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2021年9月27日のブックマーク (2件)

  • <大波小波> 生き延びた鬼才:中日新聞Web

    「夭折(ようせつ)は不可能になりました。十九才で作った完璧を九十才まで持ち堪(こた)えなければならないわけです」 須永朝彦(あさひこ)から第一歌集『東方花傳』を贈られた種村季弘(すえひろ)は、礼状に書いた。さらに「塵芥(じんかい)処理場に生きながらにして葬られる人工花の絶対の不毛を見届けたい」と続けた。絢爛(けんらん)華美にして超絶技巧を凝らした短歌。しかし遊戯の裏側は全く虚無であるという歌人を、的確に捉えた評言である。

    <大波小波> 生き延びた鬼才:中日新聞Web
    seek4158
    seek4158 2021/09/27
    須永朝彦
  • 読者に発表の場 季刊誌『抒情文芸』が45周年180号 | 毎日新聞

    小説から詩、短歌、俳句にわたる季刊投稿雑誌『抒情(じょじょう)文芸』(抒情文芸刊行会)が、このほど創刊45周年記念号となる180号(2021年秋号)に到達、発刊された。同誌は1976年、広く読者に作品発表の場を提供するという趣旨で創刊された。毎号、作家らの寄稿、評論家やエッセイストを含む幅広い書き手に聞く「前線インタビュー」も掲載してきた。 主宰者の川瀬理香子さんによると、詩人の井坂洋子、小池昌代、高貝弘也、歌人の井辻朱美、黒岩剛仁の各氏ら多くの人々が同誌への投稿を経て活躍している。従来、35周年、40周年といった節目ごとに記念会を開催していたが、今回はコロナ禍のため見送られた。

    読者に発表の場 季刊誌『抒情文芸』が45周年180号 | 毎日新聞