22日午前10時5分頃、埼玉県越谷市蒲生東町の民家で、税金の徴収に訪れた市役所の男性職員(61)が白骨化した男性の遺体を見つけ、越谷署に届け出た。 同署が調べたところ、部屋に持ち込まれた最後の郵便物は2008年6月のものだった。同署は、遺体はこの家に一人で住む男性(64)で、この時期に死亡した可能性が高いとみている。 発表によると、遺体は半袖シャツに長ズボン姿で、台所であおむけで倒れていた。近くには靴下も落ちていた。目立った外傷はなく家を荒らされた形跡もないことから事件性はないとみられる。家は施錠され、男性職員は雨戸を外して中に入ったという。水道は04年10月に止められ、男性はろうそくを使って生活していたとみられる。