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森美術館 モネの検索結果1 - 31 件 / 31件

  • #展示技術講座 |原稿|多摩美術大学彫刻学科主催|宮路 雅行

    この記事は自分を知ってもらうためにとても良いと思いプロフィール記事に設定しました。内容は多摩美術大学でおこなわれた展示技術講座の職業紹介でしようした原稿です。 10/10 13:00~16:10 「職業紹介」「ワークショップ」 10/11 13:00~16:10 座学「展示壁について」「映像展示について」 デモンストレーション「プロジェクター設置」 場所:メディアホール 対象:多摩美生。人数は入れなくなった時点で制限。 自己紹介こんにちは、多摩美術大学彫刻学科の実技の成績でAをとったことの無い宮路です。ちなみに、4年間Bだった同期は僕を含め3人しかいませんでした。ワースト3の成績です。下の画像は美術館の監視カメラにアクセスするために設計したタラップです。制作は京都のジーファクトリー(後藤雅樹)さんに制作してもらいました。 僕は展示技術者として仕事をしています。後で説明しますがインストーラー

      #展示技術講座 |原稿|多摩美術大学彫刻学科主催|宮路 雅行
    • 国立西洋美術館初の現代美術展示。「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の概要とトークをレポート

      国立西洋美術館初の現代美術展示。「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の概要とトークをレポート東京・上野の国立西洋美術館で21組の現代美術作家を招き、同館や同館コレクションについて考える初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催される。会期は3月12日〜5月12日。 文・撮影=安原真広(ウェブ版「美術手帖」副編集長) 左から鷹野隆大、小田原のどか、梅津庸一、新藤淳 今年開館65周年を迎える東京・上野の国立西洋美術館。ここで21組の現代美術作家を招く初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催される。会期は3月12日〜5月12日。 参加作家は、飯山由貴、梅津庸一、遠藤麻衣、小沢剛、小田原のど

        国立西洋美術館初の現代美術展示。「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の概要とトークをレポート
      • 【モネ 連作の情景】を見に行こう!人気の美術展が残りわずか #モネ - 満喫!わたしの自分時間

        【上野の森美術館】で1月28日(日)まで *当ブログではアフィリエイト広告を利用しています* こんばんは!erizaです(^^♪ ずっと気になっていた【モネ 連作の情景】を、昨年末にようやく鑑賞してきました。 年末ならばきっと人が少ないだろうと考えて、実家に戻るのを遅くしてまで予約したの が30日。それなのに・・・考えることはみな一緒なのか(>_<) 大勢の人で賑わって いました。特にグッズショップ!入場制限がかかるほどでした。中に入ってしまえば、 身動きがとれないほどではありませんでしたが、見たいものを手に取るまでが大変。 会期もあと僅かになっていますので、駆け込みの方もこれからは多そうです! ただ、これだけの作品が一堂に会すことは今後難しいのではないかと思えますので、ぜ ひ気になっている方は、足を運んだ方がよろしいかと(*^^*) 前置きが長くなりましたが、では実際の作品を観ていきまし

          【モネ 連作の情景】を見に行こう!人気の美術展が残りわずか #モネ - 満喫!わたしの自分時間
        • 『モネ 連作の情景』展に行ってきました - 時の化石

          どうもShinShaです。 久しぶりに美術展に行ってきました。 10月から上野の森美術館で始まった『モネ 連作の情景』展。 今回は、なんと美術展初日の女性陣で混み混みの中訪問したのです。 この美術展、展示されているのは100%モネの作品なのです。 モネは女性に絶大な人気がありますね。 この美術展では、初めて見る初期の作品がたくさん出展されていました。 やはりモネの絵は素晴らしかったです。 そして、二枚の睡蓮は記憶に残る美しい作品でした。 『モネ 連作の情景』展エントランス クロード・モネ プロフィール 美術展『モネ 連作の情景』から 初期の作品 印象派以後の作品 ミュージアムショップに入れない💦 おわりに クロード・モネ プロフィール クロード・モネは1840年フランス・パリ生まれの印象派画家。5歳のとき、一家で大西洋に面したセーヌ河口近くのル・アーヴルに移り住む。51年、公立中学校に入

