『鬼の花嫁』シリーズが大ヒットを記録しているスターツ出版株式会社が、2024年度中期経営目標を初年度で達成する躍進を見せている。当初の計画では、2024年度12月期までに売上高66億円を目標としていたが、2022年度12月期の実績は売上高70億円を達成。2月13日には、修正計画として2024年12月期までに売上高80億円を目指すことを発表した。(参考:スターツ出版/中期経営計画の修正に関するお知らせ) 好調を支えたのは、書籍コンテンツ事業。同社には小学生向けレーベル「野いちごジュニア文庫」から大人男性向けレーベル「グラストNOVELS」まで、読者ターゲットを細分化したさまざまなレーベルがあり、社長の菊地修一氏は「1つのレーベルが大当たりしたということではなく、すべてのレーベルが着実に成長を遂げています。また、新型コロナウイルスが拡大する中、3つのレーベルを立ち上げることにチャレンジし、いず