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燃料電池 反応式の検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 「実は環境に悪い」水素を次世代エネルギーとして礼賛するマスコミが報じない"不都合な真実"(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

    次世代のクリーンエネルギーとして「水素」が注目を集めることが多い。元静岡大学教員の松田智氏は「水素は製造過程でかなりのエネルギーをロスしており、二酸化炭素も生成される。燃やしても二酸化炭素が出ないといって喜ぶのは本末転倒だ」という――。 松田智ほか『SDGsの不都合な真実』(宝島社) ※本稿は、松田智ほか『SDGsの不都合な真実』(宝島社)の一部を再編集したものです。 ■マスコミは水素の問題点に触れない 最近よく目にするテレビCMに、大手石油会社の「ゴリラに水素(H2 )の効用を教える」ものがある。いわく「水素は燃やしても二酸化炭素(CO2 )を出さない、クリーンなエネルギーなのよ」、と。他にも新聞雑誌等で「CO2 を排出しない次世代のエネルギーとして期待される水素」「水素は脱炭素の切り札」等の言葉が躍り、今回の東京五輪では水素で動く燃料電池バスが選手役員等を運んだ(聖火の燃料も水素だと宣

      「実は環境に悪い」水素を次世代エネルギーとして礼賛するマスコミが報じない"不都合な真実"(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
    • 約100年越しの研究を成功させた化学者が語る、学生たちに伝えたいこと

      世界的にエネルギーの消費が加速度的に進む中、やがて直面するであろう問題が資源不足。SDGsによる全世界的な行動の見直しが叫ばれる中、日本の化学者はどのような形で問題解決に挑んでいるのか。化学の側面から日本のエネルギー開発などの研究に従事している大阪大学 大久保敬氏が、100年ほど研究されてきたある化学反応を成功させるという快挙を成し遂げました。そんな大久保氏が、シンク・アンド・アクト株式会社が主催する「高校生・大学生向けデジタルケミストリー体験セッション ホンモノの研究開発に触れてみよう!」にて、研究開発だけではない視野・視点を持つことの大切さを語りました。 およそ100年かかって誰もできなかった研究が成功 大久保敬氏(以下、大久保):その除菌剤の研究から生まれてきた反応が1つあるんですね。これはどうしても化学反応を出さないと説明できないので、化学反応を出すんですけれども。メタン……メタン

        約100年越しの研究を成功させた化学者が語る、学生たちに伝えたいこと
      • 水素・アンモニア燃焼へのダメ押し

        元静岡大学工学部化学バイオ工学科 松田 智 新しい政権が発足したが、エネルギー・環境関連では、相変わらず脱炭素・水素・アンモニア・メタネーション等、これまで筆者が散々こき下ろしてきた政策を推進する話題で持ちきりである。その利害得失・科学技術的な非を、いくら懇切丁寧に説明しても改める気配は微塵もない。お役所はまさに「聞く耳持たず」で、補助金に群がる企業も後を絶たない。しかし、これに絶望し沈黙していては、現状を認めることになるので、力及ばずとも、言うべきことは言い続けるしかない。 その第一弾として、水素の捉え方に訂正を加えたい。 筆者はこれまで、水素を電力と同じ二次エネルギーであると説明してきた。しかしこれは、正確な記述ではない。なぜなら、水素はそのままではエネルギーとして使えず、もう一段、燃やすか燃料電池で電力化しないとエネルギー利用できないからである。 つまり、そのまま二次エネルギーである

          水素・アンモニア燃焼へのダメ押し
        • 水素エネルギー社会はやって来ない

          GEPRHydrogen fuel car charging station white color visual concept design. 3d Illustration 元静岡大学工学部化学バイオ工学科 松田 智 管政権の目玉政策の一つが「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」であり、日本だけでなく国際的にも「脱炭素」の大合唱しか聞こえないほどである。しかし、どのようにして「脱炭素社会」を実現するかについての具体的な議論は、筆者の見立てでは相当に貧弱である。マスコミ等で具体例として挙げられている昨今の「脱炭素政策」の中には、科学技術的に見てナンセンスとしか言えないものが散見される。例えば水素とアンモニア発電・CCS・森林吸収・排出権取引等である。 本稿では、水素関連の「ナンセンス」を指摘したい。最近のマスコミ等には「CO2を排出しない次世代のエネルギーとして期待される水素」等の言葉が

            水素エネルギー社会はやって来ない
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