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荒木経惟 すごさの検索結果1 - 10 件 / 10件

  • 楽しく生きるための100冊 2019|さとなお(佐藤尚之)

    ボクが主宰している「コミュニティ4th」では、毎月「Bookトライブ」という読書会をやっています。 一冊課題図書を決めて、みんなで読んできて感想を言い合う、という会ですね。 そこでここ数年、何を読んできたか、というのはこちらに書きました。 で。 去年の年末、そのトライブによく来ている谷川敦さん(あだ名はタフマン)という30歳男子(当時)が、こんなようなことを相談してきました。 「教養のある大人になりたいなあ、とぼんやりとした憧れを持っているんですが、ほとんど本も読まずに30歳になってしまいました。来年はBookトライブの課題図書だけでなく、もっとたくさん本を読みたいと思うのですが、絶対読むべき本を100冊くらい教えてくれませんか?」 ・・・なるほど。 ちょっと上からになって申し訳ないけど、良い心がけじゃw。 よし、ここはボクだけでなく、驚異の本読みにして「Bookトライブ」の部長である高島

      楽しく生きるための100冊 2019|さとなお(佐藤尚之)
    • 「台風一過」の植本一子さんインタビュー 「一番大切なのは私が元気で精神的にも安定していること」|好書好日

      植本一子(うえもと・いちこ) 1984年、広島生まれ。写真家、作家。2003年にキヤノン写真新世紀で荒木経惟から優秀賞を受賞。著書に『働けECDーわたしの育児混沌記』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』『フェルメール』など。 自分の中で流れている時間、その瞬間の感覚を大切にした ――この本は日記形式になっていますが、一冊の本としてまとめるためにどのような調整をしたんですか? 本にするためにつじつまを合わせるような調整は特にしませんでした。文章的に気になるところは直しましたけど。この本は雑誌「文藝」の連載「24時間365日」と「トーチweb」の連載「行けたら行きます 15~20」をくっつけたものなんです。もともと編集さんからは「私の中で流れている時間を大切にしてほしい」と言われていました。一日ごとの特異性、例えば昨日「嫌い!」と思ったことが今日は「好き」となっても良いというか。誰しも

        「台風一過」の植本一子さんインタビュー 「一番大切なのは私が元気で精神的にも安定していること」|好書好日
      • 穂村弘対談集『あの人に会いに』を読む 谷川俊太郎、横尾忠則、萩尾望都、甲本ヒロト…… - 関内関外日記

        あの人に会いに 穂村弘対談集 作者:穂村 弘 毎日新聞出版 Amazon 自分の求めるものが、一度も会ったことのない誰かがつくった作品の中にあるに違いない、と思い込んだのはどうしてだったか。わからない。実際、手に取った本のほとんどはぴんとこなかった。でも、ごく稀に奇蹟のような言葉や色彩やメロディに出会うことができた。この世にこんな傑作があることが信じられなかった。世界のどこかにこれを作った人がいるのだ。それだけを心の支えにして、私は長く続いた青春の暗黒時代をなんとか乗り切った。 「よくわからないけど、あきらかにすごい人」に会いに行く また穂村弘の本を読んだ。あきらかにおれがすごいと思う人である穂村弘(今年からだが)がすごいと思う人は、おれもすごい人だと思う場合も多いと感じたのである。 というわけで、あきらかにすごい人たち対談からそれぞれ一箇所ずつ「なんかすごいな」と思った言葉をメモしておく

          穂村弘対談集『あの人に会いに』を読む 谷川俊太郎、横尾忠則、萩尾望都、甲本ヒロト…… - 関内関外日記
        • 【写真展】「すべて光」女優・川上なな実、写真家・熊谷直子対談 ~「他人のためのセックス」で抜け殻になって、内側から滲み出てきた本当の自分~ - TOCANA