            『モネ 連作の情景』展に行ってきました - 時の化石
          • モネの絵を観て - ゆっくり、ゆっくり。

            こんにちは。 ご訪問ありがとうございます。 11月も終わろうとする頃、クロード・モネの絵を観てきました。 上野の森美術館。 「モネ・連作の情景」 久しぶりの美術館です。 原田マハさんの「モネのあしあと」を再読してから行きました。 普段はあまり下調べをすることもなく、絵を観るだけで満足していますが、 今回は、モネの生きた時代や暮らしの背景などを知ってから観ようと思いました。 行きの電車の中でも読みましたから、記憶力の怪しい私でもほやほやの状態です。 おかげでコーナーごとにある説明文も、さくっと読んで内容がつかめた気になりました。(早合点してなければ^^;) 会場は平日でもかなり混んでいて、時間ごとの入場制限もありました。 展示室内もたくさんの人で、間をぬうようにしたり、前に立つ人の隙間から観たり。 さすがモネですね。大人気。 写真も一部OKでした。 ただ、人混みに弱いため徐々に疲労が。 ショ

              モネの絵を観て - ゆっくり、ゆっくり。
            • モネ展に行きました 楽しかったです^^ - 発達凸凹息子との学習や生活あれこれ

              こんにちは ずんだです 上野の森美術館のモネ展に行ってきました。 ここはですね。以前来た、ムンク展以来かも (前もここだった気がするが、。) 午前中行けそうだったので、一番早朝のにしようと思ったけど、 さすがに家を出る時間を考えたら、、早すぎか? 朝ニぐらいで予約したので、入る時は、わりと人は少なめ。 (出てきた時はいっぱい人がいた💦)平日なのに ここに行きたくなったのはですね。。 こっぺ (id:shiawasenoyokann)さんのモネ展の日記を読んで行きたくなっていました。(すみません、言及しちゃいました!!) その後、他の方も書いていらっしゃった方がいましたが。 ブログとはすごいな(笑) こういう風に見ると興味深く見られるんだとか、(見たくなるとか) ブログから、知ること、思うことができるというのはいいなと思います。 原田マハさんの「モネのあしあと」を読んでから行きましたよ〜

                モネ展に行きました 楽しかったです^^ - 発達凸凹息子との学習や生活あれこれ
              • 和田彩花「わからない」から始める美術の楽しみ方、その奥深さ | CINRA

                アイドル、歌手として活躍する和田彩花さんは、大のアートラバーとしても広く知られている。高校のときに出会った1点の絵画がきっかけになり、美術を研究することを決心。大学~大学院では美術史を専攻した。現在では、芸能活動のかたわら、アートに関わるエッセイや書評も多く手がけているのだから、筋金入りだ。 そんな和田さんに、高校生のときに起きたアートとの出会い、そしていまの心境を聞いてみることにした。アート=高尚で難解、というイメージはいまだに根深くある。けれども例えば「美術検定」のような、アートの奥深さを除々に知っていくための学びの場が用意されているのも、今日のアートを取り巻く環境だ。和田さんとの対話から、あらためてアートと出会う方法を考えてみた。 いままでの「絵画」のイメージが壊された高校1年生時の体験 ―和田さんが美術に興味を持ったきっかけは? 和田:高校1年生のときですね。当時、お仕事のために母

                  和田彩花「わからない」から始める美術の楽しみ方、その奥深さ | CINRA
                • 感動の常設展!国立西洋美術館で名画に出会う! #日本 #アート - 今を満喫♪

                  前回の続きになります。 上野の森美術館(東京都台東区上野公園 1-2)でモネ展を鑑賞後、5分ほど歩いて国立西洋美術館へ移動しました。 国立西洋美術館 東京都台東区上野公園7番7号 www.nmwa.go.jp こちらの常設展はわたしの好きな印象派の作品も多く展示されていて、大好きな美術館です。 企画展も開催中でしたが、今回は常設展のみ鑑賞しました。 <常設展の入場料> 一般500円 大学生250円(大学によっては無料) 高校生以下及び18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方及び付添者1名は無料 素晴らしい内容にもかかわらず、激安です。 モネ展(東京)が3000円だったので、なおさらお安く感じてしまいます。 入場して、まず目にするのがこちら。 「国立西洋美術館と松方コレクション」について (以下は公式サイトより) 国立西洋美術館は1959(昭和34)年、フランス政府から日本へ寄贈返還された

