ | 歴史人

    連日、話題となっているジャニー喜多川氏の性加害問題。「公然の秘密」として黙認されてきたこともこの問題の異常性とされているが、同じように闇に葬られかけた性加害があった。それが、カリスマ的な学者であった折口信夫(おりくちしのぶ)による弟子たちへのセクハラである。「布団の中に潜り込んで襲っても、セクハラが暗黙の了解となっていて誰も騒がなかった」「折口の死後、被害者が事実を語ると批判を浴びた」など、ジャニーズ問題で報道されている内容と類似点も多い折口の事件について、経緯を見ていこう。 ■立場を利用して弟子に迫った学者・折口信夫 日本中を騒がせている故・ジャニー喜多川氏による性加害問題。BBCで放送されたドキュメンタリー「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」では、かつてジャニー氏から性加害を受けながらも、今でも彼のことが大好きだという男性について、ジャーナリストが「グルーミングを受けた結果だ

    • 空虚な日本と日本文化の世界化と世界から見た日本独自の文化となるヘンテコさ ~太古まで遡る歴史観とは異なる歴史認識の違いと大思想による体系化の欠如による空虚さ - 日々是〆〆吟味

      からっぽなものと日本的なもの? 三代前の歴史観 【史記/万葉集】 【柳田國男全集/折口信夫全集】 大思想と地理的条件 【アリストテレス全集/中論】 外国人から見た日本の文化って? 【ロラン・バルト『表象の帝国』】 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/2020.6.22 からっぽなものと日本的なもの? からっぽな存在(キャラクターやフィクション)がどのように役に立つか、というようなお話をしてみましたが、案外こういうことは普段から当たり前に行なっているかもしれませんね。そのため今更なに言ってんだと思われるかもしれません。しかしこうしたからっぽなものが当たり前にあるということがどちらかというと日本的なのかもしれません。 三代前の歴史観 直接読んだわけではなく孫引きかなにかで読んだ覚えがあるのですが、柳田國男は日本の歴史観というのは基本的に直接に知れる係

        空虚な日本と日本文化の世界化と世界から見た日本独自の文化となるヘンテコさ ~太古まで遡る歴史観とは異なる歴史認識の違いと大思想による体系化の欠如による空虚さ - 日々是〆〆吟味
      • 出版状況クロニクル189(2024年1月1日~1月31日) - 出版・読書メモランダム

        23年12月の書籍雑誌推定販売金額は887億円で、前年比8.9%減。 書籍は483億円で、同7.5%減。 雑誌は404億円で、同10.0%減。 雑誌の内訳は月刊誌が354億円で、同8.8%減、週刊誌は50億円で、同17.9%減。 返品率は書籍が29.1%、雑誌が40.3%で、月刊誌は38.5%、週刊誌は50.4%。 週刊誌はマイナスと返品率が最悪な状況になっている。 おそらく24年は月刊誌はいうまでもなく、週刊誌の休刊も続出するであろう。 1.出版科学研究所による1996年から2023年にかけての出版物推定販売金額を示す。 ■出版物推定販売金額(億円) 年書籍雑誌合計 金額前年比(%)金額前年比(%)金額前年比(%) 199610,9314.415,6331.326,5642.6 199710,730▲1.815,6440.126,374▲0.7 199810,100▲5.915,315▲

          出版状況クロニクル189(2024年1月1日~1月31日) - 出版・読書メモランダム
        • 出版状況クロニクル187(2023年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム

