27日朝、福島県下郷町で会津鉄道の始発列車が土砂に乗り上げて脱線する事故がありました。乗客と運転手にけがはありませんでしたが線路脇ののり面が崩れていて、運輸安全委員会が原因を調査することにしています。 列車は2両編成で会津若松駅方面に向かっていて、当時、乗客11人と運転手が乗っていましたが、けがはありませんでした。 乗客は職員の誘導で線路上を歩いて近くの道路に避難したということです。 会津鉄道によりますと、線路脇ののり面が幅5メートルほどにわたって崩れ土砂が線路上に流れ込んでいて、運転手は「気が付いてブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。 国土交通省の運輸安全委員会は27日、現場に鉄道事故調査官2人を派遣し、原因を調査することにしています。 この脱線の影響で、会津鉄道は会津田島駅と会津若松駅間の上下線で終日運転を見合わせることにしています。 会津鉄道の大石直社長は