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                  • TABユーザーと編集部が選ぶ2019年の展覧会ベスト10

                    Tokyo Art Beatで1年間に紹介した約5000件の展覧会・イベント情報の中からもっとも注目を集めた展覧会トップ10を紹介。 Tokyo Art Beatが2019年に公開した展覧会・イベント数は約5000件。それらすべての情報をチェックできるTABアプリのクリップ機能「行った」「行きたい」の総数=票数とし、TABユーザの関心度がもっとも高かった展覧会ベスト10を紹介する。 「塩田千春展:魂がふるえる」の会場風景Photo: Xin Tahara 1位:「塩田千春展:魂がふるえる」(森美術館、6月20日〜10月27日) ベルリンを拠点に国内外で作品を発表してきた塩田千春の過去最大規模の個展が堂々の1位に。SNSやテレビなどでも連日のように取り上げられ、会期130日間で総入館者数が66万6271人(六本木ヒルズ展望台 東京シティビューとの共通チケット)を記録したことも話題となった。

                      TABユーザーと編集部が選ぶ2019年の展覧会ベスト10
                    • 原田マハ著 小説『たゆたえども沈まず』を読みながら あらためて小説の形で読むゴッホとテオの物語に強く胸を打たれた - 時の化石

                      どーも、ShinShaです。 今回のブログでは、原田マハさんの著作『たゆたえども沈まず』をご紹介します。この本をちょうど半分読んだところですが、胸を打たれる場所がいくつもありました。感動の余韻の残が残っている中、ブログを書き始めました。この小説は、すばらしいです。ゴッホ好き、美術愛好家いは必読の書です。 ゴッホという画家は、日本人の中では、認知度ほぼ100%です。だから、ゴッホの作品を書くというのは、大変な仕事なんですね。下手をすると、自分の経歴を傷つける危険性があります。そういうプレッシャーの中、この作品は、すばらしい出来ばえであると思います。うん、よく書いた。 著者について 小説『たゆたえども沈まず』 小説のあらすじと感想 日本美術をヨーロッパに紹介した林忠正氏 本書に登場する重要な2枚の絵 ゴッホのパリ時代の作品 あとがき 著者について 筆者、原田マハさんの略歴をご紹介します。山本周

                        原田マハ著 小説『たゆたえども沈まず』を読みながら あらためて小説の形で読むゴッホとテオの物語に強く胸を打たれた - 時の化石
                      • 2024年のオススメ展覧会50選+α 印象派から マティス 雪舟 デ・キリコ 空海 法然 ポール・マッカートニーまで

                        2024年(令和6年)は、日本美術では、”かつてない”空海展、”雪舟展ではない”雪舟展、法然展、国宝「源氏物語絵巻」が大阪と東京で見られる徳川美術館展。西洋美術では、全国巡回する「印象派 ウスター美術館」やモネの睡蓮をはじめ、マティス展、デ・キリコ展、現代アートでは村上隆、塩田千春、音楽関係では坂本龍一展、ポール・マッカートニー写真展など、話題の展覧会・美術展がたくさんあります。2023年中に開幕したものを含め、美術展ナビ編集班が2024年に絶対に行きたい、見たいものを50展+αセレクトしました。2024年のスケジュールなどにご活用ください。(随時更新) 2024年の注目展50+αの一覧 【2023年開幕】 1 「キュビスム展」(国立西洋美術館)~1月28日(京都市京セラ美術館)3月20日~7月7日 2 開館記念展「皇室のみやびー受け継ぐ美ー」(皇居三の丸尚蔵館)~6月23日 3 「モネ

                          2024年のオススメ展覧会50選+α 印象派から マティス 雪舟 デ・キリコ 空海 法然 ポール・マッカートニーまで
                        • 一人旅の設計図 - カミーノ、ゴッホ、北欧を巡る旅 - 米粒遊歩 Tiny Journey

