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「東京、コロナ禍。」初沢亜利さんインタビュー イラク・北朝鮮・沖縄を撮った写真家が、育った街に向き合う理由|じんぶん堂
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「東京、コロナ禍。」初沢亜利さんインタビュー イラク・北朝鮮・沖縄を撮った写真家が、育った街に向き合う理由|じんぶん堂
記事:じんぶん堂企画室 文:吉野太一郎 写真:初沢亜利 書籍情報はこちら 「東京2020」を撮るはずが… ... 記事:じんぶん堂企画室 文:吉野太一郎 写真:初沢亜利 書籍情報はこちら 「東京2020」を撮るはずが… ――元々はコロナではなく、東京の街を撮るつもりだったそうですね。 新型コロナが大問題になる前から、2020年は東京の景色がいろんな形で動く1年になると思っていました。当然、オリンピックイヤーになるはずだったし、そこからもう何年か撮って、1冊にまとめようかな、と考えていました。自分の中で東京というものが見えてくるには時間のかかる問題だと思ったんで、しっかり腰を落ち着けて、数年がかりの作業になると予想していました。 ――イラクや北朝鮮、沖縄の写真集を出している初沢さんが、東京をテーマに選んだのはなぜですか? 上智大学の写真サークル時代と、卒業して1年ぐらいは、東京の街をずっと撮って、作品も発表したし、東京新聞の都内版にも連載を持っていました。当時はただ、撮るのがうれしくて、とにかく身の回り