2019年4月に公開した映画『紺青の拳(フィスト)』が歴代最高の興行収入93.1億円を記録するなど、7作連続でシリーズ最高興収を更新している劇場版『名探偵コナン』シリーズ。 キャラクター&アクションを押し出し、毎年センセーショナルな仕掛けで話題をさらう一方で、1996年から続くテレビシリーズは、毎週さまざまな難事件を江戸川コナンが解決するミステリーが見どころだ。 とくに2019年は、工藤新一と毛利蘭が交際をスタートさせた『紅の修学旅行』を始めとした原作エピソードだけでなく、趣向を凝らしたオリジナルのエピソードが登場。さらに灰原哀をメインに据えた新エンディングアニメも大きな反響を呼んだ。 そこでテレビシリーズの監督を務める山本泰一郎と、プロデューサーの米倉功人にインタビュー。 2019年を振り返りながら、テレビシリーズの役割とは何か、オリジナル回はどう作られているのか、そして新春SPエピソー