                          おはようございます cometです やりたいことをやろうとした時、時間やお金の問題に直面することがあります。 でも一旦無視して計画し始めると、いつの間にか前進している。 そういうものじゃないかなあ。 だからこれから!と妄想している一人旅の計画を真面目に書いてみます。 今回は海外の話です。 旅のテーマ 歩いてみたいロングトレイル ここでのミュージアムとは つまりこういう旅がしたい 一人旅の設計図 カミーノ巡礼(スペイン) カミーノとは 世界に2つだけ、世界遺産の巡礼路 DUAL PILGRIM どの道を選ぶのか ゴッホを巡る旅(オランダ・ベルギー・フランス) ゴッホの軌跡 イメージするルート 旅の終焉 北欧周遊(北欧諸国・バルト三国) 想定しているルート いよいよバルト三国へ じっくり過ごしたい国 とりあえず荷物を用意してみた 旅のテーマ 行ってみたい場所や興味のあることは星の数ほどあります

                            一人旅の設計図 - カミーノ、ゴッホ、北欧を巡る旅 - 米粒遊歩 Tiny Journey
                          • 冬休みは美術館へ。年末年始も見られる展覧会をピックアップ

                            冬休みは美術館へ。年末年始も見られる展覧会をピックアップゴッホからダムタイプまで、年末年始も見ることのできる展覧会をピックアップ。首都圏を中心に、主に2020年1月2日から開館する美術館を紹介する。長期休暇中のお出かけの参考にしてほしい。 「未来と芸術展」の会場風景より、エコ・ロジック・スタジオ《H.O.R.T.U.S XL アスタキサンチン g》(2019) 年末年始も休まずオープンするのは、六本木・森美術館の「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命─人は明日どう生きるのか」(12月31日は22:00まで)。64のアーティストやプロジェクトが参加する本展は、都市計画から建築、ロボット、そして衣服、食までを網羅するもの。会場には日本で初めてとなる美術館内の「バイオ・アトリエ」も設置され、複数の作品を進行形で見ることができる。一年の締めくくり、または新たな年の始まりに、「未来と芸術」を考え

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                            • 【神戸】兵庫県立美術館「ゴッホ展(2020年)」の感想と徹底ガイド!混雑しない時間は?

                              ども、ナビゲーターのビー玉です。 本日は出張美術館です♪ 兵庫県立美術館で開催中の「ゴッホ展」の感想やレポート、チケットの購入方法、混まない穴場の時間帯など、人気の「ゴッホ展」の徹底ガイドです。 2016年「ゴッホとゴーギャン展」の動員数約40万人 (巡回:愛知県美術館 約22万5千人) 2017年「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」の動員数は約37万人 (巡回:北海道立近代美術館 約20万人) (巡回:京都国立近代美術館 約18万人) そして2019年! 上野の森美術館で開催され、動員数が45万人を超えた「ゴッホ展」がいよいよ関西巡回です!! ゴッホは何度も観てるし、それほど大きな発見はないかもしれないなぁ・・なんて思いつつ観に行ったんですが! なんのなんの!!!今までもゴッホ展とは少し違って、新しい発見に満ちておりました( ✧Д✧) カッ!! この熱い気持ちを出張レポートにぶつけていきたいと

                                【神戸】兵庫県立美術館「ゴッホ展(2020年)」の感想と徹底ガイド!混雑しない時間は?
                              • 大阪中之島美術館「モネ 連作の情景」展へ行ってきた感想!穴場ランチや駐車場情報も紹介します

                                本日は、大阪・中之島美術館で開催の『モネ連作の情景』の感想&レポートです。 『モネ 連作の情景』展は、印象派の設立メンバーだったクロード・モネの作品を「連作」という切り口で紹介する展覧会です。 モネは同じ場所やテーマを異なる時間や季節に描き、光と色の変化を描き出すことを試みました。この展覧会では、100%モネ、モネだけの作品約70点を国内外の40館から大集結。 実際に行ってみると連作でしか感じることができない貴重な絵画体験ができる絵画展でした。 こんばんは、ナビゲーターのビー玉です。 本日は、『モネ連作の情景』展のレポート以外にも格安駐車場から穴場のランチ情報まで、『モネ連作の情景』展を楽しみ尽くすための徹底ガイドです。よろしければ観覧の参考にしてもらえると嬉しいです。 『モネ 連作の情景』展の概要 画像出典:『モネ連作の情景』公式サイトより 【展覧会名】『モネ 連作の情景』 【会  期】

