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魔女に与える鉄槌の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • ヨーロッパにおける「魔女や魔術」の概念は中世の権力者が作って民衆に布教したものだと研究者が指摘

    魔女であるとされた人々を裁判にかけて迫害や処刑を行う魔女狩りは、中世ヨーロッパの末期である15世紀ごろから大規模化したといわれています。魔女を迫害する主な原動力となったのは民衆でしたが、アイオワ州立大学のMichael D. Bailey教授は、「『体系的な魔女や魔術のアイデア』はキリスト教の教会などの権力者が作り上げたものであり、15世紀になるまで民衆の間に定着していなかった」と指摘しています。 The invention of satanic witchcraft by medieval authorities was initially met with skepticism https://theconversation.com/the-invention-of-satanic-witchcraft-by-medieval-authorities-was-initially-met

      ヨーロッパにおける「魔女や魔術」の概念は中世の権力者が作って民衆に布教したものだと研究者が指摘
    • 〝魔女狩りのノウハウ〟〝野球害毒論〟〝体でなく武器に塗る軟膏〟……現代人の価値観揺さぶる「奇書の世界史」|好書好日

      文:ハコオトコ イラスト:畠山モグ 三崎律日(みさき・りつか)奇書研究家・動画配信者 1990年千葉県生まれ。会社員として働く傍ら、ニコニコ動画やYouTubeで歴史や古典などをテーマに動画投稿者として活躍。代表作の「世界の奇書をゆっくり解説」はシリーズ累計再生回数が600万回を超えた。 もともとは「ニコ動」の解説動画 ――本書は著者の三崎さんが奇書として選んだ著作群を、14章仕立てで紹介したものです。長年誰も解読できていないことで有名な『ヴォイニッチ手稿』や、アウトサイダー・アートの代表作であるヘンリー・ダーガー『非現実の王国で』など割とメジャーな物から、マイナーな本まで様々です。そもそもニコ動で三崎さんがアップしていた「ゆっくり解説(機械音声によるテキスト朗読でいろんなテーマを紹介する動画)」が元となっていますが、こんなニッチなテーマを紹介したきっかけは何ですか? ニコ動ではもともと、

        〝魔女狩りのノウハウ〟〝野球害毒論〟〝体でなく武器に塗る軟膏〟……現代人の価値観揺さぶる「奇書の世界史」|好書好日
      • 10万人以上処刑された“魔女狩り”の元凶は女性不信丸出しのトンデモ本!? 聖職者のバイブルか、稀代の悪書か『魔女に与える鉄槌』の正体【三崎律日:奇書の世界史】

        かつては“名著”と持て囃されたのに、時代の移り変わりのなかで「数“奇”な運命を辿った“書”物」=“奇書”の扱いを受けるようになってしまった本が、世界には存在します。 三崎律日氏(@i_kaseki)による『奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語』(以下、『奇書の世界史』)では、時代の変遷に伴う価値観の変化で、いつの間にか「奇」の1文字を冠されてしまった本たちが、歴史にどのように関わってきたのかが紹介されています。 ときに、それら奇書が歴史に与えた影響の中には、にわかに信じがたいものもあります。 本記事では、8月23日(金)に発売される『奇書の世界史』第1章より、『魔女に与える鉄槌』の紹介を無料でお届けします。 この本が、いかにして中世の異端審問者のあいだで必携書となり、魔女狩りを本格化させて罪のない人々の命を奪ったのか? その謎に迫ります。 一人の男が“怒り”で書き上げた 『魔女に

          10万人以上処刑された“魔女狩り”の元凶は女性不信丸出しのトンデモ本!? 聖職者のバイブルか、稀代の悪書か『魔女に与える鉄槌』の正体【三崎律日:奇書の世界史】
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