そのときどきの「夢中」をとり揃える「夢中図書館」。ここはそのなかでも、日本酒の「夢中」を集めた「日本酒館」です。Welcome to the ’Sake' floor of Favorites Library…
こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 今日の夢中は、埼玉上尾の老舗酒蔵から届いた美酒、「彩來(Sara)朝涼み」です。 ■彩來(Sara) 彩の国より来たりし麗酒、「彩來(Sara)」。 埼玉上尾にある明治27年創業の老舗酒蔵「北西酒造」が醸す日本酒です。 この「彩來(Sara)」シリーズは、北西酒造の5代目蔵元北西隆一郎氏が5年の歳月をかけて酒質を設計した新しい日本酒。 老舗ながら挑戦心を失わず、老舗だから高い技術力を生かした酒造りができる…。北西酒造が「理想とする日本酒」と誇る麗酒です。 彩の国より来たりし見知らぬ麗酒 創業より継承された高度な醸造技術と緻密に組み立てた理論を融合し、理想とする日本酒を造り上げました。気品のある吟醸香・お米の甘み・上質な酸の彩(いろどり)が創り出すハーモニーをお楽しみください。 (ラベル裏より) この 「彩來(Sara)」シリーズ には
日本古来の食の良さを啓蒙。著書に『厳選日本酒手帖』(世界文化社)、『ゼロから分かる!図解日本酒入門』(世界文化社)など。 新日本酒紀行 バックナンバー一覧 北西酒造の初代、北西亀吉さんは中山道沿いの旧上尾宿という立地と、秩父からの良い水が潤沢に湧く上尾にほれ込み創業。 酒銘は人形浄瑠璃好きから「文楽」とし、義太夫、三味線、人形遣いで成り立つ文楽と、米、米麹、水から成る日本酒を重ね合わせた。 最盛期は4000石を醸造し、県内最大の製造量を誇った。だが日本酒の消費量が減少し、兼業の業務卸も不振が続き苦戦する。 5代目の隆一郎さんは、大学で金融工学を学び金融系の会社に就職。海外駐在するなど酒蔵を継ぐ気はなかった。 ある日、父から経営の相談を受け、改革を求められた。厳しい状況しかなかったが、意を決して2015年に入社。まず本業以外の事業を整理し、少量仕込みの高品質酒へと改革に乗り出す。 救いは杜氏
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