                                  大阪中之島美術館「モネ 連作の情景」展へ行ってきた感想!穴場ランチや駐車場情報も紹介します
                                • これが観たい!2024年に開催される美術展まとめ

                                  こんばんは、大人の美術館ナビゲーターのビー玉(@beedama_lab)です。 印象派の巨匠モネの代表作を多数展示する「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」や、キュビスムの誕生から変遷をたどる「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」など、海外の有名美術館や博物館のコレクション、滅多にお目にかかれない個人蔵の作品など注目作品が目白押し。とくに第1回印象派展から150年ってことで印象派の美術展はてんこ盛りで “睡蓮イヤー” になそうな2024年 その反面、クラシック美術ファン、宗教画LOVERにとっては少々寂しい年かもしれません。 本日は、2024年〜25年に開催される美術展を会期順にまとめました。2024年に個人的にお観たい美術展です。数ある展覧会の中から独断と偏見で選んでいます。 2024年のアートシーンをガイドブック

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                                  • イスラエル博物館所蔵 「印象派・光の系譜」で光を見た話 - 雨がくる 虹が立つ

                                    コロナ禍になって、1年半ちょいが経とうとしている。 もともと変なところで潔癖なうえに、呼吸器と循環器を悪くした過去があることから、この1年半、それなりに高めの緊張感を途切れることなく持って生活してきた。 空がどんなに高くとも、風がどんなに暖かくとも、太陽がとても明るくとも、常にどんよりした膜に覆われているような、全体的に日々が灰色になったような、すっきりしない感覚が続いていたのだが──。 この日突然、陽が射した。 太陽の光は鮮烈で眩しく、思わずぐっと目を眇める。 ウジェーヌ・ブーダン《港に近づくフリゲート艦》1894年 これは、絵の中の話だ。 絵の中の太陽が、絵の中を照らしているだけ。 けれどその光は間違いなくこちらに届いており、私はその眩しさにたじろいだし、なんならそこに生じている暖かさも感じることができた。 そういう絵が、今、日本に来ている。 mimt.jp 10月15日から三菱一号館

                                      イスラエル博物館所蔵 「印象派・光の系譜」で光を見た話 - 雨がくる 虹が立つ
                                    • 2023年、ジヴェルニーとモネ展を訪ねて - Chikirinの日記

                                      上野の森美術館で「モネ展」をやっていたので観てきました。 こじんまりした美術館なので1時間くらいの鑑賞。 かなり混んでましたね。あいかわらず印象派は人気です。 ★★★ 私がクロード・モネの絵に最初に感動したのは、20代の頃、パリで「ルーアンの大聖堂」の連作を観たときでした。 → ルーアンの大聖堂 モネ - Google 検索 衝撃が強すぎて数十分、絵の前から動けなくなったのを覚えています。 (私にはそういうふうになる絵がごくたまーにあります) その後、パリ郊外にあるルーアンにも二泊の旅行に行ってきました。 あの大聖堂は確かにマジですごい。 ↓ デカすぎて、画角に収まらない・・・(ルーアンにて@2019) (※ただし、今回のモネ展にはルーアンの大聖堂の絵は展示されていません) ★★★ これに限らず、モネは「連作の画家」と呼ばれており、まったく同じ風景を、朝、昼、夜、春夏秋冬、晴天、曇天、雨の

                                        2023年、ジヴェルニーとモネ展を訪ねて - Chikirinの日記
                                      • 上野の森美術館にモネの約60作品が集結! 「モネ 連作の情景」

                                          上野の森美術館にモネの約60作品が集結! 「モネ 連作の情景」
                                        • 読者が選ぶ2021年のベスト展覧会。トップはマーク・マンダース展

                                          読者が選ぶ2021年のベスト展覧会。トップはマーク・マンダース展美術手帖では、2021年に開催された展覧会のなかからもっとも印象に残ったものをアンケート形式で募集。約300件の結果を集計し、寄せられたコメントとともに結果を発表する。 展示風景より、《乾いた土の頭部》(2015-16) 2021年、美術手帖読者の心をもっともつかんだのは、東京都現代美術館で開催された「マーク・マンダース ─マーク・マンダースの不在」(3月20日〜6月22日)だった。 この展覧会は、「建物としての自画像」という構想に沿って作品制作を行うことで知られているアーティスト、マーク・マンダースの国内美術館では初となった個展。マンダースは21年2月末まで、金沢21世紀美術館でミヒャエル・ボレマンスとの2人展「ダブル・サイレンス」を開催しており、名前を聞く機会も多かっただろう。会場は作家本人の構想により、展示全体を「想像の

