神奈川県大磯町立中学校の給食から異物が相次いで見つかり、大量に食べ残されていた問題で、町議会の全員協議会が19日に開かれ、町議からは「危機意識が足りない」などと町教育委員会への批判が噴出した。 町教委は、できあがったすべての給食を業者に撮影させるなどの再発防止策を講じることを明らかにした。 協議会の冒頭、町側は食べ残しの一因とみられている給食への異物混入の経緯を報告。大磯、国府両中学校で給食が導入された昨年1月から今年7月までの間に計95件を確認したという。見つかったのは「髪の毛」の39件が最多で、「繊維」(14件)、「虫」(10件)、「ビニール片」(4件)、「プラスチック片」(同)などもあった。 町によると、このうち15件は製造工場内で混入したことが判明したものの、大半は原因が特定できていないという。一部は食材の焦げなどで、異物ではなかったことも説明された。 これに対し、出席した町議から
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