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東久邇宮稔彦王 なぜの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 特攻に駆り立てた「一撃講和論」 採用された背景にあったものとは(一ノ瀬 俊也)

    特攻隊員の本当の姿を描き出した、一ノ瀬俊也氏の『特攻隊員の現実』が反響を呼んでいる。前回に引き続き、「特攻はなぜ始められたか」について本書の序章からご説明したい。 天皇や伏見宮たち陸海軍はサイパン島の奪回こそ諦めたが、戦争自体の継続では一致していた。連合国は日独に無条件降伏を要求していたし、日本はまだ広大な占領地を保持し、本土への直接上陸を許してもいなかったからである。だが、どのようにして戦争を終結させるかの展望は指導者層、そして国民にも示す必要があった。 そのさい戦争終結構想として唱えられたのが「一撃講和論」である。その内容を端的に示すのが、陸軍大将・東久邇宮稔彦王の一九四四年七月一一日の日記の「わが海軍は、なお最後の一戦をやる余力があるから、陸海軍の航空戦力を統合して、アメリカ軍に一撃を加え、その時機に和平交渉をするのがよい。これがためには、陸海軍統帥部の一元化と航空戦力の一元化を、急

      特攻に駆り立てた「一撃講和論」 採用された背景にあったものとは(一ノ瀬 俊也)
    • 帝国日本の臣民は「旧宮家」に親しみを持てなかったか|財布を忘れて愉快なオーストリア大公妃|note

      はじめに 令和2年(2020年)現在、皇位継承権をもつ皇族は三名しかおられない。「皇統断絶」の可能性も指摘される危機的状況にあるため、男系皇裔である旧宮家――幕末の伏見宮邦家親王を共通祖先とする「伏見宮系皇族」――の子孫に皇籍を付与することや、皇室史上先例がない女系継承を認めることが提案されている。 だが、旧宮家末裔の皇籍取得については、国民に受け入れられないのではないかと懸念する声がある。というのも、彼らは皇籍離脱からかなりの歳月が経過しているうえ、現皇室との男系共通祖先が室町時代の伏見宮貞成親王であり、今上天皇とは血縁がかなり遠いからだ。 旧皇族は、既に60年近く一般国民として過ごしており、また、今上天皇との共通の祖先は約600年前の室町時代までさかのぼる遠い血筋の方々であることを考えると、これらの方々を広く国民が皇族として受け入れることができるか懸念される。 ――報告書「皇室典範に関

        帝国日本の臣民は「旧宮家」に親しみを持てなかったか|財布を忘れて愉快なオーストリア大公妃|note
      • ドラマチックトーンで撮ってはいけないもの - 月に叢雲花に嵐

        ここ最近司馬遷の史記を読んでいるのだが、 1巻はサクサク読んだものの2巻をようやく読み終わった。 2巻には書・表と言う形で文化史的なものが入っていたのだが、 特に古代の東洋星占術の類が正直読んでいて苦痛ですらあった。 あとがきによると古代より読み飛ばされる巻であったらしい。 とは言え漢の初期、私鋳銭と言うのがあって、 勝手に銅で質の悪い通貨をつくっていたので ハイパーインフレになった話が出てきたり、 それはそれで興味深かった。 あとは世家と列伝のみと言うことになる。 さて、本日の写真。 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII + LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH. SS1/200 F5.6 ISO200 ドラマチックトーン 前に国会議事堂の公孫樹並木を撮影したのと同じ日に撮影した自民党本部である。 それから2か月…今では疑獄のデパートと化している。 司馬遷に

          ドラマチックトーンで撮ってはいけないもの - 月に叢雲花に嵐
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