          【写真展】「すべて光」女優・川上なな実、写真家・熊谷直子対談 ~「他人のためのセックス」で抜け殻になって、内側から滲み出てきた本当の自分~ 『すべて光』(エパブリック)/予約販売受付中 1月2日から16日までのおよそ2週間、俳優の川上なな実さんの写真展「すべて光」が、東京の渋谷ヒカリエほか2つの会場で開催されている。 2012年、アリスJAPANの専属女優としてデビュー。2015年には恵比寿マスカッツのメンバーとして抜擢されるなど、およそ10年間にわたってトップAV女優のポジションにあり続ける川上さんは、AVの仕事と並行して、ストリッパーとしてロック座のステージにも立ち、2019年に話題となったNetflixオリジナルの連続ドラマ「全裸監督」ほか、一般映画・ドラマの世界においても確実に活躍の場を広げてきた。 『決めたのは全部、私だった』 昨年8月に「川上奈々美」から「川上なな実」へと改名。

            【写真展】「すべて光」女優・川上なな実、写真家・熊谷直子対談 ~「他人のためのセックス」で抜け殻になって、内側から滲み出てきた本当の自分~ - TOCANA
          • 全身小説家 ~作家・永沢光雄はいかに生き、死へ向かったか~|プチ文壇バー 月に吠える

            本作は、フリーライターで作家の故・永沢光雄氏(1959~2006年)について、プチ文壇バー月に吠える店主の肥沼和之が執筆したルポルタージュです。 プロローグ「ライターをするのならさ」 30代後半の週刊誌記者は、酔いでややとろんとした目を僕に向けて言った。深夜2時、新宿ゴールデン街。2010年のことだった。フリーライターになったばかりで、当時30歳の僕に、この本は絶対に読んだ方がいいよ、と彼は著者名とタイトルを挙げていった。沢木耕太郎『深夜特急』、山際淳司『江夏の27球』、本田靖春『誘拐』など、知っていたり知らなかったりするノンフィクションが挙げられ、最後に紹介されたのが故・永沢光雄の『AV女優』だった。 1996年に刊行された『AV女優』は、その名の通りAV女優たちへのインタビュー集である。僕は未読だったが、読書好きの友人が絶賛しており、その存在は知っていた。 単なる読書好きに勧められたの

              全身小説家 ~作家・永沢光雄はいかに生き、死へ向かったか~|プチ文壇バー 月に吠える
            • 【読書感想】喪失学 「ロス後」をどう生きるか? ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

              喪失学 「ロス後」をどう生きるか? (光文社新書) 作者: 坂口幸弘出版社/メーカー: 光文社発売日: 2019/06/18メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 喪失学?「ロス後」をどう生きるか?? (光文社新書) 作者: 坂口幸弘出版社/メーカー: 光文社発売日: 2019/06/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 親・子ども・配偶者・ペットとの死別、病、老化… 私たちは「心の穴」とともに歩んで行く 死生学、グリーフケアの実践が示す道しるべ 家族、友人、ペット、健康、時間、夢や希望、そして自分の命――私たちは様々なものを失う。できれば避けて通りたい出来事ではあるが、喪失は人生と切り離せず、また何も失わない人生が幸せとは言えない。では、命ある限り生じる「心の穴」といかに向き合っていくべきか? 死生学や心理学の理論、当事者の声

              • 三流エロ雑誌の黄金時代(ガロ 1993年9月号 特集) - Underground Magazine Archives

                特集 三流エロ雑誌の黄金時代 月刊漫画ガロ 1993年9月号 鼎談/高杉弾・末井昭・南伸坊「素人はバクハツだ!!」 いきなり編集長? ガロの作家は安かった! 豪快な作家たち。 いい加減も必要ですね。 座談会・根本敬+湯浅学(幻の名盤解放同盟)× 原野国夫(元『EVE』編集部)「自販機本は廃盤歌手みたいなもんだよね」 自販機本のルーツはおつまみだ! レイアウト1ページ200円 やりたい放題だった『EVE』 幻の「廃盤レコードコンサート」 エロ本業界ちょっとイイ話 大いなる勘ちがい―三流エロ劇画―(文・呉智英) 自販機本の頃の神保町(文・渡辺和博) 三流劇画ブーム・抗争は燃え上がった(高取英・元『エロジェニカ』編集長) 「いかがかしい」―あ、名前だけでイッてしまう―(絵と文・友沢ミミヨ) とにかく感謝してます(蛭子能収) 杉作J太郎のレッスルマニア スケベはエネルギーの源だ!(対談・『漫画大快