          23年10月の書籍雑誌推定販売金額は848億円で、前年比0.4%増。 書籍は498億円で、同2.8%増。 雑誌は350億円で、同2.9%減。 雑誌の内訳は月刊誌が295億円で、0.2%減、週刊誌は54億円で、15.6%減。 返品率は書籍が33.8%、雑誌が44.9%で、月刊誌は43.7%、週刊誌は50.4%。 週刊誌の月次の50%超えは初めてだ。 書籍は9月期に続いて、返品が減少し、推定販売金額も2ヵ月連続のプラスとなった。 それは新刊と出回りの書籍の2.7%、5.1%増の平均価格の値上がりにもよっている。 だが書店店頭売上は厳しく、書籍は6%減、文庫は9%減、ビジネス書は3%減、実用書は2%減、児童書13%減で、文芸書は5%増となっているが、これは初版30万部の『続 窓ぎわのトットちゃん』(講談社)の刊行に負っている。 雑誌は定期誌10%減、ムック4%減、コミックスも『呪術廻戦』『SPY

            出版状況クロニクル187(2023年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム
          •  ことわざを途中から「なんとやら」と濁すことがありますが、その意味や目的について書かれた資料はありま... | レファレンス協同データベース

            ことわざを途中から「なんとやら」と濁すことがありますが、その意味や目的について書かれた資料はありますか。 また、いつからそのような用法があったのか確認できる資料はありますか。 1 「なんとやら」の意味 「なんとやら」の意味は、以下の辞典で確認できます。 (1) 『新明解 国語辞典 第7版』 山田忠雄/編 三省堂 2012.1 p.1138 わかりきっていることだとして具体的な内容をわざと言わないで済ませるのに用いる語。 (2) 『大辞林 第3版』 松村明/編 三省堂 2006.10 p.1907 名称や言葉などをぼかしたり、婉曲に言うときに用いる語。 (3) 『広辞苑 第7版』 新村出/編 岩波書店 2018.1 p.2202 はっきりしない物事を示したり、婉曲に言ったりする時に使う語。 2 目的について 「なんとやら」を使うなどしてことわざを濁したり、省略することについては、以下の 資料

               ことわざを途中から「なんとやら」と濁すことがありますが、その意味や目的について書かれた資料はありま... | レファレンス協同データベース
            • ここが熱いよ『歌合』! ~民俗学・古典文学・芸能の視点から~ - Million Notes

              こちらは感想本編に収まりきらなかった、歌合ここがたまらん!!!!!!!の煮凝りです。 ツイッターで「●●って何か意味あるのかな?」で挙がってたもの、大体今回のテーマと繋がる心当たりがあるのがやばいなこのカンパニー……をどうしてもがっつり喋りたくて、独立記事になっちゃいました。 トピックは、 1. あの意味深な大岩なに? 天岩戸 千引の石 2.「マレビト」って結局なに?歌合と関係あるの? マレビト、祭り、歌 3.「歌合」って言ってるけど、だいぶルール違わない? 「歌」の橋 「合」の橋 4.六首の歌には何か規則性とかあるの?赤・青の組分けの基準は? 歌の規則性の乱れ 組分けの乱れ 5.「あなめでたや」には昼目歌やカグヅチ神話みたいな元ネタあるの? 古語拾遺? 三番叟? おわりに の5点です。 もっと自力で掘りたい!って方との情報共有にもなるように引用元の文章逐一出してますが、ぶっちゃけ全部読む

                ここが熱いよ『歌合』! ~民俗学・古典文学・芸能の視点から~ - Million Notes
              • 【Kindle】太宰治、芥川龍之介からフランツ・カフカまでも!様々な作家の作品をまとめた全集・作品集が99円から200円で手に入る! - コバろぐ

                最近すっかり読書量が減ってきて、たまには本も読まなきゃと思い立ちAmazonのKindleストアを漁っていると、面白いものを見つけました。 古今東西の文豪、作家の作品がまとまった全集がたくさんあるんですよね。しかも、200円。作品が少ない作家さんの全集に至っては99円。 やっす。 太宰だって200円! (画像掲載元:太宰治 - Wikipedia) 文豪の全集まとめ あまりにも多くの作家さんの全集があり、探すことしばし。集中力が途切れてきたので、とりあえず何も考えずにまとめておくことにしたので、ここにまとめます。 欲しいときにサクっと買えるので、みなさんもお役立てください。 200円 芥川龍之介全集・378作品 有島武郎全集・46作品 泉鏡花全集・188作品 海野十三全集・174作品(さし絵・図解つき) 江戸川乱歩作品集・107作品(原作図表33枚つき) 小川未明全集・300作品 折口信夫

