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凪良ゆうの検索結果1 - 4 件 / 4件

  • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『滅びの前のシャングリラ』凪良 ゆう (著) |

    『滅びの前のシャングリラ』凪良 ゆう (著)中公文庫あらすじ学校でいじめられている十七歳の男子高校生、江那友樹、四十歳になっても落ち着かないチンピラ、目力信士、友樹を女手ひとつで育てる四十歳の母親、江那静香、二十九歳の伝説の歌姫、Locoこと山田路子。 小惑星の衝突により地球が滅びるというニュースが流れ、荒廃していく世界の中、最後の一ヶ月で彼らに起こったこと、目にしたもの、そして芽生えたものとは。 地球滅亡を前に いじめられっ子が立ち上がる勉強と運動は中の下、ぽっちゃり体型の友樹は、運悪くスクールカースト上位の井上の席と前後してしまったために、パシリにされたり、気になる女子の前でカッコ悪い姿をさらけ出したりといったイジメに遭っています。 母親にはイジメられているとは言えず、脳内で軽めの呪いを相手にかけつつ何とかやり過ごす日々。 そんなある日、一ヶ月後に小惑星が衝突し、地球が滅亡する、という

    • 【読了】星を編む~凪良ゆう - 満喫!わたしの自分時間

      この人の紡ぐ文章がひとつひとつ棘を抜いてくれる気がする *当ブログはアフィリエイト広告を利用しています* ごきげんよう!erizaです(^^♪ 最近の読了本から感じたことをつらつらと。 余りにも有名な【汝、星のごとく】の続編です。 相変わらず表紙も素敵で、センスが良い。 まだ読み終わったばかりで高揚しているので、いちばん響いた文章をひとつだけ挙げたいと思います。 物語の後半も後半、残り10ページほどになったところでの一文です。 精神的にも経済的にもひとりで立てるからこそ、大事な人が転びそうなときに支えることができるのだ。 この年齢になって、本当にそうだなぁと噛みしめています。 お恥ずかしい話、おひとりさまになって初めて「経済的にもひとり立ち」をしました。 いままでもずっと仕事をして来たけれど、一家の主でない私の稼ぎにはひっ迫感はなく、よって家族を食べさせてゆくという責任感とは程遠かった。

        【読了】星を編む~凪良ゆう - 満喫!わたしの自分時間
      • 凪良ゆう「汝、星のごとく」続編「星を編む」を読む。 ずっと大事に持っていたい、そんな本と出会いました。 - ハピチわブログ

        困った。 「汝、星のごとく」に続き、凪良ゆうさんはどうしてこんなに私の胸を締め付けるのか。 私は本を読むのは好きだが、あまり何度も繰り返し読む方ではないので、読んで満足したらすぐに売ってしまう。 けれど、時々「この本は大事に持っていたい」と思う本と出会う事もある。 それがこの2冊。 「汝、星のごとく」とその続編である「星を編む」。 元々本屋大賞を受賞しているので、良い本には間違いないのだが、 どうしてこんなにブスブスと私の心を刺してくるのかと不思議なほどなのだ。 本の感想ブログは多々あるし、事細かく書いていくつもりは無いけれど、 「汝、星のごとく」でとにかく1番私の心を揺さぶったのは 「結ちゃんは助手席に移され、変わらず健やかな寝息を立てている。羨ましいような、複雑な気持ちになる。結ちゃんのように守られる子供と、俺たちのように守られない子供がいる。それは単なる運の差でしかない。」 という言

          凪良ゆう「汝、星のごとく」続編「星を編む」を読む。 ずっと大事に持っていたい、そんな本と出会いました。 - ハピチわブログ
        • 凪良ゆう 著『汝、星のごとく』より。過去は変えられる。 - 田舎教師ときどき都会教師

          会社と刺繍のダブルワークに加えて、母親の世話をしていたあのころに比べたら軽いと思える。ならば、あのころのわたしを絶望させていたことも無駄ではなかった。過去は変えられないと言うけれど、未来によって上書きすることはできるようだ。とはいえ、結局一番のがんばれる理由は『ここはわたしが選んだ場所』という単純な事実なのだと思う。 (凪良ゆう『汝、星のごとく』講談社、2022) おはようございます。あっという間に大型連休(5連休)の最終日です。明日から始まる大型労働(6連勤)のことを考えると、絶望的な気分になりますが、仕方ありません。凪良ゆうさんの小説に出てくる「わたし」がそう言うように、この絶望も無駄ではなかった(!)と思えるような月火水木金土を送れるよう、周りの目なんて気にせずに定時退勤を心がけるのみです。だって、 過去は変えられるから。 冒頭の引用ヶ所を読んだときに、平野啓一郎さんの『マチネの終わ

            凪良ゆう 著『汝、星のごとく』より。過去は変えられる。 - 田舎教師ときどき都会教師
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