米国のバイデン大統領は1日、移民を歓迎していることが米国の経済成長の理由の一つだと述べた上で、「なぜ日本は困難を抱えているのか。外国人嫌いで移民を望んでいないからだ」と発言した。ロイター通信や米メデ…
米ホワイトハウスで共同会見するジョー・バイデン大統領と岸田文雄首相(2024年4月10日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP 【5月3日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(81)は1日、同盟国である日本と競争相手である中国やロシアの国名を挙げて、経済が低調なのは「外国人嫌い」で移民を拒否しているからだと述べた。 11月の大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領を破っての再選を目指すバイデン氏はこの日、「アジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間」の始まりに合わせて首都ワシントンで開催された選挙資金集めイベントで発言した。こうしたイベントは撮影も録音もされないが、少数の記者が取材し、発言録を提供している。 バイデン氏は「なぜ中国が経済面でこれほど失速しているのか? なぜ日本やロシア、インドが問題を抱えているのか? 彼らが外国人嫌いで
ジョー・バイデン米大統領は2024年4月に米ホワイトハウスで岸田文雄首相と首脳会談をしたばかりPhoto: Craig Hudson / The Washington Post / Getty Images ジョー・バイデン米大統領が「日本は外国人嫌いで移民を望んでいない」などと発言したニュースは海外メディアも一斉に報道した。なかには、記事のコメント欄に異例の数の書き込みがあった欧米メディアもあり、この報道に対する読者の関心の高さをうかがわせた。 【画像】米大統領の「日本は外国人嫌い」発言、米紙読者が呆れ声「米国が言えた立場!?」 「中国やロシアと一緒くた」に違和感米紙「ワシントン・ポスト」は、「バイデン、選挙イベントで同盟国日本を中露のような『外国人嫌い』と呼ぶ」と見出しをとった5月2日付の記事で、問題となっている発言に触れ、「米国の同盟国を中国やロシアといった権威主義的なライバル国と同
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