京阪神地区の新快速用や名古屋地区の快速用として登場し、「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」にも改造されている117系電車ですが、かつては新快速用の117系が品川駅に姿を見せたことがありました。 試運転で横須賀線を走行 117系電車は、国鉄が1979(昭和54)年から1986(昭和61)年にかけて東海道・山陽本線の京阪神地区を走る「新快速」用と名古屋地区の快速「東海ライナー」用に投入した車両です。 1980(昭和55)年までに「新快速」用0番台6両編成21本(126両)が、1982(昭和57)年には名古屋地区の快速用0番台6両編成9本(54両)が登場しました。1986年には「新快速」増発のために100番台6両編成3本(18両)を増備。名古屋地区では編成を6両から4両にして快速を増発するため、先頭車のクハ117形100番台とクハ116形200番台の各9両(18両)を同年に投