くるふわの毛並みがキュートな新しい品種 天然の巻き毛を持つ猫の品種はいくつかあるが、その中でも話題となっていたのは、巻きひげと強いカールの毛並みが特徴のセルカークレックスという品種だ。 巻き毛をもったミス・デペストとブリーダーの出会い セルカークレックスは、2012年にオーストリアのウィーンの獣医学校の専門家に認められた新しい種類の猫だが、その品種が生まれたきっかけは動物シェルターで生まれた1匹の猫だった。 ミス・デペストの猫生は1987年、アメリカのモンタナ州のシェルターで始まった。彼女はある保護猫から生まれた5匹の猫のうちの1匹だったが、唯一羊のようにきついカールの毛を持っていた。この特別な巻き毛に目を留めて引き取ったのが、ペルシャ猫のブリーダーのジェリ・ニューマンだった。 ミス・デペストの遺伝子を受け継ぐ子孫たち 引き取られた巻き毛の子猫は、1980年代に現地で放送されていたTV番組