                  三流エロ雑誌の黄金時代(ガロ 1993年9月号 特集) - Underground Magazine Archives
                • 「東京、コロナ禍。」初沢亜利さんインタビュー イラク・北朝鮮・沖縄を撮った写真家が、育った街に向き合う理由|じんぶん堂

                  記事:じんぶん堂企画室 文:吉野太一郎 写真:初沢亜利 書籍情報はこちら 「東京2020」を撮るはずが… ――元々はコロナではなく、東京の街を撮るつもりだったそうですね。 新型コロナが大問題になる前から、2020年は東京の景色がいろんな形で動く1年になると思っていました。当然、オリンピックイヤーになるはずだったし、そこからもう何年か撮って、1冊にまとめようかな、と考えていました。自分の中で東京というものが見えてくるには時間のかかる問題だと思ったんで、しっかり腰を落ち着けて、数年がかりの作業になると予想していました。 ――イラクや北朝鮮、沖縄の写真集を出している初沢さんが、東京をテーマに選んだのはなぜですか? 上智大学の写真サークル時代と、卒業して1年ぐらいは、東京の街をずっと撮って、作品も発表したし、東京新聞の都内版にも連載を持っていました。当時はただ、撮るのがうれしくて、とにかく身の回り

                    「東京、コロナ禍。」初沢亜利さんインタビュー イラク・北朝鮮・沖縄を撮った写真家が、育った街に向き合う理由|じんぶん堂
                  • タカザワケンジ:第1回 写真編集者 大田通貴【蒼穹舎】(前編):Photo & Culture, Tokyo

                    手がけた写真集は約300冊。 一貫して「作家の写真集」を手がけてきた大田通貴さん(蒼穹舎)に聞く 写真家のことを知りたければ写真集を見ればいい。 写真展も盛んに開かれているが、期間が限られ、地域が離れれば見に行けない。しかし写真集なら時間も空間も超えて見ることができる。加えて、写真が複製技術として発展してきた歴史を考えれば、印刷されて人の手に渡っていく写真集はいかにも写真らしい発表方法だと言える。 私自身、写真集の編集に構成や解説で関わってきた。そして、自分で経験してもなお、解けない謎があると感じている。その謎についてはこの連載でおいおい書いていきたいが(まだ十分に言葉にできていないので)、ここで少しだけ書くなら、写真というとらえどころのないものが編集されることによって、理解しやすくなったり、その逆に、さらに謎が深まったりするということである。 抽象的な書き方で恐縮だが、写真集を見ている人

                      タカザワケンジ:第1回 写真編集者 大田通貴【蒼穹舎】(前編):Photo & Culture, Tokyo
                    • 「自分だけ稼げればいい」からの脱却。コロナ禍で植本一子が考えた「地域経済の回し方」

                      「自分だけ稼げればいい」からの脱却。コロナ禍で植本一子が考えた「地域経済の回し方」 2021/03/12 2023/04/27 植本一子は多才な人だ。写真家としてメディアで活躍しながら、エッセイストとして多くの著作があり、東京・下北沢にある写真館「天然スタジオ」を切り盛りして一般家庭の記念撮影をライフワークとする、いわば「街の写真屋さん」の顔も持つ。二人の娘を育てるシングルマザーでもある。 彼女が2020年4月に自費出版した『個人的な三月 コロナジャーナル』は、同年の2月末から3月いっぱい、最初の緊急事態宣言が発出される前後の日記をまとめたもの。家族やパートナー、友人たちと過ごした日常を、どこまでも正直に綴っている。望むと望まざるとにかかわらず、社会的な出来事が生活に影響を及ぼしてしまった、当時の空気も記録されている。 植本は本書を「自分のため、そしてお世話になっている本屋さんを応援するた

                        「自分だけ稼げればいい」からの脱却。コロナ禍で植本一子が考えた「地域経済の回し方」
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