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  • 大人の方が速い?「滑り台」の疑問を学生が謎とき | 立教大学

    OBJECTIVE. 立教大学(東京都豊島区、総長:西原廉太)理学部の村田次郎教授と同学部4年次生(当時)の塩田将基氏は、「重い人ほど滑り台を速く滑るのはなぜか」という一見もっともらしくも物理学的に考えると実は不思議に思える謎を、卒業研究のテーマとして探究しその性質を解明しました。 ピサの斜塔の実験で知られるように、重いものも軽いものも、空気抵抗がなければ同じ加速度で落下します。自由落下の一様性と呼ばれるこの性質は、高校の物理で学習した通りなら滑り台など摩擦力がはたらく状況でも変わらないと予想されます。ところが公園で親子が滑り台で遊ぶと、多くの場合に大人は子どもよりずっと速く滑ってしまいます。学生時代に物理をしっかり勉強した多くの大人を悩ませるこの謎に、大学生が挑戦しました。 塩田氏と指導を担当した村田教授は、質量が異なるが大きさは同じ物体を実際の滑り台で滑らせて詳しく観測しました。観測に

      大人の方が速い?「滑り台」の疑問を学生が謎とき | 立教大学
    • 『謎ときサリンジャー』は激ヤバ本 - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

      お久しぶりです。気付けば最後の投稿から4年経っていました。4年と言うと、鼻糞みたいなサイズで生まれたパンダが体重100kgに達するほどの期間なので、とにかく怖ろしいほどの時間が経ってしまったことになる。もちろん現在は昭和でも平成でもなく令和なので、「パンダの体重とは無関係に4年は4年だろ」という味気ない意見もあるかと思うが、多様な意見が出るのは決して悪いことではないので、富士山の頂上付近で「4年は4年だ!」と叫んでみると良いだろう。全国から集まった登山家からは「君の言うとおりだ!」という賛同の意見が出たり、「うるさい黙れ!」という厳しい意見が出たりするかもしれないが、多くの登山家は「ここで言うことかな」と思うことだろう。TPOは大事だから。 若干脱線してしまったが、兎にも角にも、この4年間元気に生きてました。そして今回は『謎ときサリンジャー 「自殺」したのは誰なのか』(竹内康浩、朴舜起の共

        『謎ときサリンジャー』は激ヤバ本 - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
      • ノーベル文学賞2020年、裏読み解説 今年の授賞の謎ときに挑む(鴻巣友季子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        「いけず」な授賞? さて、2020年のノーベル文学賞の受賞者が発表された。アメリカの詩人ルイーズ・グリュック氏(77)だ。わたしの事前解説と予想の記事はこちらを読んでいただきたい。受賞者が日本人でない時点で、「なーんだ」と興味を失った方が大半かと思う。しかしこの授賞の裏にそこかはとなく感じられる”意図”を思うと、なかなか興味深いものがある。なにかのメッセージが遠まわしに伝えられている気がしてしまう。 どういうことか、順を追って説明していきたい。 まず、わたしの事前解説記事内の「予想」で当たったのは、この部分だけ。 「スウェーデンアカデミーというのは、狙いすましたように『人がいないところにボールを投げこむ』のが得意」 要するに、予想は当たらなかった。 ルイーズ・グリュックの詩を手に入れて読んだが、そのシンプルで澄明な言葉の紡ぎだす詩のすばらしさは間然するところがない。詩の伝統を打ち破る革新性

          ノーベル文学賞2020年、裏読み解説 今年の授賞の謎ときに挑む(鴻巣友季子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 大阪電気通信大学図書館、ウェブサイト上でプレイして図書館の使い方を学ぶゲーム「図書館×謎ときゲーム OECUを救出せよ!」を公開

            大阪電気通信大学図書館、ウェブサイト上でプレイして図書館の使い方を学ぶゲーム「図書館×謎ときゲーム OECUを救出せよ!」を公開
          • 謎ときエドガー・アラン・ポー―知られざる未解決殺人事件―

            「まえがき」によれば、本書の著者は「エドガー・アラン・ポーの未解決殺人事件を発見し、その謎を解いてしまった気がする」という。この手の「真説」ほど当てにならないものはないが、謎の発見者が「バナナフィッシュにうってつけの日」に埋め込まれた叙述トリックを看破した文学探偵(新潮選書『謎ときサリンジャー―「自殺」したのは誰なのか―』を参照)で、アメリカ探偵作家クラブ賞の評論・評伝部門で初の日本人最終候補になったこともある竹内康浩氏なら話は別である。 百八十年越しの真相が語られるのは、推理小説の始祖ポーが死の五年前に発表した「犯人はお前だ」。「喜劇的推理小説の嚆矢」かつ「推理小説のパロディー」と見なされてきた作品だが、従来の評価に飽き足らない著者は前半の四章を費やしてポーの意図を探り、「マトリョーシカ人形のような入れ子構造」を見いだす。ネタバレになるので詳しく触れられないけれど、巻頭に収録された全文訳

              謎ときエドガー・アラン・ポー―知られざる未解決殺人事件―
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