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アンモニア混焼の検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 日本が構想する火力発電のアンモニア混焼 ケリー米特使が懸念示す | 毎日新聞

    米バイデン政権で気候変動問題担当の大統領特使を務めるジョン・ケリー元国務長官=東京都港区で2023年4月18日、和田大典撮影 米バイデン政権で気候変動問題担当の大統領特使を務めるジョン・ケリー元国務長官が18日、東京都内で毎日新聞のインタビューに応じた。日本が温室効果ガス排出削減の主軸の一つに据える火力発電のアンモニア混焼技術について、長期的な脱炭素への移行を遅らせるなど「重大な課題をもたらす可能性がある」として懸念を示した。また、対立が続く中国との関係を巡り、気候変動分野では「できる限り協力する必要がある」と述べ、中国側の招待を受けて訪中する意向があると明かした。 ケリー氏は、自身も出席した16日の主要7カ国(G7)の気候・エネルギー・環境相会合で、二酸化炭素(CO2)の排出削減への対策が取られていない化石燃料の「段階的廃止」を盛り込んだ共同声明を「大きな一歩」だと自賛した。 また、電力

      日本が構想する火力発電のアンモニア混焼 ケリー米特使が懸念示す | 毎日新聞
    • 石炭が探るカーボンニュートラルへの道 トリプル複合発電、アンモニア混焼、CCS、CO2再利用…イノベーションの最前線[Sponsored]

      実証試験が進む大崎クールジェン石炭火力発電がカーボンニュートラル(温室効果ガス実質排出ゼロ)に挑んでいる(※)。安価で埋蔵量の豊富な石炭は日本のエネルギー安定供給に長く貢献し、いまも発電量のうち約3割を担う重要電源。政府が2050年のカーボンニュートラルを掲げるなか、二酸化炭素(CO2)排出の削減余地の大きい石炭火力は目標達成への鍵も握る。発電効率の向上に加え、水素やアンモニアとの混焼による排出削減、CO2を回収して地中に貯留する「CCS」、CO2を資源として再利用する「カーボンリサイクル」などイノベーション(技術革新)の芽吹く、フロンティア(最前線)を探った。 ※石炭火力が排出するCO2で大気中CO2を増やさないこと。発電効率を上げて石炭の使用量を減らしつつ、バイオマスのような大気中CO2を吸収して育った燃料やアンモニアのようなCO2を出さない燃料を混焼するなどしてCO2の排出量を減らし

        石炭が探るカーボンニュートラルへの道 トリプル複合発電、アンモニア混焼、CCS、CO2再利用…イノベーションの最前線[Sponsored]
      • 【解説】石炭火力発電におけるアンモニア混焼は、欠陥のあるアプローチだと言える理由

        日本政府と石炭業界は、石炭火力発電所においてアンモニアを混焼燃料として利用することにより二酸化炭素排出を削減できるとして、これを脱炭素に向けた戦略として推進しています。しかし、アンモニア混焼には、排出量削減力、コスト競争力、さらに大規模展開における技術的実現可能性の面においても限界があります。そのため、世界の気温上昇を1.5°C未満に抑えるための道筋とは相容れないものがあります。確固たる排出量削減規制のない中、混焼に期待を託しているうちに、ゼロエミッションを実現できる既存の選択肢、しかも実行可能で大規模展開も可能な技術的選択肢の導入が遅れてしまうかもしれません。本記事では、日本が掲げる脱炭素に向けた戦略としての限界やリスクに焦点を当て、混焼について解説します。 アンモニア混焼とは 混焼とは、燃焼に用いる石炭の一部をアンモニアに置き換えることを指します。アンモニアを燃やせるように発電所を改修

          【解説】石炭火力発電におけるアンモニア混焼は、欠陥のあるアプローチだと言える理由
        • 石炭とアンモニア混焼し発電 大型商業炉で初実証へ:朝日新聞デジタル

          東京電力と中部電力の火力発電部門を統合したJERAと、重工大手のIHIは24日、石炭火力発電所でアンモニアを混ぜて燃やす実証実験を6月に始めると発表した。二酸化炭素(CO2)の排出が抑えられるとされ、大型商業炉での本格的な実証実験は世界初という。 国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の助成を受ける。JERAの愛知県にある碧南火力発電所の4号機(100万キロワット)で、2024年度にアンモニアを約20%混ぜて2カ月間燃やす「混焼」をめざす。40年代にはアンモニアだけで燃やす「専焼」を実現したいとしている。 今年8月から5号機(100万キロワット)で小規模な実験を始める。IHIはアンモニアを安定的に燃やす技術開発などを担う。 アンモニアは水素より扱いやすい新しい燃料として期待されている。アンモニアは零下33度で液化できるが、水素は零下253度以下にする必要がある。

            石炭とアンモニア混焼し発電 大型商業炉で初実証へ:朝日新聞デジタル
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