「Windowsを終了するためにはスタートボタンを押さなければならない、終了なのにスタートとはこれいかに?」と同じくらい大きな自己矛盾、すなわち終了するためだけに存在している究極、そして最後の機械が「シャノンの最終機械(ウルティメイトマシン)」です。 この機械を作ったクロード・シャノンはアメリカの電気工学者にして数学者であり、情報理論の父と呼ばれ、情報・通信・暗号・データ圧縮・符号化などの情報社会に必須の分野の先駆的研究を行い、今日のコンピュータ技術の基礎を作り上げた人物で、あらゆる情報は「0」と「1」にコード化することができ、それによってアナログをデジタルに変えることができるはずで、コンピューターはただ計算するだけのものではなく、もっと違うことができるのだということを示した偉大な人物です。 そして、今のパソコンやネットの基礎を築いた一人であるクロード・シャノンによって考案されたのが、以下