                                            読者が選ぶ2021年のベスト展覧会。トップはマーク・マンダース展
                                          • 森美術館で歴代2位の入場者 塩田千春展、反響の秘密はどこに:朝日新聞GLOBE+

                                            66万人の衝撃 SNSで拡散 塩田さんは1972年、大阪で生まれた。京都精華大、ドイツ留学などを経て97年からベルリンに住む。展覧会は、絵画、動画、インスタレーション、舞台芸術など、25年の芸術活動を網羅していた。 2015年にベネチア・ビエンナーレの日本代表となり知名度は増したとはいえ、66万6千人は衝撃的である。島根県の人口が約67万人だから、島根県民全員がみたような勘定になる。 開催期間などが違うので単純比較はできないが、2004年の草間彌生展、2015年の村上隆展、2017年のレアンドロ・エルリッヒ展などの集客数を超えた。 歴代トップは、2003年の開館記念展覧会である「ハピネス:アートにみる幸福への鍵 モネ、若沖、そしてジェフ・クーンズへ」(時代や地域の異なる約180人のアーティストの芸術表現を通じて「幸福」という概念を探った展覧会)の約73万人だという。 森美術館の入り口=5月

                                              森美術館で歴代2位の入場者 塩田千春展、反響の秘密はどこに:朝日新聞GLOBE+
                                            • 「塩田千春展」 | 青い日記帳

                                              森美術館で開催中の 「塩田千春展:魂がふるえる」に行って来ました。 https://www.mori.art.museum/jp/ 1972年大阪生まれ、ベルリンに在住し世界的な活躍をみせる塩田千春さんの大規模個展が、森美術館ではじまりました。 数々の国際大会に引っ張りだこで、2015年には第56回べネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表にも選出された塩田さん。 実に今回が308回目の展覧会となるそうです。 塩田千春「不確かな旅」2016年 鉄枠、赤毛糸 「塩田千春展:魂がふるえる」←このサブタイトルは随分とベタ過ぎて塩田さん、森美術館らしくないな〜と長年、塩田さんの作品を観てきたKADOKAWAの玉置さんと会場で話していました。 しかし、決して虚勢を張ったり、空威張りして付けたタイトルでなかったのです。 玉置さんに前日の6月19日に行われた記者会見の映像を見せてもらいました。そこでは塩

                                              • 【アート】東京・リニューアルしたアーティゾン美術館へ。有名画家も多く広くてゆったり。写真撮影OK。 - G-log 日々思うこと

                                                東京都にあったブリヂストン美術館が、2020年1月にアーティゾン美術館にリニューアルしました。 「ARTIZON」は、ART(美術)とHORIZON(地平)をかけた造語だそうです。 そんなわけで、さっそく行ってきたけろ。 東京駅八重洲口から徒歩5分 チケットはネット予約していく 建物の構造的な話 見えてくる光景 コレクションの現在地 作品の画像をひたすら並べていく 空間が広く、鑑賞しやすい環境 アーティゾン美術館の感想まとめ 東京駅八重洲口から徒歩5分 まずアーティゾン美術館の場所ですが、東京駅八重洲口から徒歩5分ほどの場所にあります。 東京駅は慣れないと分かりにくいですね。 グランルーフを背にして進みます。 目印が乏しい写真しか撮ってませんでしたが、この道です。奥のでかいビルです。 これこれ。 これが入口です。オープンは10時からですが、既に少し並んでいました。 チケットはネット予約して

                                                  【アート】東京・リニューアルしたアーティゾン美術館へ。有名画家も多く広くてゆったり。写真撮影OK。 - G-log 日々思うこと
                                                • アフターコロナ・1年の記録 - Chikirinの日記

