栃木県足利市の山林火災は延焼地域が拡大の一途をたどっています。隣県の防災ヘリコプターが応援に集まっているほか、陸上自衛隊も災害派遣要請を受け出動し、消火作業にあたっています。 鎮火を目指して放水中 栃木県足利市で2021年2月21日(日)に発生した山火事は、5日経った2月26日(金)現在も鎮火の目途が立っていません。すでに延焼地域は、26日午前6時時点で約100ヘクタール(総務省消防庁発表)となっており、周辺住民には避難勧告も出ています。 延焼を食い止めるために必死の消火作業が続けられるなか、ヘリコプターを用いて空からも散水が行われています。 拡大画像 陸上自衛隊のCH-47JA輸送ヘリコプター。吊り下げた空中消火バケットは最大約7600リットルの水が入る(2021年2月24日、武若雅哉撮影)。 当初は栃木県防災航空隊が保有するAW139「おおるり」のみの出動でしたが、翌22日(月)からは