                  【Kindle】太宰治、芥川龍之介からフランツ・カフカまでも!様々な作家の作品をまとめた全集・作品集が99円から200円で手に入る! - コバろぐ
                • 近代短歌データベース

                  このサイトについて 本サイトでは近代短歌の全文検索と簡易な分析が可能です。 近代短歌作品はテキスト化されているものが少なく、検索や情報技術を用いた分析の対象となることは今までほとんどありませんでした。本サイトは近代短歌作品のテキスト化を行い、全文検索と簡易な分析機能を提供することで、文学研究や人文情報学に資することを目的として作成されました。テキストの質・量ともに改善の余地はありますが、一応の成果物としてここに公開いたします。広く活用していただけると嬉しいです。 また、本サイトの作成にあたり人文情報学研究所の永崎研宣先生をはじめとする多くの方のご助力を賜りましたことを感謝申し上げます。なお、このサイトは個人の活動によるものであり、所属先とは何の関係もありません。 村田祐菜(国立国会図書館) テキストについて 全集をOCR処理の上、人手で修正しています。テキストの修正作業は個人によるもので、

                  • 【考察】アマガミ討論会 第二夜 森島はるか編|んぱんて

                    1. 丘の上の家 やわらか田山こと田山花袋です。 こちらクニキダー・ドッピオこと国木田独歩君です。 国木田です。 本日のアマガミ討論会は、国木田君のお宅からお送りします。いかがお過ごしでしょうか。 ライスカレーを拵えようと台所に行ったところ、田山君が勝手口に立っていました。何してるの。 それにしても好い処ですね、君。この佇まい、如何にも武蔵野っていう気がする。 はい、アマガミ討論会です。今夜は主に森島はるかについてフレッシに語っていきたいと思います。 アマガミ考は森島はるかに始まり、森島はるかに終わる。これは楽しみだね。 案外と型を気にするんですね。硯友社かな。 いやしかし、この討論会はぜひ永く続けていきたいね。まア、6回くらいかな。 えらく妥当な目標設定で何よりです。 ■ 国木田の家は六畳一間、そのつぎが二畳、その向こうが勝手になっていて、何でも東京の商人が隠居所か何かに建てたものである

                      【考察】アマガミ討論会 第二夜 森島はるか編|んぱんて
                    • 宗教二世がフランスで考えた中上健次と社会物語学のこと : 物語=差別のメカニズムを探る:開かれた豊かな文学 1/2|hino niho

                      (連載の続きになります。これまでの記事はこちら。) 前回は中上健次が自身が部落出身であることを打ち明け、差別というものについて語りはじめた時代背景を見た。そこで中上が1976年に匿名性と固有性、現実と虚構のあわいを揺れるような「路地」という言葉づかいを発見していたことや、1977年の『枯木灘』の完成から間もなくして現実の「路地」の取り壊しが始まったこと、中上が差別を日本文化の核心にあるものとして読みかえ、賤なるものの「発揚」を試みたことなどを確認した。ここでは、ルポルタージュ『紀州』(̇Œ7)を補助線としながら差別をめぐる議論を取りあげ、その物語論的な変奏とも言える連続講演会「開かれた豊かな文学」(Œ12)での議論を追っていきたい。 震える穴のアナロジー 中上の物語論では前期においても後期においても穴のメタファーがきわめて重要な役割を果たすことになる。さまざまな形の穴という穴が連想《アナロ

                        宗教二世がフランスで考えた中上健次と社会物語学のこと : 物語=差別のメカニズムを探る:開かれた豊かな文学 1/2|hino niho
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