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恐竜の進化の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 鳥類の翼のかたちは祖先である恐竜で進化した ――化石に残る姿勢から前翼膜の進化を解明― | 東京大学 理学部 地球惑星物理学科・地球惑星環境学科/大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻

    プレスリリース 宇野 友里花(地球惑星科学専攻 博士課程1年) 平沢 達矢(地球惑星科学専攻 准教授) 発表のポイント 鳥類と爬虫類について、関節した状態で保存された化石骨格の前肢の関節角度を計測し、鳥類のように翼の前縁に「前翼膜」があると、肘関節の角度が低い範囲に収まって化石化することを明らかにしました。 鳥類の祖先系統である獣脚類恐竜について、関節した状態で保存された化石骨格の肘関節角度を計測すると、飛行生態が進化する以前(マニラプトル類)に、すでに前翼膜が進化していたことが分かりました。 これまで証拠が得られにくかった軟体部の進化過程についての成果であり、白亜紀末に絶滅した恐竜の生態や、鳥類の体の構造の成立過程についての理解に寄与することが期待されます。 概要 東京大学大学院理学系研究科の宇野友里花大学院生と平沢達矢准教授は、世界各地の地層から産出した化石骨格の姿勢の比較解析を行い、

      鳥類の翼のかたちは祖先である恐竜で進化した ――化石に残る姿勢から前翼膜の進化を解明― | 東京大学 理学部 地球惑星物理学科・地球惑星環境学科/大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻
    • 恐竜→鳥 進化時 足の筋肉発達 楽に二足歩行 過程を解明  :日刊県民福井Web

      恐竜は鳥に進化する過程で足先の筋肉を発達させ、楽に二足歩行できるようになった−。県立大恐竜学研究所の服部創紀(そうき)助教(32)らの研究グループが、恐竜の近縁であるワニなど爬虫(はちゅう)類の足先と、恐竜の子孫の鳥類の足先の筋肉を調べ、明らかにした。 (籔下千晶) 研究対象としたのは、足の甲やかかとを含む「足(そく)」の部分。服部助教は、鳥類のニワトリや爬虫類のカメ、ワニ、イグアナなどの足を解剖し、筋肉の形態や骨に見られる筋肉の付着痕を調査した。その結果、爬虫類が持つ二十九の筋肉のうち、十五の筋肉は鳥類にもあることが分かった。残り十四の筋肉は鳥類に進化する過程でなくなったり、周りの筋肉とくっついたりしたことを突き止めた。服部助教は「恐竜が鳥類になるまでの時代に、足は劇的に変化した」と話す。

        恐竜→鳥 進化時 足の筋肉発達 楽に二足歩行 過程を解明  :日刊県民福井Web
      • 鳥類はどのように恐竜から進化したのか?

        空を自由に飛ぶための翼を持った鳥類は、およそ6600万年前まで繁栄していた恐竜の子孫といわれています。巨大な恐竜は小型で空を飛べる鳥にどのように進化していったのか、科学系ニュースサイトのQuanta Magazineが解説しています。 How Birds Evolved From Dinosaurs | Quanta Magazine https://www.quantamagazine.org/how-birds-evolved-from-dinosaurs-20150602 現代の鳥類は、獣脚類として知られる2本足の恐竜から進化したといわれています。獣脚類の中には、代表的な肉食恐竜として知られるティラノサウルス類や小型のヴェロキラプトル類が含まれます。鳥類の最も近縁となる獣脚類は一般に体重は100ポンド(約45kg)~500ポンド(約226kg)と現代の主な鳥類に比べて巨大で、大きな鼻

          鳥類はどのように恐竜から進化したのか?
        • 雨が降れば、恐竜が大きくなる? – 恐竜の進化の引き金に影響したモンスーン

          三畳紀は、恐竜や広義の哺乳類(哺乳形類)、魚竜や首長竜、カメ、トカゲなどが出現し、繁栄し始めた時代です。ただし、化石記録をみるとワニの系統(クルロタルシ類)が陸上生態系の主要な地位を占め、恐竜が多様化し、世界中に生息域を広げるまで数1000万年もかかったと見積もられています。恐竜は、三畳紀の下積み時代に、どのように繁栄の準備を進めていったのでしょうか? 三畳紀の生態系。ティラノサウルスに似たワニの系統が繁栄し、哺乳類の祖先(左上)はおろか、恐竜(左下)も小さな存在だったと考えられている。イラスト制作:恐竜くん (c) 2018 Masashi Tanaka ニューヨークから発掘された恐竜の初期進化過程 恐竜が繁栄し始めた時代の地層は、現在の北米東海岸、ニューヨーク周辺ニューアーク盆地に分布しています。発掘現場と言えば、人里離れた荒野や砂漠のイメージですが、大都会マンハッタンの対岸にも化石は

            雨が降れば、恐竜が大きくなる? – 恐竜の進化の引き金に影響したモンスーン
          • 人類滅亡5000万年後、2億年後、そして恐竜が進化し続けた世界。 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

            この間Twitterで『アフターマン』のことを呟いていた方がいて、「うおお~~懐かしい!」と盛り上がってしまい、関連書籍と併せて古本を逆上気味に購入してしまった。 アフターマン――人類滅亡後の地球を支配する動物世界 作者: ドゥーガル・ディクソン 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2019/06/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 『アフターマン――人類滅亡後の地球を支配する動物世界』は「人類が滅亡し5000万年が経った世界で動物たちはどのように進化しているのか」を考察した科学ドキュメンタリー本である。進化とは何かとか5000万年後の動物たちがなぜこのように進化すると仮定できるかとか、結構な分量の説明文も付くが、やはり注目すべきは科学的考察と想像力と(あとはハッタリ?)で作り上げられた「5000万年後の生物」の多数のグラフィックだろう。 これが、いくら

              人類滅亡5000万年後、2億年後、そして恐竜が進化し続けた世界。 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
            • 200万年続いた「雨の時代」が恐竜の進化の引き金になったかもしれない

              By AzDude 現代の約2億5000万年前から約5000万年続いた三畳紀の時代には、「200万年に渡る雨の時代」が存在したと考えられています。そんな雨の時代に「多数の恐竜が登場した」という説が存在します。 Did a million years of rain jump-start dinosaur evolution? https://www.nature.com/articles/d41586-019-03699-7 Natureによると、近年発掘された化石から、三畳紀の後期の2億3700万年から2億2700万年前を指す時代区分「カーニアン階」には、「恐竜の進化」が生じたとのこと。当時、地球の陸地は「パンゲア」と呼ばれるひと繋ぎの大陸で、哺乳類はもちろん鳥類なども生まれておらず、地上に生息していた動物は主に爬虫類。恐竜は、小型かつ二足歩行の種がごく少数しかいませんでした。 しかし、

                200万年続いた「雨の時代」が恐竜の進化の引き金になったかもしれない
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