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村山斉 本の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 面白かった本2019 - phaの日記

    毎年まとめているこのコーナー。 面白かった本2018 - phaの日記 面白かった本2017 - phaの日記 面白かった本2016 - phaの日記 面白かった本2015 - phaの日記 面白かった本2014 - phaの日記 2019年もいろいろ本を読みました。大体本読むくらいしか趣味があまりないんだよな。今年は引っ越しをしたら、新しく住み始めた街が本屋が充実していたので、ついつい本を買っちゃうことが多かった一年でした。 濱野ちひろ『聖なるズー』 稲田俊輔『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』 スズキナオ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』 雨宮まみ『東京を生きる』 又吉直樹『東京百景』 山下泰平『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』 三宅香帆『文芸オタクの私が教える バズる文章

      面白かった本2019 - phaの日記
    • 数式を知らずして、宇宙がわかるものか! ド文系が挑む「一般相対性理論」への道(深川 峻太郎)

      “物理学の最高峰に徒手空拳で挑み、数式の吹雪に遭難しかける冒険譚のリアリティ” (カブリ数物連携宇宙研究機構機構長 大栗博司) “数学嫌いが果敢に挑んだ、宇宙の言葉=数式。山登りのような達成感を実感だ!” (カブリ数物連携宇宙研究機構初代機構長 村山斉) 『大栗先生の超弦理論入門』『宇宙は何でできているのか』など、ベストセラーとなった科学書の編集を何冊も手がけてきた文系ライターが一般相対性理論の“数式”へと挑んだ話題作『アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えた』。そのプロローグと第1章を、全6回の短期連載で特別公開いたします。 “ちょっとでいいから、数式で宇宙がどう書かれているのかをわかってみたい” そう思ったことのあるすべての人に贈る、史上初の数式ドキュメンタリーをお楽しみください! 深川峻太郎 ライター、編集業。1964年北海道生まれ。2002年に『キャプテン翼 勝利学』(集英

        数式を知らずして、宇宙がわかるものか! ド文系が挑む「一般相対性理論」への道(深川 峻太郎)
      • 宇宙に物質しかない理由を重力波で探る

        宇宙の物質と反物質の偏りを生んだ起源として提唱されている「右巻きニュートリノ」仮説を重力波観測で検証できるという理論が発表された。 【2020年2月12日 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構】 ビッグバンで誕生したばかりの超高温の宇宙では、エネルギーのほとんどは光(輻射)の形で存在していた。この大量の光子から粒子と反粒子がペアで生み出され、後に原子や星、銀河などの材料となる「物質」が作られたと考えられている。 しかし、すべてが対称と仮定した場合の量子力学の法則では、1個の光子からは必ず粒子と反粒子が1個ずつ「対生成」されることになっているので、初期宇宙では粒子と反粒子が完全に同じ数だけ生み出されたはずだ。その後の宇宙膨張で温度が下がり、粒子と反粒子が衝突して消滅する「対消滅」が起こると、すべての粒子と反粒子が消えてしまい、粒子が集まってできた「物質」も反粒子が集まってできた「

          宇宙に物質しかない理由を重力波で探る
        • 東大録 #3 東大の物理学科に入ってよかったこと - 東大卒教育起業家の奮闘記

          今回は、物理学科のことを大まかに振り返りたいと思います。 物理学科を目指したきっかけ 以前にも書きましたが、東大の物理学科を目指したきっかけは、高校生の頃に出席した講演会の影響でした。 2012年の夏でしたが、Kavli IPMU の村山斉機構長(当時、現在は大栗さん)が登壇されて、宇宙の始まりなどのよくあるトピックについてお話ししてくださいました。 村山さんは喋りが非常に上手な人で、発表の内容やスライドもユーモアにあふれていました。 当時は単に物理に興味があったから講演会に参加したのですが、その講演をきっかけに東大の物理学科に興味を持つようになりました。 当然、普段の研究というのはもっと地味で大変なのでしょうが、高校一年生の私にとっては物理学者という仕事が大変魅力的に思えたのです。 なんとなく大学では物理をやりたいという思いはあったのですが、その日をきっかけに東大の物理学科を真剣に目指す

            東大録 #3 東大の物理学科に入ってよかったこと - 東大卒教育起業家の奮闘記
          • 強い力が軽いパイ中間子を生み出す仕組みを明らかに -南部陽一郎博士の予言を理論的に証明-

            2021年6月24日 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) 1. 発表概要 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) の村山斉 (むらやま ひとし) 主任研究者は、強い力を伝えるパイ中間子が極端に軽い仕組み (注1, 図1及び図2) を理論的に証明しました。パイ中間子は湯川秀樹博士が提唱した粒子ですが、これが軽くないと原子核はできないことが知られています。2008年ノーベル物理学賞受賞者の南部陽一郎博士は、パイ中間子の質量が軽くなる要因は、強い力を記述する量子色力学 (QCD)において「カイラル対称性の自発的破れ」が起きるためであると提唱していました。近年、スーパーコンピューターによる数値計算では示唆されていたものの、今回村山主任研究者は手計算によって、この六十年来の主張を理論的に証明することに成功しました。村山主任研究者

              強い力が軽いパイ中間子を生み出す仕組みを明らかに -南部陽一郎博士の予言を理論的に証明-
            • 宇宙に物質しかない理由を重力波で探る

              宇宙の物質と反物質の偏りを生んだ起源として提唱されている「右巻きニュートリノ」仮説を重力波観測で検証できるという理論が発表された。 【2020年2月12日 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構】 ビッグバンで誕生したばかりの超高温の宇宙では、エネルギーのほとんどは光(輻射)の形で存在していた。この大量の光子から粒子と反粒子がペアで生み出され、後に原子や星、銀河などの材料となる「物質」が作られたと考えられている。 しかし、すべてが対称と仮定した場合の量子力学の法則では、1個の光子からは必ず粒子と反粒子が1個ずつ「対生成」されることになっているので、初期宇宙では粒子と反粒子が完全に同じ数だけ生み出されたはずだ。その後の宇宙膨張で温度が下がり、粒子と反粒子が衝突して消滅する「対消滅」が起こると、すべての粒子と反粒子が消えてしまい、粒子が集まってできた「物質」も反粒子が集まってできた「

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