                                                  下記は、いまから約 4年前、2020年1月7日の呟きです。 厚生労働省が横浜のクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号の検疫を始めたのが2月3日。なので、その約1ヶ月前ですね。 やばいなぁ。これって日本にとっては中東うんぬんよりやばい感じもする。。。 中国 武漢で原因不明のウイルス性の肺炎患者相次ぐ | NHKニュース https://t.co/DBpNB9ApHB— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2020年1月7日 下記も1月のツイートなので、この時点でマスクを買っておいた人は、あの争奪戦に参加せずに済んだんじゃないかな。 私のお勧めの対策は、 春節の間(1月24日から末まで)、浅草とか銀座に行かない。 2月の大流行に備え、花粉症でマスクが欠かせない人は、今からマスクを買っとく のふたつです・・・— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2020年1月19日 とはい

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                                                  • 上野の森美術館 - あとは野となれ山となれ

                                                    昨日、上野の森美術館で開催中の「モネ 連作の情景」展を紹介しているブログを読み、作品の中に「積みわら」があることを知って、急に行きたい気持ちが募ってしまった。 と言うのも、以前名古屋で開催された印象派展でモネの「積みわら」に出合い、なぜか不思議なほどその絵を見て心が安らいで涙がこぼれてしまい、以来忘れられない作品になっているからだ。睡蓮と同じく積みわらもモネはたくさん描いているので、今回展示されているのが以前感動した作品かどうか分からないのだけれど、とにかく見たい。 会期は今月28日までだ。予約サイトを見ると来週はまだ余裕があったが、来週はあいにくたくさん予定が入っている。金曜日に行こうかと思ったが、翌日の土曜日はちょっと気の張る役目が入っている。最終日の28日は日曜日でもあり混みそうだ・・・という次第で、どうもお出かけ苦手な私には少々条件が悪い。もう少し早く知ることができれば良かった。

                                                      上野の森美術館 - あとは野となれ山となれ
                                                    • 【常設展】上野・国立西洋美術館(2020/6/20訪問) - すきコレ

                                                      自称アート・リポーターこと、よろコンです。 本日は美術館の「常設展」をレポートします。 今回レポートするのは、先日行った 「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」(以下「特別展」) の後に鑑賞しました、 国立西洋美術館・常設展 www.nmwa.go.jp 松方コレクションを礎に発展した世界に誇る日本の西洋絵画コレクションが展示されている常設展。今回は特別展の構成を少し意識しながらご紹介します。 最後までお読みいただけますと幸いです。 (ル・コルビジェ設計の世界遺産) 【目次】 (1) 訪問日・混雑状況 (2) 館内図 (3) 気になる作品 I イタリア・ルネッサンス絵画の収集 | Collecting the Italian Renaissance II オランダ絵画の黄金時代 | Dutch Painting of the Golden Age III ヴァン・ダイクとイギリス肖像画 |

                                                        【常設展】上野・国立西洋美術館(2020/6/20訪問) - すきコレ
                                                      • レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才 - 面白がって ご機嫌に生きる

                                                        28歳で夭折した天才画家、エゴン・シーレの美術展に行きました。 初日(1/26)の一番最初の時間を予約。 www.egonschiele2023.jp <ほおずきの実のある自画像>1912年 こちらが、エゴン・シーレ。絵よりも実物の方がイケメンかも。 モディリアーニやシーレは、俳優レベルのルックスだと思います…。 《母と子》1912年 《モルダウ河畔のクルマウ(小さな町Ⅳ)》1914年 ※館内は撮影禁止ですが、第9章のシーレの風景画9枚のみ、撮影可能です。 《自分を見つめる人Ⅱ(死と男)》 クリムトに師事し、「金のクリムト、銀のシーレ」といわれたそうですが、明るく華やかなクリムトと違い、暗い情念のようなものを感じます。どこか不吉で不穏な雰囲気があり、部屋に飾りたいタイプの絵ではありませんが、引き付けるものがありますね。 🌸     🌸     🌸 子どもの頃、たまたたテレビで放映して

