はじめに グルテンフリーダイエット、グルテン不耐性、セリアック病、リーキーガット症候群など、近年小麦粉にまつわる印象の悪い情報が一気に増えてきている気がします。 今まで数年間は、自分がパン職人といういわばグルテンが商売道具と言っても良い人間であったために、パン業界の行く末に不安を灯す情報から目を背けてきていました。 しかし、いざ自分が小麦を避けなければならない当事者になりかけて、 「もう目を背けてられないな…」 と腹をくくってグルテンにまつわる健康・医学情報を調べていくうちに、世の中におけるグルテンに対する知識・理解がまるで無く、中には(真偽はわからないが)医者を自称しているインフルエンサーが発信する情報ですらあり得ない誤解が含まれていたりしている現実を目の当たりにしました。 それは、いわゆる”グルテン賛成派”と”グルテン反対派”のような、二極化した意見・主張のどちらにも嘘や誤解にまみれて

