愛知県豊明市にある藤田医科大学は新型コロナウイルスのファイザーのワクチンの効果を調べたところ、接種から3か月後には抗体の量が2回目の接種後の4分の1ほどに減少することがわかったと発表しました。発症の予防効果などは保たれているとみられるということです。 藤田医科大学の研究グループは25日記者会見し、ファイザーのワクチンを2回接種した大学の教職員209人から、ワクチン接種前、1回目と2回目の接種のそれぞれ14日後、それに1回目の接種の3か月後のあわせて4回血液を採取してワクチンの効果を調べた結果を発表しました。 それによりますと、新型コロナウイルスに対する抗体の量はすべての人で2回目の接種後に大幅に上昇しましたが、3か月後には2回目の接種後に比べて平均で4分の1ほどに減少したということです。 その一方、新型コロナウイルスの発症を予防したり、重症化を防いだりする効果は保たれているとみられるという