1980年代に放送された『ナイトライダー』は、主人公マイケル・ナイトの乗るドリームカー「ナイト2000」の革新的なデザインと壮大なカーチェイスで人気を博した。主人公とナイト2000に搭載された電子頭脳「K.I.T.T.」のコンビは世界中の視聴者をテレビの前に釘付けにし、いまなお語り草となっている。 GM社のポンティアック・ファイヤーバード・トランザムをベースにしてつくられた「ナイト2000」は、1980年代当時としては革新的なメカニックと流線型のフォルムでファンを魅了。
付属の腕時計型端末「コムリンク」を操作すると電子頭脳「K.I.T.T.」(Knight Industries Two Thousand: 通称キット)の声が流れ、ダッシュボードやルーフトップライトが点灯する。劇中のテーマ曲や「気をつけてください、マイケル」といったキットのセリフも流れる。 ナイトライダーは1980年代に米国や日本で放送された特撮ドラマ。犯罪者の銃弾に倒れた敏腕刑事のマイケルはナイト財団に命を救われ、財団が密かに開発したナイト2000のドライバーとなって悪に立ち向かう。 劇中のナイト2000は、銃弾を弾くボディを持ち、ターボジェットエンジンで時速500kmで走るドリームカーとして描かれた。電子頭脳のキットは人のように話し、マイケルの相棒として活躍する。ベース車両は米General Motorsの「ポンティアック ファイアバード トランザム」。 関連記事 週刊「『西部警察』マシ
LINEカーナビ片手にナイト2000に乗り込みご満悦の担当編集ムラリン。筆者は別用で取材に行けなかった(泣) 昔は、アメリカのテレビドラマシリーズをテレビ(地上波)でよく放送していた。現在40、50代の人なら、少年のころテレビにかじりついてよく観ていたという方も多いだろう。筆者も今年で齢51歳。今から40年弱前の1980年代に、「特攻野郎Aチーム」とか「ブルーサンダー」とか「エアーウルフ」などといった、乗り物+兵器+個性の強い正義の味方的なドラマにハマっていた。 なかでも一番影響を受けたのが「ナイトライダー」だ。私立探偵機関・ナイト財団に所属する調査員のマイケル・ナイトが、銃弾をも弾き傷すらつかない特殊セラミックに身を包んだドリーム・カー「ナイト2000」を駆って、悪に立ち向かうドラマだ。クルマ好きなら見ていて当然の作品だが、万が一、知らない人はブルーレイコンプリート・ボックスを購入して全
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