イスラエルとパレスチナの暴力の応酬が激化する中、バイデン米大統領は15日、イスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長とそれぞれ電話で協議した。アッバス氏との電話協議は大統領就任後初めて。 【空爆で崩壊するAP通信入居ビル】 ホワイトハウスによると、バイデン氏はアッバス氏に対し「2国家共存」を支持する考えを伝えた。一方、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるロケット弾発射については停止する必要があるとの認識を強調した。 一方、ネタニヤフ氏との電話協議は10日の戦闘開始以降で2回目。イスラエルの自衛権への支持を改めて伝達する一方、戦闘で子供を含む民間人が犠牲になっている状況を指摘した。 停戦に向けた各国の仲介も続く。ガザ地区と接するエジプトは、ガザの負傷者をエジプト側に搬送し、治療するための一時停戦を提案。だが15日現在、合意に至っていないという。 ロイター通信によると、
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