広島カープからポスティング・システムでメジャー移籍を目指していた菊池涼介が、メジャーへの移籍を諦めて、カープと新たに4年契約を結んだ。 「野球をやっている以上、トップレベルでやりたい」とメジャーへの思いを口にしていた菊池だが、「フリーエージェント市場の動きが遅いこともあり、その状況が続くのであれば僕の思いをくんで快く出してくれたカープ球団に残ることを伝えた方がいいという決断に至りました」と自らの夢を封印して、カープに残留する道を選んだ。 「まだ交渉の日にちはわずかに残っていますが」と菊池が言うように、ポスティング期限はまだ締め切ってはいないが、菊池自らがケジメとして来年1月2日の交渉期限を待たずに残留を決断した。 メジャーのスカウトから「世界最高峰の二塁守備の名手」との評価を受けた菊池を獲得するメジャー球団が現れなかった要因といて以下の5つが挙げられる。 1.二塁手が多かった今オフのFA市