かつて東京都江東区木場にあった「河本」という老舗酒場。 多くの酒飲みに愛され、伝説とまで言われた店だったが、残念ながら昨年、その90年近い歴史に幕を閉じてしまった。 これは、その長い長い歴史からすればほんの一瞬のことにすぎなかった、酒の穴の河本に関する思い出と、ちょっとだけその後のお話。 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:酒の穴の酒さんぽ~雪見酒を求めて秩父のほうへ~ 好きな店には、行けるうちに行っておくしかない パリ:居酒屋や大衆酒場文化のファンにとってレジェンド的なお店が、全国各地にありますよね。 ナオ:ありますね。80年続いた「たぬきや」もそうだし。 パリ:貴重な横浜「市民酒場」