希和の同級生の弟が始めた 学童なの。いろんな子供が出入り していて希和の息子も行っている ようよ。そこで息子が書いた 「こんなところにいたくない」という 文字を見つけて驚くの。 『声の在りか』寺地 はるな (著)角川文庫あらすじ生まれ育った地元で、夫と小学四年生の息子、晴基と暮らしている希和。 ふとしたきっかけで希和は晴基が出入りしていた民間学童で働きはじめることに。 晴基が短冊に残した「こんなところにいたくない」という言葉、居心地の悪い保護者のLINEグループ、そして夫との関係。 日々の暮らしの中で少しずつ失ってしまった声を、希和は少しずつ取り戻していく。 声にならない思いが積もっていく毎日かつての同級生の実家であり病院を経営している建物の中に民間の学童ができました。 希和も通っていた小児科で、同級生だった理枝ちゃんの弟である要が経営しているとのこと。 加入していない子供も出入りしている