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寺地 はるなの検索結果1 - 5 件 / 5件

  • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『声の在りか』寺地 はるな (著) |

    希和の同級生の弟が始めた 学童なの。いろんな子供が出入り していて希和の息子も行っている ようよ。そこで息子が書いた 「こんなところにいたくない」という 文字を見つけて驚くの。 『声の在りか』寺地 はるな (著)角川文庫あらすじ生まれ育った地元で、夫と小学四年生の息子、晴基と暮らしている希和。 ふとしたきっかけで希和は晴基が出入りしていた民間学童で働きはじめることに。 晴基が短冊に残した「こんなところにいたくない」という言葉、居心地の悪い保護者のLINEグループ、そして夫との関係。 日々の暮らしの中で少しずつ失ってしまった声を、希和は少しずつ取り戻していく。 声にならない思いが積もっていく毎日かつての同級生の実家であり病院を経営している建物の中に民間の学童ができました。 希和も通っていた小児科で、同級生だった理枝ちゃんの弟である要が経営しているとのこと。 加入していない子供も出入りしている

    • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『ほたるいしマジカルランド』寺地 はるな (著) |

      寺地 はるな (著)ポプラ文庫 あらすじ大阪北部の蛍石市にある『ほたるいしマジカルランド』は、個性豊かな女社長と願いごとが叶うメリーゴーランドがあることで人気の遊園地。 ここで働く人びとはどこか不器用で何かしら悩みを抱えている。 お客様の笑顔のために頑張る彼らの日常がふとしたきっかけで動き出す。 仕事に自分にいまひとつ自信が大学生の頃、ほたるいしマジカルランドでアルバイトをして、そのまま就職した紗英は、バイト時代から数えて勤務五年目になります。 地味で真面目、取り柄と言えば小学生の頃に先生から声をほめられたことが一度あるだけ。 自分の居場所とはどこにあるのか、と考えています。 ある日、インフォメーション担当の彼女のもとに一人の老人がやってきます。 孫とはぐれたという老人の話を聞き、園内の設備やキャラクター、そして「願いが叶う」と言われているメリーゴーランドのことを説明していきます。 今まで

      • 寺地はるな『ガラスの海を渡る舟』 - Garadanikki

        寺地はるな 著『ガラスの海を渡る舟』を読了。 この本は、敬愛する二人のブロガーさんが紹介していらしたものだ。 よんばばさんとつるひめさんと私は、同年代である。 お二人の紹介する本や映画やドラマは常に私のストライクゾーンのど真ん中なので、 この本も絶対に読もうと思った。 tsuruhime-beat.hatenablog.com hikikomoriobaba.hatenadiary.com いくら同じ年頃でも感受性が同じわけはない。 何万人もいるはてなユーザーで、趣味嗜好が合う人と出会えたのは奇跡だ。 お二人がどう読まれた ( 観られた) かに、常に興味が絶えず、毎回刺激をいただいたり、知らない世界にいざなってくださるお二人には感謝しています。 いつものように我が町の図書館は、新刊や人気本の予約は半月待ち。 やっと手に取れた時には、お二人は既に先を歩いていらっしゃる。 今回も周回おくれの話

          寺地はるな『ガラスの海を渡る舟』 - Garadanikki
        • 【おすすめ本紹介】寺地 はるなさんの読んでおくべき傑作 6選 - PON!と宴

          管理者:宴 どうも、こんばんは。 寺地はるなさん大好きっ子の宴です。 人生に生きづらさを感じる... 日常がしんどくて仕方がない… そんなみなさま方に朗報があります。 ここだけの話、とにかく優しさと温かさで溢れた物語で背中を押してくれる作家さんがいるのです。 その名は寺地 はるなさん。 彼女の作品からは物語の力というものを最大限に感じることができます。 そんなわけで、今回は「【おすすめ本紹介】寺地 はるなさんの読んでおくべき傑作 6選」をお届けいたします。 優しい物語が読みたい! 寺地はるなさんのおすすめ作品を知りたい! 背中を押してくれる小説が読みたい! という方々は、ぜひともご覧くださいませ。 それでは、どうぞ。 寺地はるなさんとは? 寺地はるなさんの読んでおくべき傑作 6選 雨夜の星たち 架空の犬と嘘をつく猫 カレーの時間 どうしてわたしはあの子じゃないの 声の在りか 川のほとりに立

            【おすすめ本紹介】寺地 はるなさんの読んでおくべき傑作 6選 - PON!と宴
          • 『タイムマシンに乗れないぼくたち』(寺地はるな・著) - つるひめの日記

            寺地はるなさんの作品は、連作短編集が多いけれど、この作品はそれぞれ独立した7編からなる短編集だった。 作品の多くの主人公たちは、孤独感や生きづらさを抱えている。でも、ふとしたことで心が軽くなるきっかけが訪れる。 中でも私は、『コードネームは保留』『タイムマシンに乗れないぼくたち』『深く息を吸って、』が心に残った。 コードネームは保留 主人公は、楽器店に勤務している20代の南優香。 小学生の頃は「宇宙人」、今現在は「殺し屋」と自分自身を設定し、周囲と馴染めない毎日を、どうにかやり過ごしている。 クールな「殺し屋」という設定ならば、普段の人間関係の煩わしさなど、どうでもいいことのように思えてくるのだ。 優香はその「設定」のことを、新しく入社してきた軽やかな性格の藤野すばるに、つい話してしまう。 すると藤野は驚きもせず、「それは蘇生術ですよね。」と言う。 藤野も、仕事に行きたくないときは、「会社

              『タイムマシンに乗れないぼくたち』(寺地はるな・著) - つるひめの日記
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