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                                                        • 【読書感想】美術展の不都合な真実 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                                          美術展の不都合な真実 (新潮新書) 作者:古賀 太発売日: 2020/05/15メディア: 新書 Kindle版もあります。 美術展の不都合な真実(新潮新書) 作者:古賀太発売日: 2020/05/22メディア: Kindle版 内容(「BOOK」データベースより) フェルメール、ゴッホ、モネ―屈指の名画が来日するのは、有数の芸術愛好国だから?否、マスコミが主導し、大宣伝のなか開幕する「美術展ビジネス」が大金を生むからだ。「『○○美術館展』にたいした作品は来ない」「混雑ぶりは世界トップレベル」「チケット代の利益構造」「“頂点”に立つ国立美術館・博物館」等、新聞社の事業部で美術展を企画した著者が裏事情を解説。本当に観るべき展示を見極める目を養う必読ガイド。 僕はけっこう美術展を観に行くのですが(最近は新型コロナウイルスの影響で行けていませんけど)、正直、この本で著者が「暴露」している「不都合

                                                            【読書感想】美術展の不都合な真実 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                                                          • 【美術展レビュー】「モネ 連作の情景」vol.2(写真多め) - Anou

                                                            モネ作品として有名な「睡蓮」の展示はもちろん、「積みわら」、「ウォータールー橋」、「ジヴェルニーの庭」など名作祭りで話題の「モネ 連作の情景」@上野の森美術館。クリスマスと年末年始を跨ぐ会期なので、あっという間に終了してしまいそう。と言うわけで、オープン早々に訪れてみました。撮影可能なエリアの中で、写真多めでお届けします。その2。 -目次- 7. ジヴェルニーの風景、雪の効果(1886年) 8. 黄昏時の流氷(1893年) 9. ジヴェルニーの草原(1890年) 10. ジヴェルニー付近のリメツの草原(1888年) 11. ジヴェルニー付近のセーヌ川(1894年) 12. ジヴェルニーの洪水(1896年) 13. 芍薬(1887年) 7. ジヴェルニーの風景、雪の効果(1886年) モネは雪の風景もまた、名作が多い気がします。 collection.nmwa.go.jp 8. 黄昏時の流氷

                                                              【美術展レビュー】「モネ 連作の情景」vol.2(写真多め) - Anou
                                                            • 【モネをみつめて】④非公認アンバサダー・芸人、やす子さん ぼんやり…でも存在感すごい

                                                              お笑い芸人 やす子さんお笑い芸人という仕事は常にアウトプット。なので、インプットも心がけようと美術館も訪れるのですが、箱根のポーラ美術館でモネの作品を生で見て。ぱっとこちらの視線をひきつける存在感のすごさに、衝撃を受けました。 モネの作品は、輪郭がはっきりしていないところにひかれます。《積みわら、雪の効果》も、背景がぼんやりしている。最初ははっきりした絵を描いていたモネが、どんどん〝自分になっていく〟過程に、すごく興味があります。芸人も唯一無二の存在にならなきゃいけない。もちろん、それはしっかり基礎があるからとがったことができる。 《積みわら、雪の効果》1891年 油彩、カンヴァス 65.0×92.0cm スコットランド・ナショナル・ギャラリー© National Galleries of Scotland. Bequest of Sir Alexander Maitland 1965私は

                                                                【モネをみつめて】④非公認アンバサダー・芸人、やす子さん ぼんやり…でも存在感すごい
                                                              • ゴッホ展の決定版!世界中の名品でゴッホの驚異的な進化を味わおう!【展覧会レポート/ゴッホ展2019】 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

                                                                ヨーロッパから地球を半周するくらい遠く離れているのに、今日も全国各地で山ほど西洋美術展が開催される極東の最果ての国・日本。特に「上野」という街は本当に凄い。なんせ世界中から名品を集めて巨匠中の巨匠・ゴッホの大規模展を3年連続で開催してしまうのですから。 まさに西洋美術ファンにとっては贅沢すぎる環境にある近年の日本ですが、2019年のゴッホ展もまた、アートファンの期待を裏切らない見事な展示が待っていました。そこで、今回は現在上野の森美術館で開催中の「ゴッホ展」について、様々な角度から注目点を紹介していきたいと思います! 2019年のゴッホ展は何が見どころなのか? ここ数年、毎年のように上野で大型展が開催され続けているゴッホ展。ゴーギャンとの関係性に着目した「ゴッホとゴーギャン展」(2016-2017/東京都美術館)、ゴッホ作品の日本からの影響を探った「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」(2017-

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